今日はいくつか、面白い論点があった。保育園の待機児解消についての質問でしたが、関連した中で、遠慮しながらの提案でしたが、市民病院に昨年開設した院内保育所で、待機児の解消の一助を担えないか、というものでした。
僕もかつて、同様の提案を投げたことがありました。院内保育所を使って、患者の通院のための、預かり保育の実施や、近隣市民のための通所保育。職員のサービスだけでなく、収益事業への転換も考えられないか。
その時には、そんな事は考えた事もなかったが、面白いですねといっていたのが、今日の答弁では、病院事業の範囲から逸脱していて、条例との整合性から難しい。という答弁でした。
市民病院は、職員の福利厚生のためには考えるが、病院としての市民への治療という市民サービス以外には、まちの全体施策の中での病院経営は、考えないと宣言してしまいました。
子育てするなら平塚で。と、言っている平塚の市民病院。これでいいのだろうか・・・
もう一つは、西部福祉会館の指定管理者の指定である。6200万円の事業者と7700万の事業者があって、金額に差があっても、サービスの提供内容に納得するものがあったので、7700万円の事業者を選定したと答弁されていました。
聞いている人は、そりゃ金額だけではないとの印象を、持ったものと思います。
しかし、指定管理者選定評価表を見れば、サービスについての項目で、56点vs56点。細かい項目で比較しても、取り組む姿勢で29点vs29点。平等性・公平性で27点vs27点と、評価の上でまったくと言って、サービスに違いはないのである。
こんな答弁を聞きながら、むしろ選定の方法に、平等・公平があったのか、疑問に感じてしまったのは僕だけだろうか・・・ |