フランス厨房 ル パスポート

 
2025/03/24 11:31:43|その他
小田原のブリ‥湘南フレンチ奮闘記・・
小田原にもやっとブリが入りました
例年と比べると、約一か月遅い登場です
 
獲れるときは一斉に入りますので、まず岩漁港の定置網に400本、米神に500本で二宮漁場の定置網に300本で、市場にブリが溢れかえっていました
 
魚体を比べてみると、二宮が一番太りがよく、当然二宮の中買い付けましたから更に選り抜いて買いました
 
店に持ち帰り捌いてみると、案の定しっかりと脂が乗った物でした
 
今日は料理しません、2日ほど寝かせてからですが、腹身はオードヴルの握りのネタに、背身は炭火で炙りメイン料理になります・・・
 







2025/03/23 14:14:44|その他
ウナギの捌き‥湘南フレンチ奮闘記・・
人だれしも苦手な物があると思う
私は料理人だが、長い物が嫌いだ
 
山の物では蛇!どうも好きになれない
子供のころの体験から来るのであろうが、父が蛇が嫌いで見つけると、すぐに私を呼んで始末させた
実家が山のふもとにあり、蛇がいない方が不思議な環境で、一週間に2匹は見つけ始末を命じられていた
 
今でも蛇は嫌いだが、アナゴやウツボも好きにはなれないでいる
ではウナギはと言うと、実のところ苦手なのだが、扱う物が天然もの!大きなものは一尾万を超える値段
 
でなければ触るのも嫌なのだが、価値を考えると必死になり、ウナギが腕に巻きついても、決して手を緩めることはない
現金な物でしょう?
という訳でこのウナギも捌きました・・・
 







2025/03/22 15:21:22|その他
クレー射撃‥湘南フレンチ奮闘記・・
射撃には標的射撃とクレー射撃があります
先日クレー射撃に行ってきました
クレーは瀬戸物の皿を空中に飛ばし、それを散弾で当てる競技です
 
私はあまり興味はないのですが、狩猟用に銃を所持しているので、技能保持のために定期的に、クレー射撃をするように義務つけられています
 
猟期も2月一杯で終わりましたので、早速行ってきました
成績は良くありませんでしたが、これから11月15日の休猟期間中は、定期的に通わなくてはなりません
 
プレー代は微々たるものですが、問題は時間です
現状でも時間が足りないのに、射撃場通いは大きな負担になりますが、義務図けられているので、逆らう訳にはいきません
 
たしかに、銃の犯罪は起こりますので、安全管理と共に射撃も参加し、事故防止に努めることが、猟銃保持者には必要なのですがね・・・
 







2025/03/21 13:20:24|その他
野生のスパイス「ヤブニッケイ」‥湘南フレンチ奮闘記・・
雪が残っているからでしょう、冷たい風が肌を刺します昼間の日差しは春ですね、山を徘徊していてもとても気持ちが良いのですが、高山に
 
昨日はこれから採取が始まる、山菜や野草の下調べに行ってきました
山の斜面にはスミレが、紫の花を付けていましたし、名もない雑木も花を付け、木々も芽吹いてきました
人々はこの生命力に感動を覚えるのでしょうが、私は下心一杯であまり感じません
 
それよりも、いかに効率よく採取し加工するかと言う、要領の組み立てが頭の中を駆け回ります
 
例年、採取時期が重ならないように、前倒しで出来る作業を捜し、仕事を追いかけるのですが、いつの間にやら私が追いかけられて、四苦八苦!という結果になってしまいます
 
やはり、体が一つでは限界なのでしょうか?修業時代に孫悟空の分身の術を覚えておけばと、今になって後悔しています
 
写真はクスノキ科の「ヤブニッケイ」の木です
葉脈は三又になっていて、ニッキとローレルを合わせたような、優しい爽やかな香りですが、決して強くはありません
 
炭火で魚を焼く時に、この葉で香りを付けます
強くないので、決して魚の個性を壊すことなく、優しく仕上がります
 
この木、山では珍しくもなく、あちこちにありますが、個体によって香りの強さが違うので、葉を揉んで確認して採取しています
日本の野生のハーブも、西洋ハーブに劣らず素晴らしい物がありますね・・・
 







2025/03/19 10:55:56|その他
テング鯛‥湘南フレンチ奮闘記・・
寒いですね、丹沢山の山々は雪が降っているところもありました
もう少しで春!です、辛抱をしましょう
 
写真は以前にもご紹介しました、小田原の魚「天狗鯛」です
結構大きくて元気に泳いでいましたので、手に入れました
 
身の厚さは体系からして、たいしたことはありませんが、  それでも肉付きは良い方でした
後方は花鯛、これからが旬を迎える魚です
この魚はオードヴルの握りずしのネタになります
 
相模湾の漁獲も、約一か月ほど遅れているようで、皆美味しい魚を集めるのに四苦八苦の状態です
 
4月の半ばには、市場は魚で溢れる・・・はずですが、心配です・・・