有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2010/07/26 21:27:26|竹とんぼとの苦闘
炎天下での挑戦・・・暑いほど熱い・・・これぞ熱中人

我が家の前の柿畑で蝉の初鳴きを聞きました。炎天下のベランダにパラソルを立て久しぶりに竹とんぼ材料を加工しました。
 蝉の声を聞く時季になると自分なりの競技用竹とんぼ作りの気合が入ります。元々、寒さに弱く、暑さには耐えられる気がします。春先から最近までは、現役時代の先輩からの依頼で、ボランティア活動向けの竹とんぼや玩具の製作に没頭していました。
 久しぶりに竹と戦うには感が鈍るというか、手順などがちぐはぐとなり思うように進みません。外形を削りだした純竹羽根材を使い、3機つくりました。
羽根の端部に残す錘相当部分が厚すぎる傾向のため、今回は思い切り2mmくらいを狙い削り込みました。トルクの残存感覚はまーまーです。
 軸の付近から70%位までの前進面をルーターで抉り(えぐり)加工をしてみました。竹とんぼに嵌まった当初に教わった前進面の削り方は、平に削れとのことでした。その後何年か経ち、重さを残す翼端は下膨れにし、軸付近は抉る削り方を教わりました。(前進面=前進するスラストを受ける面=裏面)
 次の休みに飛ばしてみましょう(目下アルバイト中なり)。
 左より 通し軸純竹滞空、挟み軸純竹滞空、挟み軸純竹高度







2010/07/22 20:34:20|活動の様子
下水処理場見学会・・・炎天下、テントの中でもあちっち!

7月22日、東京都葛西水再生センターでの夏休みイベント「行って見よう、葛西水再生センター」が開催されました。下水処理場の見学会です。
 竹とんぼ教室の開催も今年で10年目を向えました。30度を越える真夏の会場、熱中症が一番心配でしたが無事修了しました。
子供たちも汗だくになりながら夏休みの思い出作りに励んでいました。
竹とんぼ仲間が10名参加し、熱気の中で100余名の子供たちと遊びました。

 場内で育てたトマトのもぎ取り、スイカの試食、消防車の放水体験など工夫を凝らした見学会です。予算縮減の煽りか、出し物が減ったことは寂しい気がしました。

 参加された竹とんぼ仲間の皆さん、お疲れ様でした。
 お土産に頂いた帽子を活用しこの夏を乗り越えましょう。







2010/07/16 21:38:28|競技大会の様子
頭の体操・・・からだの体操・・・競技会の宿題

竹とんぼの仲間が集まり、「製作談義」「飛ばし方談義」「教室指導談義」と口角に泡を飛ばしながら熱中しています。机上の論議だけでは趣味は続きません。多少の勝負事・・・目下話題の××賭博ではありません・・・品評会要素が多少あるほうが上達も早い気がします。
 竹とんぼ競技大会は各地で行なわれています。そんな中に、大人が楽しみ、まさに我を忘れて競技に興ずるのが「東久留米大会」のプログラムのユニークさです。国際竹とんぼ協会の現副会長が事務局を担っているヒゲ松さんが所属しているグループ主催の大会です。
 参加を決めて製作に掛かるのが「的当てとんぼ」です。体育館の床に円を描き、中心に近いほど点数が高い、いわば竹とんぼダーツです。
昨年は「モスキー と とんぼ」=「蚊とんぼ」で挑戦しましたが、残念!無残な結果でした。幸いにも「アイディア賞」を頂戴いしました。
 今年は「タラバガニとんぼ」「横浜博・ラ マシン」で再挑戦しようかと思考中です。
 頭の体操(多胡輝さんもびっくり)を触発させてくれる竹とんぼ仲間に感謝です。閉じこもりや認知症予備軍の活性化ボランティアに活用しようと考えています。ヒゲ松さん、お借りします。

 写真1 「モスキー と とんぼ」
 写真2 まるでカーリングのようなmm単位の競技
 写真3 「はやぶさ」を「イトカワ」に送り出す気持ち







2010/07/15 22:43:15|お知らせ
東京都葛西水再生センター見学会で竹とんぼ教室開催
 下水道施設の見学会が各自治体で行なわれます。東京都葛西水再生センターの見学会が7月22日に開催されます。2001年の参加を皮切りに今年で10回目を迎えます。良く続いてきたものだと思います。
 葛西水再生センターは第25回全国竹とんぼ競技大会を行った夢の島(江東区)の隣り(江戸川区)です。
 子供たちが下水道施設の勉強をした後、消防車の放水体験、地震強度の体験、野菜の収穫体験など夏休みの思い出作りに汗を流す一日です。是非一度見学してみたらいかがでしょう。水洗トイレが当たり前となった時代です。裏方のご苦労が垣間見えます。
 竹とんぼ教室も300人近くの親子が来られるでしょう。熱中症に気をつけましょう。







2010/07/06 22:43:16|竹とんぼとの苦闘
苦悩の記録・・・ポンチ絵の教え・・・技術屋の心眼

竹とんぼ症候群に罹病した直後から仕事のメモ帳が竹とんぼ思考手帳に変身しました。新幹線、飛行機、地方のローカルバスの中、あらゆる場面で時間が空いた時に手帳を開きました。時には自身に関係ない会議中にもこっそり思考していた記録です。
 最初の頃は象嵌よりも純竹が難しく、回転力を残しながら浮くための形と角度と大きさの模索でした。空気を多く取込み揚力に換える形状や厚さ、回転力を翼端で担うための形状や大きさ、考えつく事をつぶさにメモりましたが一向に進歩しない竹とんぼで今に至っています。

 平塚から足立区花畑まで通い続けた十数年前のメモ帳が出てきました。例会での先輩の会話、大会での重鎮たちの進化論などを聴き、酔いどれの頭と手と目で思考した記録です。

 メモの紙上では挟み軸の原型にたどり着いているのですが、実物の製作には至っていません。
 純竹の翼端の幅を大きくとり、厚さを薄く、回転力を維持するには、竹素材の山近くに中心を置くことなどがスケッチされています。

 羽根の左右の捻りの計測器のスケッチ、アスペクト比の大きな象嵌羽根の形状など、迷いに迷っている姿が見られます。

 小型の発射機のスケッチなど夢中で愉しんでいたことを思い出します。遠い将来、ダビンチのポンチ絵と同等な歴史的価値を生むことを期待し捨てないであります。
竹とんぼ理論との戦いの記録です。

 「下手な考え休みに似たり」とメモ帳の紙面に笑われている今日この頃です。作ることに、飛ばすことに傾注せよと言われているようです。全国大会に向けて実践しよう!!