先日、二つの用事をこなそうと外出しました。 初めのが終わってから、二つ目の約束までにかなり時間があったので、図書館に入って本棚をながめていました。 すると、落語に関する本が見つかったので、パラパラとページをめくっていました。 すると、「錦の袈裟」という噺で、与太郎さんがお上さんに、「お女郎買いに行きたい」と話したところ、お上さんの返事は、「何を言っているんだい。お前なんか、女郎買いという顔じゃあない。鮑っ貝でおまんま食って、縁の下へかっこめ!」と𠮟られるのです。 このくだりは。知っていたのですが、亭主に罵声を浴びせるのに、「鮑でご飯を食べろ」とは、ずいぶん贅沢な話だなと、今まで思っていました。 ところが、これは私の大きな間違えで、「鮑っ貝」というのは貝殻の事で、猫に餌を与えるときのお皿の代用として使われたものだそうです。 ですから、「餌を食べちゃったら、縁の下へ這い込め」とつながるんですね。 いやはや、まだまだ昔の文化を分からずに、偉そうな顔をして落語をやっていたのですね。オソマツの限り・・・! |