フランス厨房 ル パスポート

 
2024/06/01 14:59:09|その他
青い山椒の実‥湘南フレンチ奮闘記・・
山椒…お馴染みの食材で、春先の新芽は「͡木の芽」として薬味に使われます
少々大きくなると佃煮になりますし、花が咲けば花も薬味になります
5月になると青い身を付け、この実も佃煮にになり、8月の声を聞くころには、実が赤みをおびます
この実も「山椒の粉」として、ウナギなどの薬味になり、日本料理には欠かせない調味料になります
私は春先の新芽は魚料理のアクセントにしたり、寿司などに使います
今回は青い実を採取してきました
すこし採取時期が遅かったので、すでに種が形成されていました
この種は食べせんので、実を天日干しにしてから、実をはじかせて、黒い種と外皮を分けます
そして外皮を砕いて、スパイスとして利用するのです
使い方はコショウと同じですが、山椒は量を間違えるとキツクテ
食べられませんので、注意が必要ですが、とても面白いスパイスになります







2024/05/29 14:05:42|その他
栗の葉のシャブシャブ‥湘南フレンチ奮闘記・・
今日は地味〜な仕込みの紹介です
自家製チーズが6種類ありますが、その中の一品に「バノン」があります

ヤギ乳で仕込んだカードを、栗の葉で包んで熟成させます

まず、野性の栗の葉で大きなものを探します
それを沸かした酢の中を泳がせ、殺菌と柔軟性を出します

それを保存瓶に詰め、ブランデーを注ぎ密閉し、3か月後から使用できます

ヤギ乳で仕込んだカードを、その栗の葉で包み熟成を待ちます・・・

採取も下ごしらえも実に地味ですが、この作業が無添加自家製の基になります







2024/05/24 12:10:27|その他
今朝一番の魚「天然シマアジ」‥湘南フレンチ奮闘記・・
小田原魚市場での魚の入荷が思わしくない
その中で一番輝いたのが、福浦漁港から活魚で届いた、天然のシマアジ一尾!
 
シマアジはこれからが旬で、値段も高くなる
一般的にはシマアジと言えば養殖が出回っている
 
目方は1.7キロのサイズで、魚体も良く天然ものとあってはセリ値の落としどころが難しい・・・
ただ、荷が届いたのは遅く、活魚の競が終わった後の2番競なので、可能性があり勝負をかけ、勝ち取りました
 
脳にピックを差し込み、脳死をさせてからピアノ線を脊髄に入れ、神経締めの後に血抜きをかけました
 
後は氷水で内臓を中心に冷やし、持ち帰りました
包丁を入れると予想どうりの身質で、旨味がありました
 
今回は腹身はオードヴルのスシダネに、背は炭火であぶりメイン料理になります
 







2024/05/15 10:32:37|その他
釜炒り茶の完成です‥湘南フレンチ奮闘記・・
お茶の木から茶葉を摘み、やっと完成しました
今回は釜炒り茶、日本茶です
 
茶畑の栽培物は、春先の新芽は機械で刈取り、枝先を揃えてから新芽を吹かせて、機械で刈取りますが
野性の茶木はそのまま、好き勝手に春が来れば芽吹きます
 
ですから、畑の物よりも一足先に収穫時期を迎えます
この時期ですと、収穫時期は終わりです
 
貯め込んだ茶葉を、紅茶2種類と日本茶の釜炒り茶の、三種類仕込みます
釜炒り茶は、読んで字のごとく鉄釜で加熱し揉みこんで仕上げます
 
今回最後の仕込み「釜炒り茶」が完成しました
 
他の人の仕込みでは、それほど丁寧には揉みこまないようですが、わたしは加熱しながら細く揉みこみ仕上げます
 
お味は変わらないかもしれませんが、ここまでやると自己満足の「仕事」をした気持ちになります(昭和の生まれですから)
 
このお茶は煎茶とは出る茶色が違います
煎茶は綺麗な緑色ですが、釜炒り茶は黄色い色になります
 
野性の茶木の葉ですから、一切人の手がかかっていませんし、無農薬で自然そのままです
 







2024/05/12 14:55:36|その他
釜炒り茶の仕込み‥湘南フレンチ奮闘記・・
茶木からの仕込みも最終段階に・・・
連日山で野性の茶木から、新芽を摘んでいましたが、ボチボチ終了し加工に入りました
 
茶葉は三種類に加工します
紅茶は2種類になり、摘み始めの新芽ばかりを集めた物は「王様の紅茶になります
雑木林の中で好き勝手に伸びた枝を、手繰り寄せて先端の新芽を、一芽ずつ指先で摘み取ります
 
一日作業をしても 集められる量には限りがあり、日が立つと葉は大きくなり、
王様の紅茶は仕込めなくなりますので、ほんの一時だけで集めなくてはなりません
 
これを手で揉んでから発酵させ乾燥させると、お馴染みの黒い紅茶になります
 
釜炒り茶は日本茶の製法です
お馴染みの煎茶は、茶葉を蒸し上げてから手で揉みこみながら、乾燥させたもので綺麗な緑色したお茶が出ます
 
一方釜炒り茶は、鉄鍋で茶葉を加熱し、酵素の働きを止めながら手で揉みこみながら、乾燥させて仕上げます
 
私は煎茶用の設備を持っていませんので、釜炒り茶を仕込んでいます
火を使いますので非常に熱い作業です
こうして作られた釜炒り茶で入れると、茶の色は黄色く出ます