今年新盆を迎える知人や親戚を訪問した
県外で今回は訪問を遠慮したところもあった 4軒の家を訪問したが、其々のしきたりのお盆の風景だった
自分が子供の頃はお盆というと、 自分を含め子供がいっぱいいた 自分と一緒に皆、歳をとっていくのだから 当たり前だが、今は年寄りばっかりだった
現代社会や住宅事情に合わせた盆飾りで 今年はコロナの影響もあって静かなお盆だ もうこれで、住む人がいなくなった家もあったり 時間の流れと時代の流れ こうして、世代交代がすすんでゆくのだと思いつつ 亡くなってゆく人とともに、失われてゆくものも感じた
また、一方で、しらなかったことがわかったり 亡くなった人の話をしながら 新たに知ってゆくこともあった 子供の目で見ていた不思議な事が 大人になって色々わかって来たとしても、 消えない記憶があって、そこに戻れるのはお盆の力だ
「きょうは、死んだ人も 皆が帰って来てここに集まっているんだよ」
従妹たちと自分たちは知らない ひいおばあさんの気配を感じながら 布団を並べて寝た
母は自分の姉妹たちと台所ですっとしゃべっていて 子供同志でけっこうやんちゃをしても 怒られないのもお盆だった
今年はお坊さんがあちこち飛び歩く姿も見えなかった
せめて 記憶の中には鮮やかに・・・・ 逝った人を蘇らせる
いくとせ ふるさと 来てみれば 咲く花 鳴く鳥 そよぐ風 かどべの小川のささやきも 馴れにし 昔にかわらねど 荒れたる 我が家 住む人絶えてななく
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