エンジンカウルは付属のカウルではエンジンヘッドが当たって正規の位置まで挿入出来ません。(単気筒なら斜めにしてヘッドを出せばスッポリ入りますが…。)
別の同じ機体の物なのか単気筒ヘッドの穴を空けたものが入ってましたのでそれを改造する事にしました。(失敗しても本命が残ってるので安心!) 全体に径を大きくしないとエンジンヘッドの径に対して無理がありまので取りあえず上下に二分割して合わせて見ました。 ヘッドが隠れる程に大きくするとノーズが太くなりスケール感が損なわれます。 従って、ヘッドのカムカバーが出る位の大きさを探ります。 結果、10o程拡げる事により三気筒の頭が均一に出せるようになりましたね。
ここからは上下に分割して伸ばした分の処置と元からあったヘッドの位置が違うのでその穴の埋め込みです。
上下の伸ばした隙はグラスで繋いでFRP処しておき、その後、穴を塞ぐ様にガラスクロスでFRPで整形です。
整形後、再度上下に分割して今度は合わせ目の方法です。 考えればいくつかやり方が浮かんで来ますが、簡単で振動でも外れない様にと画像の様な構造にしました。
前側の縁は横方向にずれないようにカーボンのピンを埋め込みました。 上下の接続は中央部分にガイドを接着してビス止めするようにしておきました。
機首側は上下左右の4箇所をビス止めでグラツキを防止します。
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