NET山岳会”HALU”

Eーメールで連絡を取り合いパートナーを探して登山を楽しむ山岳会です。活動はハイキングから雪山、岩登りまで幅広くやっています。経験や会費など必要ありません。もちろん年齢制限などありません。必要なのは山へ行きたい気持ちだけ。 別にもう一つ詳細なサイト”HALUⅡ”がありますのでリンク欄から訪問してください。
 
CATEGORY:その他

2013/03/24 17:24:58|その他
和賀山塊 巨樹の森
日程  :06年7月12日
メンバー:MNTさん、ucon
記録  :今回の「東北の山旅」の目的の一つに日本一or二位のブナと栗の木に会うことだった。和賀山塊を紹介する本に両方とも直径8m余と書いてある。かの有名な縄文杉も胸高周囲が16m(直径5m前後)だ。こんな怪物がいるのであれば・・・ということで山旅の第1日目に組み込んだ。まず、栗の木に会いたくて雨の降る沢に分け入った。以前は道があったらしいが今は廃道になっている。合羽を着て汗と渡渉でビショビショになりながら奥へ奥へと進むが一向に見つからない。ガイドブックには営林署が作った小さな案内板もあるらしいが見つからない。とうとう百尋の滝という数十メートルの滝に行く手を阻まれた。それでは向きを変えて下りながら探そうと目を皿のようにして(お陰で躓いてばかり)引き換えしたがやっぱり見つからないので諦めざるを得なかった。次に巨大ブナに逢うために車で移動して別の沢に入る。林道からこれまた本降りの雨の中ブッシュに突入する。が、こちらは有名?なので踏み跡がしっかりしていた。聞けばNHKが取り上げて放映もされたらしい。「雪地蔵」と言う名前もついているらしい。今度は林道から尾根を下って途中の台地状の尾根にあるらしい。ほぼこのあたりと思われるところに到着した直系8m余のブナは見当たらない。ブナとしてはかなり大きめの年老いたブナがあるのみ。それでも諦めずに近辺を隈なく探したが無い。そこでガイドブックの表紙に使われている写真を確認したら・・あった!!。さっきから目の前にあるブナの老木がそっくりだ。これに違いない。確かにブナとしては巨大だがとても直径8mは無い。胸の高さにあるデコボコとコブを入れても2.5m前後だ。そうだ!、直径を周囲と読み替えれば何とかツジツマがあいそうだ。ということで納得した。ただし雪地蔵の名誉のために言うと「こんなに太いブナ」は見たことがない。直径は通常の2倍以上はありそうだ。雪地蔵と別れて約30km北上した太平山の麓に住むおの地のガイド、藤原さんに会いに出かける。藤原さんは山や自然についての文筆活動の他にガイドや秋田山の学校を主宰している人だ。ちょうどこの日も登山愛好家が集まって医師を講師に招いて「登山と筋肉の運動」をテーマに講演会をしていた。私たちも飛び入り参加させていただいた。主な内容を記すと①脈拍数が(220-年齢)×0.75で歩くと疲れない。②登山の時使うエネルギーは5Kcal/1時間・1kg③エネルギーの元は炭水化物と体脂肪を燃やしてつくる。④歩き始めて2時間後から体脂肪を使いはじめる。⑤水分は5ml/1kg・1時間減る(体重60kgで6時間歩くと1,8L⑥水分は2%減っても問題ない。⑦疲れや足の吊りはNaやKを摂ると良い(ポカリなど)⑧トレーニングは高さ150m以上を必死に歩かないと効果なし。⑨登山のトレーニングは山登り。 などなど非常に参考になった。  記:ucon写真左:巨大栗の木「ビックリ」を探す途中で見つけた杉。 写真中:行く手を阻んだ「百尋の滝」 写真右:巨大ブナ「雪地蔵」







2013/03/24 17:21:02|その他
和名倉沢
日程  :
メンバー:niko、ucon
記録
26日 雨
 数日前の天気予報では快晴の筈だったが近づくに連れて予報は悪くなりついに雨になってしまった。それでも入渓前は雲は垂れ込めているが降ってはなく、暖かいので二人とも何の躊躇も無く入渓する。途中で釣り師が一人下ってきて立ち話しすると「今日の水量は平常」とのことだが多い。直登できそうな滝はなく巻き道がシッカリしている。危ないところにはフィックスがあるので安心だ。
通らずの手前で大きく巻くか小さく巻くか考えて右岸を小さく巻くことにするが、結果的に選択できるような踏跡はなく簡単に“通らず“を巻いてしまった。出たのは大滝の下。雨の中空からドウドウと落ちている。当然ここも右のルンゼに取り付き更に右の小尾根を登ると顕著な踏み跡に出てそれを辿ると大滝の上に出る。目の前の30mくらいの滝が見えるがこれは支流の船小屋窪だ。本流の脇は一段上がって平らになっていてテントは数張り張れそうだ。今日はここまでにして早速テントを張る。
袋からテントを出すと黄色いテントが出てきた。あれ、確かミドリのはずだけど、記憶違いかな?黄色はゴアだから快適だぞ・・・・と思いながら広げると底がない!おまけにブルーの吹流しが着いている・・・ やってしまったよ。これは冬用の外張りだ。nikoさんは「エー!」と一瞬固まったあと「仕方ないからザイルを使ってぶら下げればツエルト代わりになりますね」と慰めてくれる。自分はといえばこういうときでも零細沈着、慌てず騒がず落ち着いたものだ。われながら天晴れ! 「フレームを地面に刺してその上に外張りを被せ、スカートに石を載せれば立派なテントになるよ。銀マットもあるし、本体の外に張るものだから本体よりも広くて快適だ」と。そのとおりで快適なテントが出来上がった。雨はかなり本降りになってきた。
中に入ってご機嫌で昼寝をしているうちに気が付いた。ポタポタと雨漏り。そうか・・外張りは通気性がなく縫い目はシームしてないから雪には強いが雨には弱いらしい。でも二人ともシュラフカバーを持っているから雨漏りなんか怖くない。濃い霧と雨の中日が暮れた。
27日 晴れ
3時頃目が醒めて朝食の仕度をする。今回は食糧・調理は各自としてガス関係だけ共通なので順番に行う。私は昨日作っておいたアルファー米をインスタント味噌汁に入れてオジヤにしようとしてお湯だけ沸かすので簡単だ。インスタント味噌汁の袋をあけたら乾燥した具だけしか入っていない。粉末ミソでもどこかに入っているだろうとお湯が入った食器にあけたがミドリの(今度はミドリ)のワカメがユラユラと泳ぐだけ。茶色(黄色?)にならない。首を捻っていたらnikoさんに「ミソはセットで別の袋に入ってなかった?」と言われてしまった。そういえばあったけど重そうだから置いてきた。なんせ5年前にかった者を押入れの置くの箱から出したのでよく覚えていない。しかたなく味噌の無いオジヤを食べた。(雑炊?だと思えばいいが素っ気無い味だった)
5時に明るくなり歩き出す。相変わらず出てくる5m以上の滝は直瀑で水が多く直登はできない。巻き道も次第にはっきりせず危なくなってきた。おまけに流れの横に雪の塊が残っている。
荷物が重いのでゆっくり登ってゆくと標高1600m付近から雪がベッタリ付くようになりラッセルになってしまった。ところどころ腰までヅボッと落ち込むので疲れる。
喘ぎながら稜線に出たのは13時をかなり回っていた。機体していた「僚船に雪は無い」は見事にはずれてヤッパリズポズポラッセル。
1900mくらいで雪が消えた。一時はビバークも覚悟したがこれで帰れる。長い尾根をヨタヨタと久々のテッカリ下山をたのしんで下り秩父湖についての日もとっくに暮れた20時だった。(途中で下山連絡先のaoさんには携帯から連絡を入れておきました)
                               記:ucon






2013/03/24 17:13:19|その他
女峰山
山名:女峰山(2483m)・男体山(2486m)
日時:2006年8月23日(水)~25日(金)
メンバー:alps,他5名
8/23(水)
平塚11:00⇒東北道⇒日光宇都宮道路⇒いろは坂⇒17:00奥日光湯元キャンプ村(天幕)
 首都高速以外は平日の為順調に進みキャンプ村に着く。キャンプ1人1.000円を事務所に支払いに行くが誰も居らず。キャンプ場には10張ほどのテント。夕食前に二年ぐらい前に来た日帰り温泉に行くが整地されていて跡形も無く(ガッカリ)付近を捜すが日帰り温泉夜は殆ど入れず。夕食後ビジターセンターで遊び、9時就寝。夕方より雲行きが怪しかったが夜半に大雨。
夕食:アンカケ焼きそば、キムチ、焼き豚、etc

8/24(木)曇り
キャンプ村⇒6:30志津乗越→馬立→前女峰→女峰山→帝釈山→小真名子山→大真名子山→17:30志津乗越→18:00志津避難小屋 行程時間11時間
 朝起きると昨晩の大雨は止んでいた。各自朝食を済ませキャンプ場(朝も徴収に来なかった、有難う)を出発、裏男体林道は志津乗越(1785m)まで舗装されている。10台ほどの駐車スペースあり。1時間程林道を歩き馬立に着き、胸の辺りまでの笹薮を荒沢出合に下降。枯れ沢を渡り女峰山方面の標識に沿って樹林帯の中を冶山工事用のモノレールと平行して登山道を沢に沿って登る。
2時間ぐらい歩き、枯沢を渡ると女峰山冷水場があり冷たい水で喉を癒す、旨い。水場より15分位で唐沢避難小屋(小屋の中を覗くとねずみ注意の文字)に着く。広場、ベンチもある。小屋の横の石仏を過ぎ登山道を進むと19才の若さで亡くなった方の追悼碑があり樹林帯を僅か歩くとガレ場に出る、トラバース気味(落石の危険あり)に注意しながら進むと岩場に出、30分位登ると今日のメイン女峰山 山頂に着く。記念写真とデジカメを取り出すと不覚にも手渡す時に落とす。当たり所悪く破損し写真は取れず、残念。平日なのに珍しく3人の登山者と会う。360度の展望のはずが曇りで目の前の男体山も見えず。美人が!!多かったので恥ずかしくて隠れたのかな~?帝釈山への下降ヤセ尾根左は崖、注意、注意。シラビソ、コメツガの薄暗い樹林帯を下ると小広い広場に此処が富士見峠、大の字に寝そべりたい気持ち、地図には記載されていないが23号線(川俣温泉川冶線)の野門への標識が有りコケの道が続いていたホントに行けるのかは不明、多分昔の峠越えの道かも。小真名子山(コマナゴ)へは岩に黄色のペンキのマーキングのある急なガレ場を登ると山頂。山頂には大きな電波反射板があるが携帯は圏外を示す、大真名子山(オオマナゴ)へは、キノコを採りながら深い樹林帯の中を進む、今晩のおかずに、多分大丈夫だろうと。山頂には大きな祠と神様が祭られ、銅像が男体山の方を見ていた。山頂よりの下りは鉄梯子、鎖が所々あり、途中には青銅の神像が何体も男体山?の方睨んでいた。志津乗越より志津避難小屋へは10分位(男体山登山口より入る)
小屋の傍に屋根付き水溜りが有るが濁っていて匂いもし、生では飲めない。
今日は我々のパーティが貸切でした。夕食:キノコご飯、キムチ、お赤飯、etc

8/25(金)晴れのち曇り
志津避難小屋6:00→8:40男体山(二荒山)9:30→11:00志津避難小屋→志津乗越⇒11:30アストリアホテル14:00⇒15:00日光山参拝17:00(東照宮)⇒21:00平塚  行程時間5時間
 朝食のお餅入り雑炊を皆お腹一杯に食べ出発、樹林帯の中を進むが、地図にも載っているが、崩落箇所が多数あり大雨が降ったらマダマダ崩落が進むだろうと思う箇所が多々あった。山頂に着くと流石百名山、時間が経つに連れ登山者が集まってきた。360度の展望を期待したが昨日と同じで中禅寺湖、白根山方面は霧で見えなったが、女峰山、小真名子、大真名子、太郎山方面は良く見え昨日の事をアーデモナイ、コーデモないと騒いで楽しい一時を過ごし下山した。下山途中でも多数の登山者と会う。駐車場に着き時間が早いので 父、男体山・母、女峰山・娘、大真名子、小真名子を登ったのだから一男二女の残りの太郎山に登ろうよと話を進めたが“どうぞ”と言われ断念。まー温泉でも入って昼食でもしようと言う事になり日光アストリヤホテル(1.000円)に行き疲れを癒し、太郎山の代わり世界遺産の東照宮に寄る事になり1300円の参拝料を払って参拝。結果的には日光山の事が色々判って勉強にに成った。例 輪王寺(三仏堂)三体の本尊 男体山=千手観音、女峰山=阿弥陀如来、太郎山=馬頭観音 日光山では山、神、仏が一体となり信仰されていたとの事。 記alps







2013/03/24 17:10:33|その他
海沢谷
日程  :06年05月19日
山名  :奥多摩 海沢谷(御岳山の近く)
メンバー:nmt、ucon
コース :越沢バットレス→峠→海沢谷三つ釜の滝→大滝→大岳山→鍋割山→峠→坂下→はとのす駅
情報  : 
・峠まで反対方向から林道が林道が来ている。 
・林道を下ると三つ釜の滝という公園施設に出ろ。ココには大きな東屋あり。 
・三つ釜の滝は小さいが綺麗な釜と苔に被われた滝が続いている。
・滝の右側には大岳まで続くシッカリした山道がある。 ・大滝は直登不能。ココで右の斜面を50m登って山道にでて大岳に向かう。
・大岳からは御岳山関連のハイキング路を鍋割山まで行く。 ・鍋割山から峠までのショートカットのため地図上道のない稜線を歩いたが踏み跡あり。
紀行文 :
バットレスから峠までは斜面をトラバースしながら徐々に登って行く。昔はこの途中に数件の民家があったらしく石垣等の施設があった。 峠は城山と鍋割り山の最低鞍部で海沢谷側からココまで林道が通じていた。林道を暫らく下って海沢谷に着く。ココは公園風になっていて10人以上が入れる東やがあった。そのすぐ上流が三つ釜の滝と言われるちょっとした景勝地で深い滝つぼを持った小さな滝が続くゴルジェ。左岸には大岳へと続く道があるが我々は滝を登る。(多分いけないことかも?)この川の上流は森が深くて豪雨などがあっても増水しないのか水際の石までぎっしりと見事な苔がついていた。途中10mくらいの滝があり、直登はできないが右の壁にボルトが見えたのでnmt氏リードで登る。殆ど登る人はいないようで一枚岩に草が張り付いていて微妙なバランスを強いられた。 このすぐ上で大滝(20m)になり、時間も押していたので左岸沿いの道にでて大岳に向かう。大滝の上はあまり滝は無いのかところどころ山葵田があった。大竹を通過し、鍋割山で御岳への道と分かれ今回の楽しみの一つである未踏の尾根に飛び込んだ・・積りだったが残念ながら踏み跡があり難なく峠まで着いてしまった。 今回も御岳という観光地周辺のハイキングエリアなのに雨模様の天気のためか、一人の登山者にも会わない静かな山旅であった。   記:ucon 






2013/03/24 17:07:42|その他
越沢バットレス
日程  :06年05月18夜~19日
山名  :奥多摩 越沢バットレス
ルート :左ルートメンバー:ucon、NMT
記録 
・JR青梅線はとのす駅の裏に観光客用駐車場(50台)あり。
・国道を多摩川側に渡って坂下地区に向かう路を下って橋を渡り御岳山に向かう。歩いて30分。 ・集落を抜けると御岳山に向かう越沢の左岸斜面の山道に入る。 ・途中で道標に従って左の更に細い山道を沢床まで下って渓谷に沿った道を少し登ると左側に壁がある。 ・高さは約80m、幅も同じ位。岩質はチャートで角が尖っっている。ザイル切断に注意。 ・ルートは大きくは3本。取り付きは同じで途中から分かれる。 ・左はクラックを登る5級で取り付きから2P(今回登った) ・真ん中は左スラブと呼ばれ取り付きから3P ・右は右スラブと呼ばれ取り付きから3P紀行文 今回は左ルートのみを登った。リードはNMT氏(丹沢山のみやま山荘小屋蕃の青年でガイドの勉強中の根本さん)。微妙なバランスで登り木があるテラスで区切る。セカンドで登り出すと途中5m位が逆層で悪い。カラビナにつかまってしまった。 左ルートは直角に交わる壁の奥の広め(腕が入るくらい)のクラックに素って登る。ここはNMT氏の上からの指導をもらって強引に登る。 この終了点から取り付きまで約40m。一気に懸垂で降りた。 今日はこの一本にして越沢の右隣の沢(海沢谷(ウナサワ))に沢登りのため移動する(記録は別にした)                               







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