昔カッコいい飛行機野郎が、歳を取ってジジイになったから?【ヒコ爺】
 
2023/07/05 14:51:14|飛行機関係
コルセアの補修 【胴体編】

 胴体の亀裂を修復していきます。
特に大きな亀裂はキャノピー付近の胴体回りがほぼぐるっと一回り亀裂が入り側板が胴枠から剥がれてブカブカの状態です。
 また、塗装のひび割れもその周囲にあちこち走ってます。



 


 そのまま裏からグラスで補強すると側板が反ったままになるので、外側からバルサの角材をピンポイントで平面になるよう貼り付けます。
 この時内側から手で押してバルサ棒に密着させて瞬間で止めていきます。





 反対側も同じようにバルサ棒を貼って平面を出します。


 



平面が出たところで内側からグラスで亀裂部分を補強!
内側の補強が固まったところで、外側のバルサ棒を削り落として細かなキズをパテ修正しておきます。
 こうする事に依り側板の波打がかなり軽減されました。







2023/07/03 16:08:00|飛行機関係
コルセアの補修 【エンジンカウル製作】

 まずは型にキチッと腰を付ける為に胴体に嵌めて、円周を合わせて紙粘土で薄く練って巻き付けました。

 乾燥すれば腰が強くなります。
前側はRが付いているのでペコペコしないので割愛しました。


 

 胴体から外して離型剤を塗っておきます。
#200のガラスクロスを内側にポリエステル樹脂で貼り付けていきます。取りあえず1プライで硬化待ち!







 ポリエステル樹脂が硬化したら型から取り出します。
量産はしないので型はカットしながら外しました。
 以前、スパッツ等は壊れると型取りして作った事はありますが、この大きさは初めてでしたが、我ながら上手くいったと思いますね。
 先端部分は曲線なのでしっかりしてますが、胴体はめ込み部分がちょっと腰がないので部分的にグラスを追加しておきました。

胴体に合わせるとこんな感じです。
 まだ、エッジ等の修正箇所はありますが、一応再生できました。







2023/07/01 20:58:03|飛行機関係
コルセアの補修

  シーハンターの製作が終わり一段落したのでコルセアの補修の状況をアップしていきます。

 知り合いからこのコルセアを飛ばし、エンストしてスピンに入り回復不能で撃沈した物を譲り受けました。
 主翼はバルサ組のフィルム貼で胴体はFRPのグラス胴体です。

 落ちた衝撃が強く胴体はキャノピーの後部に亀裂があり、胴枠もほぼ剥がれており修復には手間が掛かりそうです。
 ロ軍に討ち落とされたかの如く"Z"マークを入れられ無惨な姿に…。






 ノーズのカウルは破損して使い物にならないけど、穴明用のテンプレートがあると言うのでテープで押さえてみたら形になりました。



 


 
 エンジンカウルの製作の型代わりになるものがあったので胴体に合わせてこれからカウリングの製作を進めます。







2023/06/27 10:31:00|飛行機関係
シーハンターの製作 その13【最終版】

 文字入れが終わり、クリヤーを塗って完成ですね。
クリヤーを塗る前に軽く見切りの段取りをして塗面を少しでも平滑にしておきます。

 クリヤーを塗り終わって硬化したら鏡面仕上げに掛かります。
最初は#1200のバフレックスで塗膜のゆず肌とブツを取るために丁寧に磨き上げます。
次に#2000バフレックスで更に磨いてスリキズを落とします。
更に#3000のバフレックスで磨き上げると鈍い艶が出だします。注意する事は角が擦れ過ぎてクリヤーが剥げない様にします。
 ここで磨きが不十分だと艶ボケが出るので丁寧に磨き上げる事が大事ですね。
そして、コンパウンド掛けの工程です。
私は車用のホルツを使ってます。
ここも三段階で磨きます。
最初は細目(7ミクロン)で全体をバフ掛けします。
これで普通の艶が充分出ますね。
次に極細(1ミクロン)で更にバフ掛けします。
見比べると艶もより出て来ます。
 最後に超極細(0.2ミクロン)をスポンジバフで掛けます。
綺麗に磨き上げるとスッキリと光る艶が出ますね。

 面倒で神経を使いますが、工程毎に艶出し成果が現れるので自身の励みにしながら頑張ってます。

フロートも底板の補強次第で重量も左右されますが、片側213gで出来ました。

 以下全体像のスナップを掲載します。







2023/06/24 20:19:02|その他
シーハンターの製作 その12

 水平尾翼は取り付けてしまうと作業工程で非常に邪魔になるので最後まで仮付けで進めていますね。
水平尾翼を仮付けするとこんな感じです。






 次に色付けが終わったら白塗りの仕上げです。
再び白部分を残して全体をマスキングして白色の仕上げ塗りをします。

面倒ですが、白を後から塗る事に依り、先に色付けした色との段差を少なくする事が出来ますね。





 白が硬化したら文字入れです。
マスキングは剥がさず文字をカットしたシートを貼り付けて空いたところを追加でマスキングして文字入れします。



 ラダー付近が殺風景だったのでテトラのロゴマークを入れて見ました。