有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2010/09/18 22:05:41|竹とんぼの面白さ
竹とんぼから瓢箪・・・苗をいただきました・・・実りました

竹とんぼ仲間のYさんから頂いた「瓢箪」の苗を植えました。
本幹の長さがどのくらい長いのか、脇枝の広がりはどの程度の大きさになるのかも知らずにプランターに植えました。最初の蔓をテラスに巻きつけましたが恐るべし、ぐんぐん伸びてテラスを3往復してしまったのです。
 葉の大きさは団扇ほどもあり、近くのトマト、ピーマンは萎縮し、鉢植えの観葉植物は巻きつかれ、日が当たらず弱っていました。
 育成マニュアルに従い雄花、雌花の管理はしました。そのお陰で大きな瓢箪が2個、小さなもの(千成瓢箪)が1個実りました。花は可憐な色形をしているのですが、葉と蔓の繁茂状態は予想も付かないものでした。
 瓢箪が大きくなるにつれ幹が折れそうになるので網で支えました。下から支えたためか、上の玉部分が腰折れとなりました。瓢箪先輩に聞くと、括れた部分を縄で縛り吊るせば良いとのことでした。大事に育て過ぎたかのかも知れません。
 千成瓢箪が1個のみというのは、同じプランターに植えたため負けてしまったものでしょう。しかも上の丸い部分が長いままで未成熟のようです。栄養がいかず申し訳ないことをしたなと反省しているところです。
 収穫のタイミングを見ているところです。大きな水桶に全身を沈め内部の種を出す作業が待っています。
どうなることやら愉しみでもあり、心配でもありの心境です。
 こんな愉しみを頂けたのも「竹とんぼ仲間との交流」のお陰ですね。

 写真1 テラスに繁茂する瓢箪の全景
 写真2 瓢箪「天宝」
 写真3 同上
 写真4 千成瓢箪







2010/09/18 9:47:32|活動の様子
全国大会in神奈川の会場で竹とんぼ教室開催

 全国の竹とんぼ仲間の皆さんには見覚えのある原っぱでしょう。第26回全国竹とんぼ競技大会を行った公園です。神奈川県相模川流域下水道の処理場の上部に設けられた「柳島しおさい広場」の現在の様子です。
距離競技において、土佐のOさんの竹とんぼが飛びに飛び153mを記録した場所です。
 9月11日(土)に下水道見学会が開かれ、竹とんぼ教室の依頼を受けました。このイベントに参加するのも今年で10年目を向え、よく続いたものだと感心します。皆さんの協力のお陰です。30℃を越える真夏日にもかかわらず多くの子供たちが訪れてくれました。
広場に続く散歩道の両側には幾つものテントが張られ、処理場の見学を終えた多くの親子づれが三々五々各テントを訪れます。ポップコーン売り場、各種のゲーム、地元の踊りの披露など、遊び心をふんだんに取り入れた見学会となりました。
 処理場関係の職員の皆さんは、何日も前から汗だくになりながら諸準備に奔走し、当日を迎えています。見学会終了後の後片付けは、スタッフみんなで協力し合い円滑に終わりました。
 遠く都内からTさんも駆けつけて頂き、竹とんぼ仲間の皆さんの協力を頂き無事修了しました。

 写真1 柳島しおさい広場

 写真2 ずらりと並んだテント群

 写真3 竹とんぼ教室のテント

 写真4 参加された竹とんぼ仲間の皆さん







2010/09/13 20:25:17|竹とんぼの面白さ
竹と遊ぶ・・・誰が考え付いた玩具でしょう。

 竹を使った遊び道具。何という名前のおもちゃでしょう。
 竹とんぼ友人から頂いた紐引き玩具を眺めていると自分でも作れるのではないかと何時もの癖が出てきました。 
からくりの解析に手帳の頁が費やされ漸く判りましたが、作るにはさっぱり困った次第です。
どこかに作業用の穴を開け、紐を通し絡めるのであれば楽なんですが、竹に余分な穴を開けない条件での製作は、壁にぶつかったまま一月以上が経ってしまいました。
 
 8月中旬、紐引き玩具が漸くできました。作り方に苦慮し、試行錯誤の繰返しで一ヶ月を要しました。Φ1mm程度の銅線をガイドに使い紐を穴に通し3本を相互に絡めることが出来ました。
 年末の納会の交換会へ出品しようと思います。
歴史はかなり古いものらしいですね。一説に拠れば江戸時代とのこと。

 竹で遊ぶ共通点があればこそ、こんなからくりを知り、作ることに挑戦出来たものです。
最初に考え、作った方に会ってみたいものです。







2010/09/09 22:36:05|竹とんぼとの苦闘
仲間の皆さんに教わり競技用を製作

長野の仲間の皆さんから発信される新技術に触発され、素直に挑戦してみました。軸周りのボス加工の方法は、海老名から例会に参加されていた大御所(故Aさん)から10年ほど前に教わった技法を当てはめています。クラフトナイフ一本でボスを削りだす単純な方法です。
 如何に羽根の厚みを薄くし、一方では翼端に重さを残す相矛盾した要求を手探りで求めている次第です。飛翔テストをするとその結果に何時もがっくりするので、出来上がりの形に満足している域を脱していません。
 羽根の裏面(前進面)の抉りは、ルーターと彫刻刀、人差し指に絡めたサンドペーパーで削りだしてみました。

 思うようにトルクが出ない(削りすぎ?)竹とんぼを作るたびに、重量別競技をしたらどんな大会になるのか想像しています。
3.0〜3.5gまではライト級、バンタム級などと級分けし、トータル重量は同じでも、如何に翼端を重くし、軸を軽くするなどの工夫度合いを品評しあう・・・・紙飛行機の競技に似てくるかもしれませんね。

 写真1 軸周りのボス加工

 写真2 最近の作品

 写真3 純竹羽根の計量







2010/09/08 21:59:17|竹とんぼとの苦闘
手ごたえのあるトルク感を出す工夫

 久しぶりの投稿です。

 大会に向けて競技用竹とんぼを作り始めました。
 軸用のカーボンロッドが在庫が少なくなり、Φ2mmのロッドが少し残っていました。
羽根の大きさ、錘の重さにより手に伝わるトルクが微妙に変わります。
軸の強度にマッチしたトルク、掌で感ずるフィットする手ごろなトルクを出すのに軸に巻いたサンドペーパーの外径が気になります。
 粘着式のテーピングを使いサンドペーパーの下に巻き、径を調整しました。このテーピングは伸縮性に富み、約倍の長さにまで伸ばせます。糸目を3本分ほどの幅に切り、伸ばしながら軸に巻きつけます。伸ばす量を調整しながら微妙な外形寸法を得るわけです。テーピングを巻いた状態で接着剤で固めると糸の交点が団子状になり、思った以上の太さになり失敗です。テーピング終了後、サンドペーパーを巻き、その後接着するとほど良い径が得られました。
 100円ショップで購入したものです。粘着保護紙には1cm毎の目盛が印刷されています。

 写真1 テープ、軸、サンドラッパ

 写真2 裁断したテープの表と裏のcm目盛

 写真3 テーピングの伸ばし具合。メッシュが見えます。