特に、勉強は面倒くさがりの9歳の息子。
あるとき、珍しい事に、言われもしないのに 算数の宿題をしていたので、
「いいこだね〜」 と褒めながら近づいてみると、 一生懸命、図形を鉛筆で塗りつぶし、塗っていない所には何かロボットのようなものが、浮き出てくる仕組みになっているらしい。
問題を読んだら、正三角形と二等辺三角形と、そうでない三角形をぬりわけるらしいが、 「ちゃんと解るんだ〜!偉いね〜」 と自主的に勉強をしてるだけで素晴らしいと思ってしまった私はまた褒めた。
彼は「うん、でもね、黄色い 色鉛筆が無いから黒くそめました!って書いたんだよ!」 と嬉しそうに言った。 そんな彼が、かわいらしくも愛しく思ってしまう親バカな私・・。
確かに問題文の下に但し書きを彼は書き入れたようだ。 今時は、これでもいいのかな〜と思いつつ、(問題変えちゃって)
さらに、よく読んでみたら、赤、緑、黄色に塗り分けなさいと書いてあった。
彼にそのことを言うと、両目をグ〜ッとつぶり、 首を振って、右左を見回し、口に人差し指一本立てて 「シ〜ィ!」
何それ!訳わかんない! と私は思いつつ、 「え!なに?」 と聞くと、 小さな声で「00君に解っちゃうでしょ!」 って!解ってたんだ!また、面倒くさがってたのね!
と、さらに、小声の彼 「聞かれたら恥ずかしいからぁ!」と制止する ・・・恥ずかしいの知ってるんだ?! ・・・おかあさん、知らなかった。 問題変えないで、ちゃんと答えなさい!
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