どこで聞いたのか、よく分かりませんが、「牛のゲップは温暖化の大きな原因になっているが、飼料に海藻を加えると、メタンの発生を9割削減出来る」という話を聞きました。 ネットで調べたら、次の内容のことが書いてありました。
二酸化炭素の25倍の温室効果があるメタン。日本のメタン排出量の27パーセントは家畜の「ゲップ」とされ、その大部分は牛で、牛1頭あたり1日に放出されるゲップは300から600リットル。世界中の牛のゲップに含まれるメタンは、二酸化炭素に換算すると温室効果ガス全排出量の4パーセントにのぼるという。 そこで「カギケノリ」という海藻が注目されている。オーストラリアでは、カギケノリを0.2パーセント餌に混ぜるだけで牛のゲップのメタンを98パーセントまで減らすことができたという報告がある。 日本では、カギケノリの養殖への道を切り拓いた。カギケノリは日本沿岸に生息しているが、天然のものだけではとても量が足りない。そこで養殖となる。アルヌールは鹿児島県の山川町漁業協同組合、神戸大学の川井浩史博士の協力で研究を行い、培養株の確立に成功し、種苗の生産を可能にした。 |