昔カッコいい飛行機野郎が、歳を取ってジジイになったから?【ヒコ爺】
 
2022/04/30 20:15:39|飛行機関係
ナルケアシュラー70の改修 【その6】塗装編続き

 前記の続きです。
次はパープルを塗っていきます。

色付けは面積が少ないのでたいした事は無いのですが、マスキングはやはり時間が掛かってしまいます。




 次は底部のブルーメタです。
ペリーパンもブルーメタなので同時に塗ります。

 この後、シルバーメタでストライプも入れておきます。




 とりあえず全色塗り終わったところで一旦マスキングを全部剥がして全貌を確認しておきます。
ここでも白色と隣合わせの色の見切り部分を磨いでおきます。





 次に色付けした箇所をすべてカバーリングして白色を塗っていきます。
下塗りの白色を厚めに塗っておけばこの工程は必要ありませんが、見切りの段差を少なくするには必須ですね。
それと色付けの部分は白の塗膜が薄いので軽量化にもなります。












2022/04/29 19:19:56|飛行機関係
ナルケアシュラー70の改修 【その5】色付け塗装編

白塗りが終わり、色付けに入る前にカラーリングのデザインを機体に描きます。 フィルムを剥がす前にザッと型紙を作っておき、これに沿って機体に鉛筆(6B)で各色事にラインを入れておきます。 今回は垂直部分と背中の部分の型紙を起こしておきました。
(キャノピーやノーズ部分は既に塗装が施してあるので省きました。)

次に白色の部分をすべてカバーリングします。
(白色の部分はすべての色付けが終わるまで剥がしません)
その次に色付けする部分を残してカバーリングします。
 今回は赤色から塗り始めますが、次の色を何を塗るか考えながらカバーリングしていくと割とスムーズにカバーリングの組み換えが出来ますね。二番目の画像は赤色が無理終わった状態です。

 乾燥したら次に赤色を隠してピンク色の部分を露出させて他の色はカバーリングしておきます。

 ピンク色を塗り終わった状態です。





 同じ要領でピンク部分を隠して黄色の色付けです。
色が隣合わせの時は前の色の見切りを軽く#1200ペーパーでサンディングしておくとテープ面の凹凸が無くなり見切りが綺麗にでます。面倒だけどにじみ防止です。

 黄色の色付けが終わりました。







2022/04/25 20:33:39|飛行機関係
ナルケアシュラー70の改修 【その4】塗装下地作り

 全体の細かい修正が終りましたので下地作りに入ります。
バルサの目止めにタルクを入れたシーラーを全体に刷毛塗りします。 下地作りは結構嫌な工程です。
乾燥後にシーラーを#240番のペーパーで磨き落とし、更にもう一度シーラーを塗って研いでバルサ目を埋めてしまいます。
 も一度シーラーを研いで表面をツルツルにしておきます。

 次に絹貼りです。
薄めたシーラーで絹を胴体に貼り付けて行きます。
 胴体全体を一度に貼ろうとするとシワの要因になるので中央部、前部と2分割で貼っていきます。
 重なった部分は後工程の研ぎで平滑にしていきます。

 絹貼後にシーラーを2回程塗りと磨きを繰り返し絹の目止めをしていきます。

 絹目が埋まったところで次にサーフェサーにタルクを入れて刷毛塗りします。
 ここでも絹を削り過ぎないよう磨きを掛けます。
更にサーフェサーを塗り、#240~#400番で磨きを繰り返し表面をつるつるにしておきます。
 この工程もサンディングの粉塵が出るので室外での作業です。

 磨きが終わり、表面を綺麗に拭いてウレタンの白を軽く吹きつけて色付けの準備です。

 白を吹きつけると表面の凹凸や小傷が良く判るのでこの工程で最終補修しておきます。 

 下地が完了したら軽く#800番程度で表面を磨いて上塗り塗料の足付けをしておきます。











2022/04/21 20:43:10|飛行機関係
ナルケアシュラー70の改修 【その3】

 
 修理した基盤にジュラ脚を取り付けてみます。
足の出口も整形しておきます。
 シャキッとしました。(`・ω・´)b






 次にモーター仕様にするためにエンジンマウントは不要なのでカットしました。
 マウントのエンジンを載せる部分はノコギリで切り落としましたが、カウル部分に沿っている部材はリューターで削り落とし少しだけカウルの補強として残しておきました。 








 キャノピーも内部が汚れており、人形もチョット斜めについていたので外して清掃、人形の位置直しもしています。




再度キャノピーを接着しておきます。
この後は縁をパテ処理して段差を取ります。
 パテ処理は削りカスも出ますし結構時間もかかりますね。







2022/04/14 12:34:59|飛行機関係
ナルケアシュラー70の改修 【その2】

 胴体のフィルム全体を剥がした状態です。
ノーズ部分はグラス製で塗装が施してありますのでとりあえずそのままです。


 側板は軽量化の為に肉抜きがしてありますが絹貼り塗装にするために2oバルサで埋め込みます。


 部品の切り出しは側板にバルサシートを当てて反対側の穴からケガいて切り出しました。
 取り付けは内側から沈み込み(段差)防止の為にチップを数カ所取り付けてます。
 結構神経使いながらやりましたが、やはり隙と段差が出てしまいますね。


 こちらはこの機体のメイン修理!!
脚の基盤が付いていた箇所の接着剤を綺麗に除去して4oのベニヤ板で枠に合わせながら切り出して取り付けます。
 前後の胴枠が破損していなかったのが幸いです。
手作業でホゾをカットするのは結構面倒でした。




 更に基盤の上に2o厚のベニヤ版で底板を貼ります。

 最後に1o厚のカーボンシートで補強しておきました。
内側も基盤の部材の接着面をカーボンロービングで補強しておきました。