人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2014/01/26 22:44:56|俳句中心
冬茜橘中の仙になりきって




4局打ちました

夕方暗雲が垂れさがってきましたけれど

なんとか

今日はとても暖かい日でした

撫子公民館の庭には大勢の人が

何かを 運動か ぶらぶらか

ふらふらか 子守か 

海へは行きませんでした

暗雲が垂れさがっているのに

遠方は晴れて青空が見えるのです

異様な風景なのです

自分の目がかなり悪くなって

異常に明るく感じる

目の前のバリアーが取り払われて

なにか恐ろしい感じなのです

夢のような別世界のような

もう菫咲く春が来てしまったようです




冬茜橘中の仙になりきって





囲碁が終わったのでどこかへ

飛んで行ってしまいたくなるのです

どんな手段で飛んでいこうかな〜


筋斗雲 魔女の箒 天女の羽衣

一瞬のタイムスリップ

それとものんびりと仕掛け人のように

気球に乗って

それとも竹コプターがいいかな〜

アバターの鳥に乗っていくのもいいか〜

なんでもいいけど何処へ行くのかって?

それだけはきまっているんだ

もちろん 桃源郷だわさ〜



囲碁が終わってマックスバリューで

3割引きの鮪の刺身を仕入れてきて

日本酒を飲んでいたら

囲碁を打ってきて壊れかかっていた

脳みそが

いつのまにか落ち着いて目が覚めて

どうやらまともに戻ったようです



人跡未踏の桃源郷へ冬の虹

















2014/01/25 20:27:04|その他
優れもの瑞穂の国の風呂炬燵





全国的に3〜4月の暖かい気候

とのことであったそうだが〜

どういうわけか吾輩は寒いのである〜

天気もよくはないし、くもっているし、

纏だけが寒いのかな〜


こんな日には風呂に入るにかぎるのだ〜

湯船のへりに頭をのせて

手足をのばして力を抜けば

膨らんだ肉の塊には浮力がはたらき

ふわりふわりと天の羽衣をまとった

天女のような爽快さなのである〜


肩まで湯船につかり

目をつぶって息は止めない〜

このへんで追い焚きのスイッチを入れ

じい〜っと妄想にふけるのである〜

ほんらいならばこのへんで

いろんな音が聞こえてくるのであるが〜

我心象風景心象音できこえてくるのは

血管を流れる真っ赤な音なのである〜


温度は先ずは血液につたわり

その流れは温度の上昇とともに

スピードを増し

体のすみずみにはりめぐらされている

毛細血管により

誰かが言っている津々浦々まで

給料が上がるのではなくて〜

温度が上がるのである〜


吾輩は冬は暖かいのが大好き

当然夏は涼しいのが大好き

そんなわけで今は

風呂と炬燵の文化にどっぷりと

浸かっているのである〜


炬燵も日本人が発明した優れもので

炬燵の中にもぐりこみ首だけ出せば

まったく風呂と同じで

首から下は湯船に浸かっているのと

全く同じなのである〜





優れもの瑞穂の国の風呂炬燵



うすめあけ漱石を読む炬燵猫






















2014/01/24 14:28:00|俳句中心
ノンアルコールのビールの酔いや新年会




昨日は

玄鳥俳句会の山脈支部の新年会


おじさん3人 おばさん8人 

全員11人が 全員集合!

午前中はいつもの金田公民館で句会

午後は由緒ある料亭 今井亭にて

大新年会が始まった!


それぞれがそれぞれ個性豊かな芸術家達

芸術家とはそもそも   おっと〜

芸術家の前に詩人達である〜


詩人としてはそもそも

今少し美しい夢をみなければ〜 と〜 

切磋琢磨しているのである〜


まあ〜ちょっと腹がたったとする〜

その腹が立ったところをすぐ十七文字

にする。

いちど十七文字にしてしまうと

話をしてしまうと〜

腹立ちはすぐに他人に移ってしまう

すなわちすっきりしてしまうのだ〜

だから〜

心のどかに豊かになって詩がうまれる。



ああ愉快だ〜こう愉快になるのが〜

詩なのであり〜それを読むものも

愉快になる。


詩人に憂いはつきものらしいが〜

十七文字の詩人たちには

あたかも自分には憂いの無きが如く

俗念塵界を放棄して

飄逸諧謔 悠然として詩情の人となる。


ここ今井亭のおもてなしの極意は

世界無形文化遺産である和食にある

ばかりでなく、庭がまた素晴らしい

和庭園には有名な松の木が威容を

誇っており毎年ながら

見惚れてしまうのである!


ノンアルコールのビールを飲んで

酔っ払えるのもまた詩人としての

得意技なのであり

日頃十七文字の創作詩をつくる作家達

の 飄逸諧謔話創り訓練のたまもの

なのかも知れない〜



ノンアルコールのビールの酔いや新年会
















2014/01/21 21:30:00|
熱燗や味は醍醐味露天風呂





何のために生きているのかと問われれば

食うために生きているとこたえる

何のために食うのかと問われれば

生きるために食うとこたえる

こたえるのがめんどうだからいつも

そうこたえる



でもほんとうはすこしだけちがう

うまいものを食いたいとおもっている

ここちよく生きたいとおもっている



そうしてできることならば

いつまでもいきていたいとおもっている

もっともっとうまいものをたべ続けたい

ともおもっている



いきることもたべることも

とことんあじわいつくしたいとも

たくらんでいるのである




日脚伸ぶ酒はぬるめの燗がいい


腕時計の電池の残り春夙(まだき)









 寒山詩 8、



駿傑馬上郎  駿傑なり 馬上の郎

揮鞭指楊柳  鞭を揮って 楊柳を指す


謂言無死日  謂言(言うならば) 

           死ぬる日無しと

終不作梯航  終に 梯航を作らず


四運花自好  四運花 自ら好むも

一朝成萎黄  一朝 萎黄と成る


醍醐與石蜜  醍醐と石蜜と

至死不能嘗  死に至るまで

          嘗める能わず





 寒山詩 8、

        (訳詩)はぐれ雲



ひときわ目立つ馬上の男

鞭をふるって歓楽街へ


自分に死ぬ日のないかのごとく

勝手気ままな風来坊

享楽の永遠に続くと勘違いして

準備もしないの〜てんき


四季折々に花咲き誇り

それぞれ全て美しきされど必ず

一朝黄ばみて枯れていく

人生無常との悟りなし


栄枯盛衰知らずして

醍醐の法味 石蜜の甘露

などと味わえるはずもなく

哀れに生きてただ消えていくのみ





醍醐(だいご)


五味のNo1、諸病の妙薬とされる。

仏教では、

精製すれば、乳、酪(らく)、

生酥(そ)、熟酥、醍醐、となり

最終段階の醍醐は最も味がよくて

滋養がある。

これを醍醐味と言う。




石蜜(せきみつ)


岩場で作られる蜂蜜、氷砂糖。

醍醐とともに妙薬とされる。




熱燗や味は醍醐味露天風呂

















2014/01/20 21:34:00|俳句中心
大寒や濃いお茶なぜか飲みたくて





大寒です今日は

唐詩歳時記によれば

小寒(1月6日)には雁が早くも北へ

向かい、鵲(かささぎ)が巣作りを始め

雉が雌を求めて鳴く。

大寒(1月20日)には、鶏が卵を産み、

鷹や隼などの猛禽類が勢いを増し、

激しく空を飛んで獲物を捕らえ、

沼地では、氷が中のほうまで堅く張り

つめる時期とされている。


とにかく寒いのだ だから大寒

しかしここ湘南平塚纏の里では

それほど寒くはなかったですな〜

ぼちぼちでしたかな〜



大寒や濃いお茶なぜか飲みたくて