山村の地域で、若者の減少が問題になってどのくらいたつのでしょう。 先日、テレビニュースで「丹波山村協力隊」という話題を見ましたので、さっそくネットで調べてみました。 その内容の一部を、次に紹介します。
2009年から始まった、都市部の若者などが地方に移住して「地方活性化」に取り組む国の制度「地域おこし協力隊」。昨年度の隊員数は全国で約7200人となり、これまでで最も多くなりました。 任期終了後、定住する元隊員が多い山梨県の丹波山村。今年度は14人が村内で活動しています。 全国では、活動内容のミスマッチや、村民との関りなどでトラブルになるケースも少なくないが、丹波山村で活動する隊員は口をそろえて「活動しやすい」「任期後も定住をしたい」と言います。その秘密はどこにあるのでしょうか?
丹波山村は、山梨県北部に位置し、人口がおよそ500と、県内で最も少ない村。多摩川の源流、丹波川と雲取山、飛龍山、大菩薩嶺など険しい山々に囲まれています。
元地域おこし協力隊員で、2019年に村内で林業会社を起業したSさん。 国や県などからの森林事業を請け負いつつ、村の木材を使った木工品やアロマ製品などを販売しています。
そんな、Sさんの会社に在籍しているのは、現役の地域おこし協力隊員のIさん。地域活性の力になりたいと、2022年に新卒で丹波山村の協力隊員になりました。 協力隊員になって3年目となるIさん。先輩隊員が多い場所で働くことはメリットがあるといいます。
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