世界一幸せな国と言われているブータンは自然保護にも力を入れているようですね。 日本ではこのところ、熊の被害が話題になっていますが、こういった外国のやり方が参考にならないでしょうかね。 ネットに掲載されている、一部を紹介します。
ブータン国内には、北部の7,000メートルを超えるヒマラヤの高山帯から、南部の標高150メートルの亜熱帯まで、変化に富んだ生態系が広がっています。またアジアでも屈指の「森の国」であり、国土の72%が森林におおわれ、急峻な山肌を縫う河川を潤しているのです。この森と自然を守るため、国土の実に52%が、国立公園などの保護区と、その保護区を結ぶ「緑の回廊(コリドー)」として、法的な保護の下にある地域に指定されています。中でも南部のインド・アッサム州との国境沿いには、マナス川の両岸に手つかずの亜熱帯森林が広がり、アジアを代表するベンガルトラやアジアゾウ、インドサイが同じ地域で暮らす、今や世界でも有数の野生動物の楽園となっています。写真にある珍しいゴールデンラングールの生息地も、このマナス川流域に限られているのです。
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