金子修一 平塚市議会議員

 
2018/01/04 8:00:00|議会
平塚市議会 12月定例会の質問と答弁@
明けましておめでとうございます。(平塚八幡宮初詣風景)

 平塚市議会12月定例会の質問を12月8日に実施しました。
 
 議会質問の行政側の答弁内容が議会事務局より配布されたので数回

にわたりこれから掲載します。

 
 
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標 題 1.平塚市の待機児童について

(1)現状及び対策

 
 
【金子議員】

○これら待機児童はどのようになっているのか。またそれに対する対

策は。

 
 
(健康・こども部長)

 保育所の待機児童については、年度途中での保護者の就労、復職及

び転入などにより、年度末に向かって増加する傾向にある。本年11

月1日現在の待機児童数は178人となっており、特に0歳から2歳

の低年齢児が全体の約9割を占めている。

 これまでの対策については、既存保育所施設の再整備や幼稚園の認

定こども園化に合わせた定員増に加え、保育士を確保するための方策

として、保育士が復職する際の子どもの優先入所、市外から転入し市

内民間園に就職する保育士への貸付金制度、民間園と連携しての保育

士養成校への働きかけなどを実施してきた。今後とも待機児童数の多

い地域を中心とする施設整備や保育士確保策の充実に向けて取り組ん

でいく。

 
 
標 題 1.平塚市の待機児童について

(2)認定こども園の現状

 
 
【金子議員】

○認定こども園の申請にあたり、幼稚園よりどのような相談を受けて

いるのか。また、認定こども園に幼稚園側が変更しづらいという問題

をどう理解しているのか。

 
 
(健康・こども部長)

 これまでに、市内の私立幼稚園のうち、2園が幼保連携型の認定こ

ども園へ、3園が幼稚園型の認定こども園へ移行した。幼稚園からの

相談や移行への課題としては、行政との利用調整など各種事務の変更

や負担増への不安、開園時間の延長や夏休みなど長期休業中の保育へ

の対応、そして保育教諭の確保などが主なものとなる。引き続き先行

事例や公立の港こども園での運営ノウハウなどの情報提供を行いなが

ら、個別の相談へ対応するとともに認定こども園への移行に際して

は、積極的に支援を行っていく。

 
 
*** 再質問 ***
 
 
【金子議員】

 なぜ認定こども園が進まないか。この質問に当たり幼稚園側から何

園も相談を受けていた。今部長が答弁したことに集約されるのであろ

うが、行政側が理解はしているができないような状況になっているの

ではないかと判断し、この質問をした。端的に言うと、幼稚園から認

定こども園になったときに、時間的、朝早くから夜遅くまで、幼稚園

は朝から夕方まで決まっている中で時間が延びる。保育士の確保と同

時に保育園児、子供たちを見るに当たり何人か保育士を確保しなけれ

ばならないという部分が非常にネックになってくるということだと思

う。そうすると認定こども園になったときに、保育園児を規定人数だ

け受け入れてもらえるのか。それが保育士を確保しても園児を受け入

れられなかったら費用が加算してしまう。その整合性である。また幼

稚園は夏休みがあるが保育士は夏休みがないという部分が出てくるの

で、これは構造的な問題ではないかと思う。では保育士にメリット、

何かインセンティブを与えればいいのかというとそうでもない。その

辺をどう解決していくかであると思う。保育課長に相談したら、各園

でいろいろな問題があると思うので積極的に対応している、これは事

実である。しかし、そこの問題をどう解決していくかであると思う

が、行政側でいいアイデアかあるか。

 
 
(健康・こども部長)

 幼稚園もこれまでの事業という形であるので、認定こども園になる

と長時間になるとか夏休みの問題もあるので、先行事例もある、認定

こども園化されている園もあるので、そちらの状況や、ここで立ち上

げた港こども園の状況を情報提供しながら、それぞれの園の都合もあ

るので、その園の事情も聞きながら相談に乗っていきたいと考えてい

る。

 
 
【金子議員

 構造的な問題であるので、難しいと思う。各園は経営であるから、

経営者の判断になるということになるが、時間的な問題、保育園児の

確保の問題、保育士の確保の問題、これが総合的にリンクしているの

で、どう解決していくかというのは非常に難しいというのはわかる。

しかしもう少しその辺を綿密に幼稚園側と詰めていかないと、これは

もう流されて行って、締め切り間際になってどうするのかという判断

になってしまうと思う。最終的には幼稚園側の判断になるが、平塚市

としてはこれを積極的に進めるのか。

 
 
(健康・こども部長)
 
 本市の幼稚園協会と話をしており、特に会長には直接話を伺いに

行った。各園の事情があるということで、幼稚園としてしっかり存続

したいという園もあれば、どうしようかと考えている園もあると聞い

ている。本市としてはやはり認定こども園化してもらうことで、保育

需要にこたえてほしいと考えているので、各園と相談しながらしっか

りと推進していきたい。

 
 
標 題 1.平塚市の待機児童について

(3)認可外保育所の活用

 
 
【金子議員】
 
○認可外保育所は消防法等を除き設置できる。ここを利用する児童は

多いと聞いている。

 本市はこれらをどう把握しているのか。市内に何か所あり、預り児

童は何人か。

 
 
(健康・こども部長)

 認可外保育施設の設置者は、施設の設置時と設置主体の変更時の届

出の他に、年2回、開所時間、定員、職員の配置状況などの運営状況

について報告が義務付けられており、報告書類は本市を経由して県へ

提出される。

 また、県が毎年実施する認可外保育施設への立入調査に本市の職員

も同行することにより、実際の保育や施設の状況を把握している。現

在の施設数と児童数については、県に届け出のある認可外保育施設は

7か所、預かり児童数は定員で合計70名程度と把握しており、それ

ぞれの家庭の状況に応じた利用がされているものと認識している。

 
 
*** 再質問 ***
 
 
【金子議員】

 認可外保育所が本市では7か所あって、70人ということある。私

も崇善地区にいるので、保育所に夜になると預けている人を見るので

結構あるのかと思っていたが、児童数が70人というのは意外である

と思った。その中で認可外保育所がどちらかというと深夜保育が多

い。その部分をきちんとした形で見守っていかなければいけないと思

う。消防法だけで、法律的に認可保育園と違い開設がそれなりにでき

るということである。子供たち70人ということであるから、70人

に対し父母がいる。この集まっている人たちに財政的に負担する必要

があるのではないかと思うがどう考えているか。

 
 
(健康・こども部長)

 児童数合計70人ということであるが、これはあくまで定員であっ

て、この70人が毎日認可外保育施設に行っているかというと、そう

でない人もおり、毎日でなく時々という人が多くいると聞いている。

多くの人は認可保育所への入所を希望しており、今の待機児童の多く

の人も認可保育所を希望しているので、まずは認可保育所の待機児童

対策を優先すべきものと考えている。認可外保育施設への助成という

のは将来的な課題であるととらえている。

 
 
【金子議員】

 認可外保育所の助成という部分でなく、子供たちに対する助成をど

う考えているのか質問している。認可外保育所の助成は将来的である

が、子供たちにとっては認可外保育所でも認可保育所でも一緒であ

る。認可保育所の場合は相当助成金が出ている。認可外はゼロでは不

公平でないかという意味で、少しは認可外保育所の子供に対する助成

も必要であるということで質問している。

 
 
(健康・こども部長)

 現在国では幼児教育、保育の無償化という政策が報道されているの

で、細かい内容は決まっていないが、3歳以上の無償化の中に、認可

外の施設も入っていくのではないかという報道もあるので、今後は国

の動向をしっかり注視して対応したい。

 
 
標 題 1.平塚市の待機児童について

(4)小規模保育所の導入

 
 
【金子議員】

○家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業は保育所の小

規模な形態である。

 現在、本市ではこれらをどのように活用しているのか。

 
 
(健康・こども部長)

 「子ども子育て支援新制度」において、保育所より少人数単位で、0

歳から2歳見を保育する地域型保育として、家庭的保育、小規模保

育、事業所内保育及び居宅訪問型保育が位置づけられている。現在、

市内で開設している地域型保育施設は、全て認可外の施設となってい

る。本市としては、待機児童の大半が0歳から2歳の低年齢児である

ことから、保育の受け皿の確保策として、小規模保育事業や事業所内

保育の中でも一定の地域枠を設けることができる企業主導型保育事業

の活用について検討を進めていきたいと考えている。

 
 
*** 再質問 ***
 
 
【金子議員】

 小規模保育所は、本市は活発に活動してこなかったと思う。先ほど

事業所内のことは聞いたが、家庭的保育所、小規模保育事業に関して

本市は導入していないはずである。これを導入してはいいのではない

かと思う。これを活用すれば少しずつでも0歳から2歳児、3歳児、

今本当に困っている子供たちが待機児童の90%いるというがこれを

なぜ活用できないのか。

 
 
(健康・こども部長)

 これまでは、こども子育て支援計画のアンケートなどもあり、その

ときに認可保育所に入りたいという希望者が多く、小規模的なものへ

の希望が少なかったことがあり、認可保育所の整備を優先して進めて

きた。0歳から2歳児の待機が多いということで、保育の受け皿とし

ては、小規模保育事業であるとか、事業所内保育事業、特に企業主導

型保育事業について、しっかり検討していきたい。

 
 
【金子議員】

 家庭的保育事業をなぜ私が知ったかというと、非常に簡単である。

平塚出身の人が、南足柄市に移り、そこで家庭的保育事業のお願いを

したら、南足柄市がこれを取り入れて、現在定員5入までOKだった

か、やるようになって非常に喜ばれるということである。その人と話

をしたら、平塚市でもやればいいのに、私の友達でもやりたい人がい

ると。私ももしやるのであれば、そういう人に声をかけて教えると

言っている。何も大きな施設を作ってお金を出してやるだけでなく、

家庭でできるような保育施設は十分考えられる。熱心にそういうとこ

ろに預けたいという人も多く、入れてほしい人が多く、困っていると

いうような話になっている。なぜこういうのが取り入れられないの

か。

 
 
(健康・こども部長)

 ニーズが少なかったという点から、積極的に推進してこなかった。

0歳から2歳の低年齢児の受け皿として現在検討しているのが小規模

保育事業であるとか、企業主導型保育事業である。まずはそちらを検

討しつつ、家庭的保育についてはニーズ等も検討しながら、今後の課

題であると考えている。

 
 
【金子議員】

 小規模保育や事業所保育を検討するのはいい。検討するのであれ

ば、家庭的保育も検討したらどうか。どちらかというと、家庭的保育

のほうが、検討しやすいのではないか。募集して。本市はやってみる

という積極性が重要ではないか。いつも四角四面な机上の判断だけで

やっているが、一歩踏み出して、検討するのであれば小規模保育所事

業という観点から、家庭的保育も取り上げて検討して、検討したが応

募者はいなかったということてあれば仕方ないが、はなからそこを縦

割りみたいに切ってしまうのはいかがなものかと思うがもう一度伺

う。

 
 
(健康・こども部長)

 やはり優先的に検討していきたいというのは小規模保育事業や企業

主導型保育事業であるが、今後の課題ということで家庭的保育につい

ても検討を加えたい。







2017/12/12 8:00:00|議会
平塚市議会12月定例会議会質問
新装なった平塚市役所ロビー付近
 
 平塚市議会12月定例会で義貸す質問(12月8日)しました。質問内

容を掲載します。


 
1 平塚市の待機児童について

以下、質問します。


 
(1)現状及び対策

 これら待機児童はどのようになっているのか。またそれに対する対策

は。


 
(2)認定こども園の現状

 認定こども園の申請にあたり、幼稚園よりどのような相談を受けている

のか。また、認定こども園に幼稚園側が変更しづらいという問題をどう理

解しているのか。


 
(3)認可外保育所の活用

 認可外保育所は消防法等を除き設置できる。ここを利用する児童は多い

と聞いている。本市はこれらをどう把握しているのか。市内に何か所あ

り、預り児童は何人か。


 
(4)小規模保育所の導入

 家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業は保育所の小規模

な形態である。現在、本市ではこれらをどのように活用しているのか。


 
2 家庭ごみ戸別収集の進捗状況

 家庭ごみ戸別収集は市街地の自治会は大いに期待している。過去、本市

議会での質問の中でも、答弁では前向きに検討していくということでし

た。しかし、戸別収集は進めますという市の姿勢は見えるものの、どのよ

うなスケジュール、手順で進めるのか見えていない。藤沢市等近隣自治体

では実行されている。どのようなスケジュールで実行するのか質問する。

テストケースとして、一部自治会に早期導入してみることを改めて提案す

る。


 
3 崇善公民館等複合施設の入札について

 この入札は平成29年10月25日に実行された。落札者は大和リース

株式会社で税抜き金額は3億7千万円で、落札率は予定価格の9 9.15%、

また入札者は1社だけである。この入札に関し、市はどのように評価する

か。







2017/10/09 13:01:16|議会
平塚市議会 9月定例会の質問と答弁B
              七夕祭に、リトアニアよりよんだプロのダンサー。もちろん滞在費、
              ゆかたは平塚市の税金です。



標 題

2 住みよいまちづくり

(1)住宅地市道の劣化対策

【金子議員】

 市内住宅地の市道は、最近表面の舗装がはがれ、見た目にも悪化し

ているのが多数見られる。また、市道のラインは消えた状態になって

いる場所が多い。これらはどのように対策するのか。


 
(土木部長)

 本市では、現在約3900路線、700キロメートルに及ぶ生活道

路を管理している。これらの路線の中には、建設時からの時間の経過

や道路の利用状況などから、舗装の劣化が進行した箇所もあり、職員

による道路パトロールや市民の方々からの通報を基に、損傷の規模や

状況を確認している。状況に応じ、直営作業員による補修や部分的な

修繕工事などで対応している。また、道路ラインについては、警察が

設置する横断歩道や停止線などの交通規制に関するものと道路管理者

が設置する路側線や交差点マークなどがあり、道路パトロールや地元

自治会などからの要望を受け、警察と連携を図り、消えかかった道路

ラインの復旧を行っている。今後も、今までに蓄積した維持補修の対

応履歴を踏まえ、道路パトロールなどを強化するとともに、地元住民

のニーズを考慮し、迅速な対応に努めていく。

 

標 題

2 住みよいまちづくり

(2)下水管老朽化対策


 
【金子議員】

 市内下水道の普及率は97.4%である。しかし市内に最初下水管

を埋設してから53年が経っている。市内下水管の総延長数とそれに

対する老朽化対策はどのように考えているのか。


 
(土木部長)

 本市の下水道事業は、昭和39年から平塚駅周辺の整備に着手し、

現在の管路延長としては、合流管、汚水管、雨水管の合計で約

1200キロメートルに及んでいる。老朽化対策についてであるが、

陶管など、劣化が進行している合流区域内の管路施設やポンプ場につ

いては、テレビカメラなどによる調査に基づき、緊急性の高い箇所か

ら改築や更新を行っているところである。今後、建設後50年を経過

する施設が急増する中、これらの老朽化対策を含め、全下水道施設を

対象とした、「ストックマネジメント計画」を策定する予定である。

どの程度の対策が、いつ頃必要となるのかを想定し、コストの縮減や

事業量の平準化を図ることにより、持続可能な下水道機能の確保と健

全な経営に努めていく。

 

 
標 題

2 住みよいまちづくり

(3)公衆トイレの設置


 
【金子議員】

 サッカー、ベルマーレの試合当日の出来事。市外からのサッカー応

援者から公衆トイレの場所を尋ねられた。よく考えてみると、駅から

総合公園に行くまでトイレがない。平塚八幡宮横のトイレはなくな

り、北口駅前地下道のトイレも8月に閉鎖した。駅から総合公園への

間にトイレ設置を考えたらどうか。


 
(環境部長)

 総合公園には複数のトイレが設置されており、駅までの経路には、

サッカー観戦者の通行ルートである県道大島明石線沿いの浅間緑地内

トイレや、夜間も利用可能な公共施設のトイレもあることから、新規

のトイレ設置は考えていない。


 

標 題

3 火災対策

(1)住宅密集地


 
【金子議員】

 市内に住宅密集地と位置付けられている場所は何か所あるのか。こ

の地区は道路は狭く、消防車も入れない。この場所での火災対策はど

う考えているのか。


 
○市内に住宅密集地と位置付けられている場所は何か所か

(消防長)

 消防本部では、「住宅密集地等消火体制強化事業」の中で、住宅が

密集し、さらに道路が狭く消防車両が火災現場に近づくことが困難な

地域を消火困難区域と位置付けており、市内に12箇所ある。


 
○住宅密集地での火災対策はどう考えているか

(消防長)

 住宅密集地で火災が発生すると、住宅間の間隔が狭いことから、火

炎や火の粉の飛散などにより火災が延焼しやすい状況になる。さらに

道路が狭い場合には消防車両の進入の支障となり、消防隊が放水する

までに時間か掛かってしまう。火災の延焼防止には、迅速な初期消火

活動が有効と考えている。消防本部では、道路が狭く住宅が密集して

いる地域に消火用資機材を設置し、市民の方が使用できるよう取り扱

い訓練を行い、初期消火体制の強化を図っている。火災の対策として

は、日頃から市内の地理や水利の調査を行い、警防活動が円滑に実施

できるよう住宅密集地や道路狭あい地区の把握に努めている。火災発

生時には道路、地形及び気象などを考慮した警防活動を実施し、延焼

防止を図っている。


 

*** 再質問 ***

 
【金子議員】

 消防車が入れないから資機材を置くと言っている。資機材を置くと

言ったって使い方も何も分からない、何もできない。消防車が入れな

いからどうするのか。どう考えているのか。


 
(消防長)

 消火用資機材に関しては、付近住民に実施できるよう消防本部、ま

た消防団などを活用して、市民が使用できるように訓練をしていると

ころである。また、消防車両には約20本のホースを積載している。

1本20メートルあり、消防車が火災現場直近に着けれない道路事情

であっても、約400メートル伸ばすことができるので市内であって

は対応可能であると考えている。

 


標 題

3 火災対策

(2)平塚駅西口駅前商店街


 
【金子議員】

 市内紅谷町の一角、紅谷Beロードを中心とした西口駅前商店街

は、夜間の違法駐車があたりまえのようになっている。この場所で火

災が発生した場合、消防車は入ることができない。今までどのような

対策を考えていたのか。


 
(消防長)

 紅谷町などで火災が発生した場合は、はしご車などを含め10台以

上の消防車両が出場するので、進入経路は大変重要となる。Beロー

ド付近での火災通報を受けた際は、要救助者の有無や出火建物の場

所、さらに曜日や時間帯などによる駐車状況を考慮し、進入経路を選

定している。


 

*** 再質問 ***

 
【金子議員】

 駅前のBeロードの駐車違反はどうしようと思っているのか。


 
(消防長)

 Beロード付近での火災についての質問であると思うが、違法駐車

があったときの火災について、消防車両は交通法規の中で特例が設け

られている。平成26年にあった実際のBeロード内の火災において

も、消防車両は隊が中央地下道側から有効に入れると判断して西側か

ら侵入し、Beロードの中央付近、直近に着けている。後続の部隊も

Beロード付近の南北通りの駐車の少ないところを勘案して南北から

侵入して直近の消火栓を使用して警防活動、消火活動を実施して沈下

に至っている。


 
【金子議員】

 一番簡単なのは、警察と協力して消防が夜間駐車の取り締まりを

行ったらどうか、消防から警察に頼むことをしたらどうかということ

を含めて質問したのだがどうか。


 
(交通政策担当部長)

 この地区の違法駐車の取り締まりについては、消防活動への支障や

交通の安全の観点から平塚警察署と連携して予防していきたいと思っ

ている。
 







2017/10/09 11:00:21|議会
平塚市議会 9月定例会の質問と答弁A
              七夕祭に、リトアニアよりよんだプロのダンサー。もちろん滞在費、
              ゆかたは平塚市の税金です。


*** 再質問 ***

【金子議員】

 公費で行く理由としていくつか言っていたが、先方、競技関係者と

のお礼を含めた交流ということだと思う。この質問に当たり資料請求

した時も5点ばかり内容があった。この内容で、公費170万円を

使ってリトアニアに行くのはどうかと思う。もう一つ、実行委員長は

民間人であるが、民間人がひらつかリトアニア交流推進実行委員会か

ら渡航費を出すとあるが、そこまでして行かなければいけないのか。


 
(市長)

 そもそも決して物見遊山で行くわけではないので、総合計画、平成

29年度実施計画にも位置付け、新年度予算についても議会に諮り、

協議、認めてもらった中で、リトアニアとの交流についていくつかの

理由でしっかりとした公務の位置付けで行くのであり、理解をしても

らいたい。実行委員長については、オール平塚で、特にスポーツ関係

を含めて一緒になってリトアニアと交流していこうということであ

る。これは実行委員会の中でも諮って、その代表として選ばれた実行

委員長と一緒にリトアニアに行って、競技団体との交流、情報交換

を、今後のリトアニア事前キャンプに向けての取り組む内容などの確

認を行っていく。これについても実行委員会から支出することに問題

はないと考えている。


 
【金子議員】

 実行委員長がリトアニアに行くことについては、実行委員会の議事

録を読んだら市長の意向で実行委員長が行くようにしたいと書かれて

いる。今の市長の答弁と違うのではないか。


 
(市長)

 リトアニアに行くのであれば、具体の競技種目について、実行委員

長が一緒に行った方が受け入れの条件や状況であるとか、実行委員長

は体育協会の会長であるので事前キャンプについては各スポーツ種類

があり、その内容を熟知している実行委員長と一緒につながりを深め

てくることが、これからの交流について大切ではないかということで

一緒に行ってもらうことにした。


 
【金子議員】

 実行委員会は全額が市から委託料が払い込まれている。市から払い

込まれているということは税金である。実行委員長は民間人だから実

行委員会から派遣、これも税金である。市長も公務で行く、これも税

金である。税金であるから、極力少なく、使わないようにするのが大

事ではないか。考え方はどうか。


 
(市長)

 税金だから使わないようにする。逆の考えで、2020東京オリン

ピック・パラリンピックという大プロジェクト、イベントについて本

市が何をできるのか。これから市民にとってリトアニアの交流で何を

残していけるのか。これから先のことを含めて、税金を効率的に使っ

ていくという意味で旅費として使っていくと考えてもらいたい。


 
【金子議員】

 リトアニアの事前キャンプの誘致に反対している訳ではない。いか

にお金を使わないでリトアニアの誘致をするかを考えてほしい。その

中で余分なお金を使うべきではないというのが主張である。当初予算

で1千万ついているのは仕方ないという意味で賛成している。どんど

ん発展している中で、こういった経費の使い方はおかしいのではない

か。もし市長が行くのであれば自費で行ったらどうかと思うが。


 
(市長)

 私的な立場でリトアニアへ行って交流を図ってくる訳ではない。も

ちろん私的な旅行であれば私費で行かなければいけないが、これから

本市にとってどういった形で事前キャンプ、交流を進めていくかとい

うことで行く。決してふんだんに経費を掛けて行く訳ではなく、最低

限の部分で行く。計画をして、効率的な使い方をする中で公費を使う

と理解してもらいたい。


 
【金子議員】

 リトアニアに市長が行く理由が問題であると思う。読み上げると、

リトアニアオリンピック委員会会長と面談、基本合意の締結について

感謝の意を表する。ひらつかリトアニア交流推進実行委員会を組織し

たことを伝え、万全のサポート体制で迎える準備を進める姿勢を示

す。バスケットボール連盟をはじめとする競技団体の代表と面談し、

塚市が事前キャンプ地として最適であることをトップセールスす

る。アリートウス市、カナウス市を表敬訪問し、交流事業のお礼や今

後の交流に関する協議を行う。パネヴェジース市で開催されるアウク

シュタイティヤ博覧会2017を訪問するとともに今後について意見

交換を行う。このために4人も一緒にリトアニアに行くのかと、そう

いうことを言っている。いかがか。


 
(市長)

 こういう目的のために、交流をこれから進めていく中での打ち合わ

せやこれから先の取り組みについて接点を持っていきたいと思ってい

る。


 
【金子議員】

 もう締結している。いろいろと協議が必要なのであれば、東京のリ

トアニア大使館で話し合いをすればいいのではないか。


 
(市長)

 事前キャンプにおいても、リトアニアのオリンピック委員会はあ

る。しかし、基本、平塚の中で協議を進めていく種目はあるが、オリ

ンピック参加の種目がいくつかあるので、一か所で集中してできるだ

けやりたいと言われているが、それぞれの競技の競技団体によってい

ろいろな条件があるので、競技が平塚に来ることを決めるための話、

考え方を詰めていかなければいけないというのが現状である。そう

いったことも含めて、各競技団体とも話をしてきたいと思っている。


 
【金子議員】

 ひらつかリトアニア交流推進委員会は、事前キャンプ部会、ホスト

タウン部会、サポート部会を設置しといって、事前キャンプで平塚が

受け入れる部分だけであればいい。サポート部会はいい。ボランティ

ア団体に協力してもらわなければいけない。ホストタウン部会という

のはどういうことをやるのか。


 
(企画政策部長)

 今回のリトアニアとのやり取りとの中では、当初ホストタウンとし

ての内閣府の登録を受けることができた。その中では、事前キャンプ

だけをやり取りするのではなく、文化や経済、教育といった交流も深

めることが重要な点てあるとされているため、そういった意味で部会

を設置して、部会員にどういったことで推進していくかを議論しても

らう。また、内閣府の登録を受けたことで除外経費はあるものの対象

経費の一般財源合計額の2分の1が交付税措置されることもある。非

常に重要な部会としてホストタウン部会を位置付けている。


 
【金子議員】

 行政の方は何かやろうとするのだから何か理由はつけると思うが、

その中でリトアニアの事前キャンプの総費用の算出は難しいというこ

とである。職員を課長以下6人も配置して1年間に約5千万円、4年

間で2億円を出すほどこの事業は重要なのか。去年までは企画政策課

に1,2人配置していたが、課まで作って、なぜ課を作ったのかと

思ったら、こんないろんな部会を作って市民と交流とかしなければい

けないとしている。課を作った理由を伺う。


 
(市長)

 課を作った理由は、ホストタウンに指定され、これから東京オリン

ピック・パラリンピックに向けて本市が、市民、子供たちに対して先

を見据えてまちづくりを進めていく上で大切な事業であるという考え

の下に組織化をした。今後の平塚にとって大切な事業であると考えて

いる。先はどの振り返りになるが、市長が行きたいから行く訳ではな

く、向こうの要請もあり、さらに交流の道筋、その先を見据えたつな

がりを求めていくために公務として行く。


 
【金子議員】

 リトアニアのキャンプの誘致は方策としていいと思ったが、人件費

だけで2億円掛かる事業、こういうことまでしていいのか。では、茅

ケ崎市、秦野市、伊勢原市、厚木市、小田原市がやっているのと言っ

たら、他市は手を挙げたのか。


 
(市長)

 ホストタウンとなった経緯は、神奈川県が職員をリトアニアに送っ

ていたというつながりもあったが、その中で県と地域との中でオリン

ピックを盛り上げ、事前キャンプを受け入れるところがないかという

ことで打診があった。その点においては、本市はスポーツ施設など充

実しており、スポーツの環境が整っている、いろいろな団体もある、

受け皿もあるといった魅力、体力もあるということでホストタウンに

申請したところ受けてもらった。どこのまちでもできるような環境で

あったかというとそうではないと思う。本市がそういった環境を持っ

ていたことも大きな魅力であったと思うので、これからの平塚の5、

10年先、事前キャンプ、交流で将来がひらける、魅力があるまちづ

くりを進めていくために手を挙げて、指定をされた訳であり、理解を

してほしい。


 
【金子議員】

 ホストタウンを行って将来的に平塚とリトアニアがどのような関係

になるかよく分からない。将来的にバラ色みたいなことを言ったが、

どのようなことを考えているのか、もう一度詳しく伺う。


 
(企画政策部長)

 現実的には、その先に姉妹都市の交流があるのかといった議論があ

ると思うが、まずは交流をすることによってお互いを理解できる。も

う一つ、リトアニアに施設を評価されたことがある。素晴らしい競技

場、大学、自然環境かおる。これによって、シティプロモーションと

いうか、我々からだけでなく違うチャンネルから発信されることが非

常に大きいことと思っている。将来に向けてこの交流を深めていっ

て、どういった交流ができるか。そして同時並行で平塚の魅力を、オ

リンピック、事前キャンプの受け入れ、ホストタウンの活動を通じて

発信できるということである。


 
【金子議員】

 昔、ワールドカップでナイジェリアを誘致した。誘致の時にパー

ティなどを行って盛り上げた。どうなったのか。部長は当時職員で

あったと思うが、感想を伺う。


 
(企画政策部長)

 日韓ワールドカップの際のナイジェリアの事前キャンプのときは、

短期間で準備が大変であったと当時の担当職員から聞いている。その

中で、ナイジェリアの選手と子供たちとの交流などふれあいの場も

あって、サッカーというワールドスポーツを通じていろいろな交流が

できたと聞いている。その記録の冊子も読んだが、実行委員会が作っ

たものであったと思うが、非常にまとまっていて大きな成果があった

のではないかと思う。


 
【金子議員】

 リトアニア、市長もリトアニアに行って170万円使うが、職員の

人件費をざっと計算しても2億円以上、そのほかにどんどんと予算が

掛かる。その金額を算出するのは難しいという答弁であったが、分か

らない金額を分からないまま放置することはよくないということで聞

いている。一体どこまでお金を掛けて、どこまでやるのか。


 
(企両政策部長)

 事前キャンプの詳細が詰まるのが2020年3月末である。その間

に、スポーツ選手も来て、テストキャンプなども行われる。事前キャ

ンプの合意に向けて具体的な協議がされていく。例えば、費用負担、

使用施設、期間、そういったものの責任といったことが想定されてい

る。職員が行くのはそういった状況を確認しながら、こちらの受け入

れ態勢も考えていかなければいけない。非常に実務的な仕事も事務局

は担っている。ただ、ここで事前キャンプが終わってオリンピックが

終了するまでのいくら掛かるのかという大枠が示せないのは心苦し

いがそういった状況である。


 
【金子議員】

 そういった経費の中で、今年度の予算で賄い費及び歓迎会費に93

万円で3,4回での夕食会を開くというのは多いと思うが、感想を

伺う。


 
(企画政策部長)

 例えばアリートウス市が七夕に来た時、歓迎、お別れのパーティな

ど、極力無駄を排除しながらも、しかし失礼のないように配慮しなが

ら開催しているという理解でいる。


 
【金子議員】

 七夕の時にリトアニアの市長やダンサー10名、ダンサー10名を

なぜ呼んだのか。議員団も千人踊りの時に後ろにいたので、なぜこの

人たちがいるのかと思った。その時平塚、周辺のリトアニアの在住の

人かと思ったが、ダンサーを呼んでその経費まで市が負担するという

のは考えられない。市民感情としてどう思うのか。


 
(企画政策部長)

 アリートウス市の訪問団は、往復の航空運賃、1泊朝食付きの宿泊

代は先方が負担をしている。滞在中の3日間は自由時間として各自市

内で自由に買い物、夕食を楽しんでもらっている。ダンスチームはリ

トアニア国内でも有名なチームで、七夕祭りのパレードのあとに中央

公民会で開かれていた文化の催しにも参加して、素晴らしいダンスを

披露した。2回披露してもらい、1回目を見た人から見た方がいいと

いう声もあった。ダンスを見て相当レベルが高いダンスであるのだろ

うと感じた。文化の交流である。
 







2017/10/09 8:30:00|議会
平塚市議会 9月定例会の質問と答弁@
              七夕祭に、リトアニアよりよんだプロのダンサー。もちろん滞在費、
              ゆかたは平塚市の税金です。

 
 平塚市議会9月定例会の質問を9月6日に実施しました。

 議会質問の行政側の答弁内容が議会事務局より配布されたので数回

にわたりこれから掲載します。

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 

標 題

1 市長はリトアニア共和国に公費で出張するのか

(1)リトアニア共和国事前キャンプに関する総費用

 

【金子議員】

 本市は今年4月から2020年オリンピック・パラリンピックに向

け、企画政策部にオリンピック・パラリンピック推進課を新設し、課

長を含め6名でリトアニアの事前キャンプの受け入れ事業を進め、

「ひらつかリトアニア交流推進実行委員会」を立ち上げている。

以下質問する。

@ この9月議会が始まる8月25日、オリンピック・パラリンピッ

ク推進課より議員に「リトアニア共和国訪問(視察)概要」が配付さ

れた。それによると視察者は市長、実行委員長、職員2名の合計4名

で4泊6日とある。まず市長がリトアニアを訪問する理由。4名のホ

テル代、交通費、食事代、通訳費その他を含めた総費用とその詳細

は。また、この費用はどこから支払われるのか。「ひらつかリトアニ

ア交流推進実行委員会」からも支出するようであるが、その理由。

A 平塚市在住のリトアニア人は何人か。

B 8月18日、この質問に当たり、同推進課に資料説明を求め、そ

の回答を得た。「ひらつかリトアニア交流推進実行委員会」の役割

は、「事前キャンプ部会」「ホストタウン部会」「サポート部会」を

設置し、事前キャンプの受け入れや、市民を対象にした各種交流事業

を展開するとある。その事業内容はどのようなものか。

C 推進課を設置したのは4月であるが、その前年からリトアニア誘

致に使った経費はいくらか。今後、この事業が完了するまでの職員の

ボーナスを含めた人件費、またこの事業に使用する費用総額はいくら

を予定しているのか。

D ひらつかリトアニア交流推進実行委員会について

 平成29年4月25日、この委員会の設立総会が開かれた。委員会

組織図は、会長が市長、名誉会長がリトアニア共和国大使、副会長に

神奈川県副知事、顧問は神奈川県知事、平塚市議会議員26名その他

とある。この設立総会に何名、どのような立場の人が出席したか。

E 実行委員会経費について

 平成29年実行委員会予算5,850,100円のうち、視察受け

入れに係る賄い、及び歓迎会費93万円、委託料225万円とある。

この金額はどのように算出したのか。

F 費用について

 ロゴマーク、うちわ(7000枚)、ステッカー(10000枚)

のそれぞれの作成費はいくらか。リトアニア、アリートウス市訪問団

は同市市長、ダンサー10名を含め、15名が7月平塚に来た。この

訪問団の交通費、滞在費、その他を含めた費用はいくらか。

G 事前キャンプの費用について

 リトアニアの本市での事前キャンプ費用、即ちホテル代、飲食費等

を含めた費用は平塚市が持つのか。その内容は。


 
○市長がリトアニアを訪問する理由と、視察者4名の総費用はいくら

か。また「ひらつかリトアニア交流推進実行委員会」から支出する理

由について

(市長)

 リトアニア共和国への訪問は、駐日リトアニア共和国特命全権大使

やリトアニアオリンピック委員会の役員からかねてより訪問の要請を

受けてきた中で、これまでの事前キャンプ実施に向けた協議や今後の

さまざまな分野での交流を見据えて、本市としての姿勢を示す必要が

あると判断したものである。視察者4名の総費用については、約

170万円を見込んでいる。内訳については、旅費が約112万円、

4泊分の宿泊費が約20万円、現地移動費が約16万円、その他経費

が約22万円である。なお、市長及びオリンピック・パラリンピック

推進課職員は、市予算から条例などの規定に基づき支出する。また、

実行委員長の費用については、実行委員会を代表して訪問すること

や、訪問、視察の成果などを今後の各種事業への取り組みに役立てて

いく必要があることから、実行委員会経費より支出することが承認さ

れている。


 
○平塚市在住のリトアニア人の人数について

(市長)

 平成29年7月31日時点において、本市在住のリトアニア国籍の

方はいない。


 
○ひらつかリトアニア交流推進実行委員会において実施する事業内容

について

(市長)

 具体的な活動を担う組織として実行委員会に三つの部会を設置し、

事前キャンプの受け入れとさまざまな分野での交流という二つの大き

な事業に取り組んでもらいたいと考えている。まず「事前キャンプ部

会」では、事前キャンプの受け入れはもとより、警備・輸送に関する

ことを担ってもらいたいと考えている。また、「ホストタウン部会」

では文化・教育をはじめとしたさまざまな交流に関すること、そして

「サポート部会」では、二つの大きな事業を下支えするため、ボラン

ティアに関することやPR活動及び協賛に関することに取り組んでも

らいたいと考えている。


 
○オリンピック・パラリンピック推進課が設置される前年にリトアニ

アの誘致のために使用した経費の額と、今後この事業が完了するまで

の人件費及び事業に使用する費用の総額について

 (市長)

 まず、平成28年度は協定締結のための費用やリトアニア共和国の

PR活動のための費用として約570万円となっている。また、平成

29年度は実行委員会への業務委託や総合支援業務委託として820

万円、オリンピック・パラリンピック推進課の課長以下6名の人件費

は概算ではあるが、5200万円となり、総額約6000万円を見込

んでいる。平成30年度以降、オリンピックが開催される平成32年

度にかけては、予定される事業の種類や規模、それに対する必要職員

数などが把握しきれていないことから、現時点において経費の総額を

算出することは大変難しいと考えている。


 
○実行委員会の設立総会に出席した人数と、どのような立場の人が出

席したか

(市長)

 ひらつかリトアニア交流推進実行委員会については、オール平塚で

取り組んでほしいという思いから平塚市議会議長や平塚商工会議所会

頭をはじめ、市内の各分野で幅広く活躍している団体の代表の方々に

各役職への就任を依頼した。これにより、平成29年4月25日には

23名に出席してもらい無事設立することができた。


 
○平成29年度の実行委員会予算のうち、視察受入れに係る賄い及び

歓迎費、委託料の積算根拠について

(市長)

 事前キャンプのための視察や交流のための公式訪問団の受け入れな

どを年間3〜4回と想定し、来日時及び離日時の夕食会などを見込ん

でいる。また、委託料についても、年間3〜4回の受け入れに係る費

用をけじめとして、リトアニア展などPRブースの出店経費、PR活

動を促進するためのオリジナルグッズの作成などを見込み、積算して

いる。


 
○ロゴマ一ク、うちわ、ステッカーのそれぞれの作成費と、7月に本

市を訪問したアリートウス市訪問団の交通費、滞在費その他を含めた

総費用について

(市長)

 ロゴマーク「平塚JAPAN」については、本市のイメージ向上を

目指すシティプロモーション事業の一環として作成し、製作費は約

70万円となっている。このロゴマークを活用したPR活動を展開す

るために実行委員会で作成したオリジナルうちわ7000枚とステッ

カー1万枚については、製作費は約25万円となっている。なお、こ

れらについては、今年6月にアリートゥス市で開催されたリトアニア

オリンピック委員会主催のイペントオリンピックデー2017におい

て、うちわ500枚、ステッカー750枚を来場者に配布するととも

に国内のPRイベントなどでも広く配布している。また、7月に本市

を公式訪問した総勢15名のアリートウス市訪問団については、実行

委員会が主に国内の移動交通費や通訳に係る経費、歓送迎の夕食会な

どに係る経費の約53万円を負担している。


 
○リトアニアチームのホテル代、飲食費等を含めた事前キャンプ費用

は平塚市が負担するのかについて

(市長)

 昨年10月にリトアニアオリンピック委員会と神奈川県との3者で

締結した基本協定では、事前キャンプ実施に係る費用負担をけじめと

した詳細については、2020年3月末までに決定し、合意書を締結

することとなっている。このため、神奈川県と連携しながら、適切な

費用負担に努め事前キャンプが実施出来るよう、今後リトアニアオリ

ンピック委員会と協議を進めていきたいと考えている