昔カッコいい飛行機野郎が、歳を取ってジジイになったから?【ヒコ爺】
 
2023/06/27 10:31:00|飛行機関係
シーハンターの製作 その13【最終版】

 文字入れが終わり、クリヤーを塗って完成ですね。
クリヤーを塗る前に軽く見切りの段取りをして塗面を少しでも平滑にしておきます。

 クリヤーを塗り終わって硬化したら鏡面仕上げに掛かります。
最初は#1200のバフレックスで塗膜のゆず肌とブツを取るために丁寧に磨き上げます。
次に#2000バフレックスで更に磨いてスリキズを落とします。
更に#3000のバフレックスで磨き上げると鈍い艶が出だします。注意する事は角が擦れ過ぎてクリヤーが剥げない様にします。
 ここで磨きが不十分だと艶ボケが出るので丁寧に磨き上げる事が大事ですね。
そして、コンパウンド掛けの工程です。
私は車用のホルツを使ってます。
ここも三段階で磨きます。
最初は細目(7ミクロン)で全体をバフ掛けします。
これで普通の艶が充分出ますね。
次に極細(1ミクロン)で更にバフ掛けします。
見比べると艶もより出て来ます。
 最後に超極細(0.2ミクロン)をスポンジバフで掛けます。
綺麗に磨き上げるとスッキリと光る艶が出ますね。

 面倒で神経を使いますが、工程毎に艶出し成果が現れるので自身の励みにしながら頑張ってます。

フロートも底板の補強次第で重量も左右されますが、片側213gで出来ました。

 以下全体像のスナップを掲載します。







2023/06/24 20:19:02|その他
シーハンターの製作 その12

 水平尾翼は取り付けてしまうと作業工程で非常に邪魔になるので最後まで仮付けで進めていますね。
水平尾翼を仮付けするとこんな感じです。






 次に色付けが終わったら白塗りの仕上げです。
再び白部分を残して全体をマスキングして白色の仕上げ塗りをします。

面倒ですが、白を後から塗る事に依り、先に色付けした色との段差を少なくする事が出来ますね。





 白が硬化したら文字入れです。
マスキングは剥がさず文字をカットしたシートを貼り付けて空いたところを追加でマスキングして文字入れします。



 ラダー付近が殺風景だったのでテトラのロゴマークを入れて見ました。







2023/06/20 21:31:00|飛行機関係
シーハンターの製作 その11

赤色が塗り終わったら、次に紺色用のマスキングをして色付けです。

 主翼と水平尾翼は二色なので楽ですね。
ピンストライプが結構厄介でしたが…。(^_^;)





 主翼の表と裏はこんな感じになりました。




 











 胴体は黄色とサーモンピンクを追加して、キャノピーはメタリックブルーに縁取りで濃紺を吹き付けて周りをボカしてます。







2023/06/18 20:29:00|飛行機関係
シーハンターの製作 その10

 ウレタン白塗りした後は#600程度で足付け兼ねて軽くサンディングしておきます。
 白を吹くと塗面の粗が良く分かるので気に入らない所はピンポイント 修正します。

 予め作っておいた型紙に合わせて見切り線をケガキます。

私は白で残る部分を先にマスキングしておきます。
その後塗りたいカラーを残してマスキングしてから色付けしていきます。

 この機体はオーナーの要望でパッケージカラーを踏襲します。
まず、メインカラーの赤色からスタートです。

 主翼、胴体、水平尾翼、フロートの赤の部分を塗り込みます。







2023/06/14 19:27:00|飛行機関係
シーハンターの製作 その9

 絹貼り後、シーラーを二回程塗りとサンディングを繰り返して絹の目を定着させます。
 ここでキャノピーを取り付けますが、オーナーの好みで塗りつぶし塗装にするので接着面をパテで埋めてフラットにします。



 シーラー工程が終わったら、今度はサフェーサーを塗っていきます。
この工程も塗りとサンディングを二回程繰り返します。
 この状態はサフェーサーを塗った状態ですが、サンディン後はシーラーをサンディングした時と同じ位まで削り落とします。

シーラー塗りとサンディング、サフェーサーの塗りとサンディングの繰り返しが続いて粉塵との闘いで一番イヤな工程です。
 部屋の中では汚れて出来きず、外でのサンディングは天気に左右されますね。(^_^;)
 最終のサフェーサーのサンディングは#240、#360、#400番のペーパーで塗面の仕上がり状態を見ながら削り込んでいきます。

 サフェーサーをツルツルに研いだら、塗るカラーの色味が映える様に白のウレタンを薄く吹いて下地の完成です。