2月21日、第12回二宮町議会基本条例制定特別委員会が開かれた。 10時00〜12時05分 傍聴者9名。(二宮町議員様・・簡単傍聴感想記ですので取り違いがあったらご指摘お願いします。)
委員会は2月14日全協で出された他の議員からの意見(問題)が整理されてあってそれを討議するという形で始められた。事前に資料として傍聴者にも検討中の新しい基本条例(修正案H24・1・25)が示された。
やってもやらなくてもいい様な義務規定の無い「〜○○に努める。」(15個位もあった)という条文の表現が無くなっていた。この点は議員諸氏が論議を尽くした成果と思います。
しかしまだ「積極的に政策立案、政策提言を行う。」(第4項)「積極的に情報提供を行う。」(第5項)、「適正な執行」とか「的確な議会運営を目指して」(前文)とか、そしてまだ多いのが「〜○○する事が出来る。」と曖昧さが残る箇所がいくつもあります。
第15条・会議の原則公開で(当たり前の事ですが)「全員協議会を公開します。」と謳っているのは評価出来ます。
二宮町議会の全協は月1回の定例会の他、議会前、議会後そして臨時の全協と頻繁に開かれていて、議会本会議日数より全協の日数が多い異常な議会になっています。大事な議案を執行者が全協の報告で終わらせ議会も正式な委員会、本会議であまり審議しないで終わらせてしまう。形を変えた専決処分と同じです。
今まで非公開だった全協が杉崎議長になって公開されるようになりましたが肝心な議案では傍聴が許されていません。二見記念館の建築違反問題、町民に事務局課長が「盗聴行為」とまで言ったこの前の予算説明会の全協など傍聴者を閉め出しています。私は「全協は正式な委員会に格上げして公開し、議事録も残すべきだ。」と主張しています。
そして第14条・日曜議会、夜間議会は「職員の問題やテレビ放映もやっているから削除、やらなくて良い。」との意見が大勢でした。日曜議会、夜間議会は議会改革を進めているという目玉なのに残念な事です。
第17条・議会運営の原則で会議規則の位置付をここに盛り込んではどうかという意見がありました。二宮町議会には「二宮町議会会議規則」とか「二宮町議会先例確認事項」等の前例、慣例踏襲の町民に公開が出来そうも無い「議員必携」と矛盾する前近代的な縛りがあります。(どこの議会にもあるので内容は一度、読んでみて下さい)私は悪しき会議規則の改廃、見直しこそが大事であって基本条例に盛り込む等、議会基本条例制定の主旨と反すると考えます。
第11条・調査活動・・これも削除するとの方向でしたが「町長らの事務が適正に執行されているかの、、」という本来の議会としての機能、役割の趣旨はどこかに入れた方がいいと考えます。
第17条・政策会議・・「討論会がいい。」とか「意見交換会がいい。」との意見が出ていましたがそちらは議会報告会に任せ、一般的な総論の討論会ではなく(政策立案までまとめないでいいので)個別のテーマで掘り下げた議論のやり取り、情報共有の場が議会と町民にあった方がいいと思いました。大磯町議会では一般会議とよんでいるようです。
今回9名の傍聴者のうち4名が町外から来てくれました。ある議員が「二宮町民は何人いたのか?」と発言していたそうですが、「二宮町議会もようやく外から注目されるようになった。」という事です。法制大広瀬克哉講演会でも横浜議会事務局の方や他議会議員も来てくれていました。大磯町議会が公開度全国5位になった時、問い合わせや視察が増えました。二宮町議会も他に負けない先進的な条例を作れば全国的に注目され町興しにも繋がって行きます。後から作るのですから「一番いい条例をつくる。」の自覚を持って頑張って頂きたいと思います。
写真は二宮町役場第1委員会室、委員会が始まる20分前、議員さんが出てくる前の撮影です。