私のフェイスブックの自己紹介欄に「最高のおもてなし料理をお仕度します」と記してあります 生意気かもしれませんが、私の「おもてなし」とはご馳走を作ることです 本来ご馳走とは、馬で走り回ることだそうです 現在のようにいつでもどこでも、電話一本で食材が手に入る時代とは違い、昔は馬で走り回り集めるほど大変だった大仕事で、そんな食材で作る豪華な料理を、丁寧に御を付けて「ご馳走」と呼んだそうです 又ご馳走を食べた客人が感激し気持ちを込めて、敬語の様を付け「ご馳走様」と言ったそうです で、私の「おもてなしとは」時間と体力・経費をいとわず、馬ではありませんが車で走り回り、自力で山登り川に入り食材を集めて手仕事で仕込み、美味しくて安全・安心な料理を創作することです 現在の料理は、企業による大量生産による添加物まみれの食材を、使うことを余儀なくされています 確かに入手しやすく、しかも価格も安定していますから、料理人にも経営者にも利点が多いですね それらを使う料理は安定した、美味しさも求められますが、果たしてそれで満足できるのでしょうか 店では既製品は排除しています たとえばバター一つとっても、仕込んだ物は日持ちも悪いのですが、優しい味わいになります それが手作りの「おもてなし」であり「ご馳走料理」だと思います |