昔カッコいい飛行機野郎が、歳を取ってジジイになったから?【ヒコ爺】
 
2015/12/13 21:09:00|飛行機関係
アセント製作その11(主翼ペリーパン編)

 主翼のつなぎをグラスで補強し、硬化を見計らってグラス部分の全体を粗目のペーパーで砥ぎます。
 結構樹脂の粉が出ますが、払いのけながら面出しをします。
グラスの網目と粗目のペーパーで砥ぐのでガーガーと音がうるさいですね。



 概ね平滑になったところで全体にパテを塗り、再び研いで更に平滑に面を出します。






 面が整ったところで主翼とペリーパンの間の衝立の取り付けです。主翼面のカーブと衝立のカーブをすり合わせて接着して行きます。 この辺は割とスムーズに作業が進んで形が出来るのが楽しみですね。





 衝立を取り付けたら、今度はペリーパンとの隙合わせです。
胴体との面出し、主翼がフローティングの為、ペリーパンとのクリアランスを2o位確保します。完成時に隙はソフトテープを貼って塞ぎます。







2015/12/12 20:53:35|飛行機関係
アセント製作その10(動翼フィン削り)

 この機体にはエレベーターとラダー後端にフィンが設定されてます。
 なんだか削りは逆Rなので面倒です。
 エレベーターフィンの部材を接着し、まずは彫刻刀でざっと削り込みます。
 図画工作版画の時間です。



 ある程度削り終わったら、彫刻刀の柄の部分にペーパーを両面テープで貼り付け、ついでにスクラップバルサでガイドを貼り付けインスタント削り治具でシコシコ逆Rに削り込みます。





 ラダーフィンも同じ要領ですが、幅が広いのでタイトボンドの曲面を利用してペーパーを貼り付け削りました。







2015/12/12 20:17:45|飛行機関係
アセント製作その9(翼プランク編)

 前ページの続きから上下のプランクをして前縁材を付け、翼端ブロックを付け軽く整形した所です。

 片面をプランクした時にエルロンのカットラインのコーナーや、主翼フローティングマウントのビス部センターに錐で穴を空けておくと後で楽です。



 主翼マウントビス部の穴あけです。
穴空けは色んな方法がありますが、ご覧の通り、プランク時に空けた錐穴を目安にドリルでガリガリと…。





 次に空けた穴に取り付けビスのカラーを入れます。
この方向は翼の上面になります。
 胴体側の受け部が翼のカラーの凹部に入り位置決めされます。




 次は合わせた左右の翼の補強をガラスクロスで補強します。
図面にガラスクロスの面積が表示してあるので、それに沿ってカットし、FRP樹脂で貼り付けです。
 センターの繫ぎ目はダブルで貼り付けます。
FRP樹脂はガラスクロスの幅より大きめに塗布しておくとサンディングの時にバルサプランク材がヘコまなくて綺麗に平滑に出来ます。







2015/12/07 19:56:39|飛行機関係
アセント製作その8(翼プランク編)

 水平尾翼のプランクです。

繫ぎ合わせたバルサ板を翼の形に予めカットしておき、治具の上で接着します。片側は瞬間接着剤で各リブ部を押さえながらサッサと貼り付けます。
 もう片側は、タイトボンドを塗り、プランク材を被せて、もう一つの治具で押さえつけます。



 水平尾翼の出来上がりです。






 主翼のプランク前に取り付けビス部のフローティングホルダー部をリブのラインに沿って整形しておきます。
 この補強バルサ(3層)は接着する前にリブ型に合わせて整形しておいた方が作業がしやすいと思います。
 その前にビスのダンパーラバーをはめ込んでおくと後で楽です。



 主翼のプランクです。
翼の形にプランク材を切り出して、治具の上に載せて下面は瞬間接着剤でプランクします。







2015/12/05 11:21:03|その他
アセント製作その7(胴体ペリーパン編)

 ペリーパンのレールの取り付けはノーズ部のみレールを取りつけます。エンジンカウル部はカーボンで形成されているので、その延長に這わせます。





 ペリーパン部もノーズ部分のみにメス側のレール部を取り付け、主翼に接触する部分はレールは無く、フラットになります。
(主翼フローティング方式の為、主翼が微妙に動くため)






 ペリーパンロック部の取り付けです。
キットに入っていた西岡製のセットを使います。
 
 一度仮付けしながらレバーのストロークやピアノ線の摺動がスムーズに動くか確認しておきます。



 最後にペリーパン側にピンを取り付けロック状態を調整しながら完成です。

 さも簡単に出来たように思えますが、ペリーパンと胴体の面差、隙合わせにとても時間が掛りました。