12月議会が今日から始まりました。今回は質問の出番があり、今議会のトップバッターとして、12月3日木曜日10時からと決まっているのに、気合いが入りません。
付け焼刃の勉強らしき事もしなければならないのに、関係のない資料を見ながら感心しています。
肉牛の19年の生産額は4808億円。国内自給率43%。 乳牛 7298億円。 66%。 養豚 5233億円。 52%。 ブロイラー 2713億円。 69%。 卵 4060億円。 96%だそうです。
21年度の補助金の額を畜種別に見ると、 肉牛で1618億円。 乳牛で558億円。 養豚で115億円。 ブロイラーで2億円。 卵鶏で12.7億円だそうです。
圧倒的に肉用牛や酪農への補助金なのだそうです。異常に偏っていることが理解できませんが、本市の補助メニューを見ても同じような傾向にあります。
豚価低迷にあえぐ養豚農家は、今や6000戸だそうです。完全に養豚から廃業して、17年がたってしまいましたが、昔から小動物ほど企業化していて自立していました。
養鶏が成功しているのは、販売から入って生産があるからで、農業全般に言えることですが、価格も自分では決められない生産から入っている農業の未来は、まだまだ厳しいものがあります。
農家の個別価格保証は成功するのか。僕は、花みどりの事業は、農業の革命を起こす起爆剤になりうると思っています。
生産農家から、販売・製造・生産の一貫した経営に転換するチャンスがあります。
地産地消や食の安全が叫ばれている現代、平塚の農業は潜在力があります。40才まで専業農家だった元百姓としては、いてもたってもいられないのです。 |