フランス厨房 ル パスポート

 
2024/11/08 11:51:16|その他
晩秋のキノコ「ナラタケ」‥湘南フレンチ奮闘記・・
キノコは秋!というイメージがありますが、一年中何かしらのキノコが発生しています
今回は晩秋に発生するキノコで、だいたい11月一杯までは採れます
 
前にも話しましたが、秋は高い山から低地へと移動してきます
ですから夏が過ぎると、標高の高い富士山などから下界に下りてきます
 
今年も夏が長く秋が短い陽気で、キノコの発生も狂っています
ですが、ナラタケというキノコは去年とあまり変わらず、11月に入ってからの発生でした
 
本格的に出るのは、あと一週間から10日あとだと思われます
うまい具合にタイミングが合えば、持ち切れずに担いで帰る位は採れますが、タイミングです
 
昼間大きく時間が取れるのは、週一の定休日位なのでヒョットしたら、夜中にヘッドライトを明かりに、八墓村スタイルで採りに行くかもしれません
 
キノコ採りは早い者勝ちですから、欲しければ夜間でも山に入ります(私は時々やります)
 







2024/11/06 11:33:20|その他
天高く馬肥える秋‥湘南フレンチ奮闘記・・
やっと秋らしい陽気になりました
もっとも以前なら冬の様相なのでしょうが、温暖化ですね
 
山の木々も紅葉が始まり、富士山などでは落葉が始まっています
 
私たちも夏の猛暑疲れから、やっと回復し食欲も旺盛になってきましたね
相棒ランボー(猟犬)も同じく、夏の間は食欲もなく「骨川筋衛門」状態で、元気もなかったのですが、ここにきてバク食い状態!
 
もちろん調整はしていますが、しっかりと肉が付いてきて、実にうまそうな体系になってきました
 
私自身も毎週山を徘徊していますので、体力は維持できていますが、食事制限をしないと、自身の体を操れなくなり、食材の採取に影響が出てしまいますので、ランボーと同じく努力をしています
 
明日は地元、丹沢山系の秦野の山に入ります
お目当ては「ナラタケ」という、美味しいキノコですが先客に採られていないか?それともまだ早いか?ドキドキもので登ってきます
 
例年ですと彼岸花が咲き、金木犀の花が散るころから、アシナガというキノコが出て、それが終わるころにナラタケという順番ですが、温暖化の影響で狂ってしまっています
 
吉と出るか凶と出るか、博打のようなキノコ狩りですが、明日は夜明け前から登ってきます・・・
 







2024/11/05 12:46:05|その他
今期の狩猟登録‥湘南フレンチ奮闘記・・
大分寒くなりましたね、来月11月15日から狩猟が始まります
当初、今期の狩猟は休むつもりでしたが、ランボー(猟犬)の体調も絶好調ですので、急遽登録をしてきました
 
まず、狩猟免許や銃許可書の確認をし、保険料や狩猟税を払い申請してきました
 
この狩猟税は約3か月の狩猟期間のみで、後は失効します
保険は一年分ですが、違反した時の事故に対しては無効・・・厳しい規制があります
 
面白いのは、この狩猟期間中に獲物が獲れても、獲れなくても同じで、一頭も取れなくても税は支払わなければなりません
 
私は40数年前の一号店から、ジヴィエ・・・鹿肉をお出ししていますので、やめるわけにはいきませんし、自分の体を鍛えるためにも、重い銃を担いで山に入っています
 







2024/11/04 10:45:46|その他
今年の雨は‥湘南フレンチ奮闘記・・
秋ですので雨は降ります
しかし、以前のようにシトシト降る雨ではなく、まさに豪雨!山も川も滅茶苦茶に荒れてしまいます
 
温暖化が進んでいるのは、十分承知をしてはいるのですが、体が付いていけず仕事の予定も狂ってしまいます
 
昨日ヤット晴天に恵まれましたので、夜仕事が終わってから水を汲みに行ってきました
前夜の豪雨で山道が崩落!という事も十分考えられましたが、在庫がなくなり決行してきました
 
片道一時間少々、佐城次官を入れても三時間の工程ですが、無事帰宅できました
 
今週からキノコ狩りの山が変わり、丹沢山系秦野市に変わりますが、こう雨が多ければ、それも心配です
 
まあ、なるようにしかならないのですが、気が休まりません・・・
 







2024/11/01 12:54:35|その他
野草の花‥湘南フレンチ奮闘記・・
私は男一人で店を切り盛りしている
一人というのは、いくら頑張っても一人分の仕事しかできない
あれもこれも・・という気持ちはあるのだが、性格的な問題もあり、なかなかうまくはいかない
 
で、せめて生け花でも飾ろうとするのだが、花やにも行きずらい、と言うよりも時間配分が難しい
 
そこで、山野に出かけたときには、野生の草花を摘んできて、飾るようにしている
別に、買うのが嫌なのではない、あくまでも時間配分の問題なのだ
 
それと、野草の花は実に可憐で美しいと思うし、私の料理自体が野草や山菜が使われているので、違和感はないと思う
 
ただ、毒草だけは奇麗な物でも、飾るのは控えている
ないとは思うが、私が目を離したすきにパク!と食べられたら、大事になるからだ
 
今回はごく近い里山で咲き乱れる「水そば」を摘んできた
この花は食用ではないが、全草どこにも毒はなく、お茶に仕立てると利尿効果が得られる・・・