人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2014/02/04 15:40:00|俳句中心
春立つ日寒山寺にて雨宿り




昨日は節分だったのだが〜

近所からは豆まきの声はまったく

聞こえませんでしたな〜

そういえば近所から子供がいなくなって

久しいものですかね〜

やっぱり大人だけで

福はうち〜 なんてやってもね〜


それにしても異様に暖かい


今朝も暖かい

今日は立春ですからね〜


斜め前に分譲住宅ができて

きのう入居者があいさつに来た

老夫婦が札幌から越してきたという

思わず顔をみてしまいましたね〜

“えっ! 札幌から〜?”

まあ不思議なことはないけれどね〜

札幌からなら相当暖かく感じるん

だろうな〜


昼になるにつれてだんだん寒くなって〜

雨が降りそうで

なかなか降らなく〜て〜ね〜

炬燵の中に入って

ず〜っと囲碁番組を見ていたら〜

眠くなってきてしまってね〜



立春や死んだふりしてホットケーキ





寒い!

雨が降ると暖かくなる感じなんだけど

降りませんな〜


中国杭州に住んでいた時

ちょうど今頃ですかな〜

蘇州にマイクロバスの日帰りツア〜

に行って

寒山寺で雨に降られてね〜

たいしたことないんだけど〜

雨宿りをしてね〜

吾輩は蝙蝠をもっていたんだけどな〜



春立つ日寒山寺にて雨宿り





纏でもいつの間にやら雨が降ってる

ようですな〜

寒いから雪になるのかな〜

第22期竜星戦ま〜だやってるな〜


風もでてきましたな〜

嵐 冬の嵐

こんなときは風呂に入るにかぎる。



いつのまにやら

雪が舞いしきっております

街灯を巻き込んで

おっ 寒 !

これは積もりそうだな〜

明日の朝が楽しみじゃな〜

















2014/01/31 20:03:01|俳句中心
一月尽俺の旋毛(tumuji)は左巻き




我輩は時の長さを腹で測る


はらで測れないくらい短い時間は

時計を見たり、テレビを見たり、

太陽の方向から測る


そうして腹で測れないくらい長い時間は

新聞の日付を見たり、パソコンを見たり

テレビを見たりして測る


それでも測れないくらいもっと

長い時間は髪毛の伸びる長さで測る

だいたい散髪してから2カ月経つと

耳の周りが五月蠅くなるのである

吾敏感な耳に毛が当たるようになって

くるのである。


ところが〜 もう2か月過ぎたのだ〜

前回床屋へ行ったのは11月22日

だったのだ〜 今日は1月31日

今日床屋へ行こうかなと思っている〜


今回はまだ耳が五月蠅くない〜

五月蠅(うるさく)くないのが

冬と夏では違うのかどうか?

それとも寒いと伸びるのが遅いのか?

それとも

劣化のせいなのか?はたまた耳の感度が

鈍くなったのか? 困ったもんだ〜



左が右、右が左、

我輩は頭のてっぺんに旋毛(つむじ)が

二個ある。左が右巻き、右が左巻き

しかし自分でそれを確かめたことはない

前々回かな〜床屋の兄ちゃんに見て

もらった、その答えが、右が左巻き

左が右巻き、だったのだ〜

子供のころにはよく言われたが〜

自分では見たことがない〜

見てみたいとはおもうのだが〜



左が右右が左や一月尽




こんな俳句創ったって、わかる人が

いるわけないよな〜



一月尽俺の旋毛(tumuji)は左巻き




こんなところでいいかな〜

ということで今日は床屋へ

行ってきました〜

電話をしてからね〜


“わたし待つのが嫌いなんです〜”

















2014/01/30 23:35:01|俳句中心
腹膨るる万能細胞春近し



昨日は素晴らしいニュースが

入ってきましたね〜

第三の万能細胞作成のニュース

刺激によって引き起こされた

多能性の獲得と言う意味から

STAP細胞となずけたそうな!

しかも30歳の日本の美人のお姉さん

小保方晴子さんが発見したそうだ〜

iPS細胞(人工多能性幹細胞)や

ES細胞(胚性幹細胞)に続く第三の

万能細胞であり、作製方法がiPS細胞

に比べ簡単で効率が良く、短時間で

作製できて、しかも、がん化のリスクが

低いそうだということだ。


こうなりゃあ〜 臓器再生どころか

人間再生が期待できますな〜

かつて、不老不死の薬を探していた

秦の始皇帝や徐福にも

教えてあげたかったですな〜

細胞もストレスを加えると初期化

するようですな〜


吾輩はストレスをなくそうなくそうと

風呂に入ったり、酒を飲んだりして、

日々努力しているのだが〜

ちょっとばかり、考え方を変えた方が

いいかもしれませんな〜


そこにいるストレスだらけで

肥っちゃってる、おじさんやおばさん

たちも〜

気にすることわあ〜ありゃあせんでえ〜

そのうち初期化できそうですぞ〜



腹膨るる万能細胞春近し




明日は春節、旧暦の元旦です!














2014/01/28 18:28:03|
暮れなずむ文武両道冬の虹





雨蛙の合唱は

隣同士では声を合わせずに交互に

鳴いているのだと


京大情報学研究所のあるグループが

解明したそうな


その理由は

同時に鳴くと、隣のカエルの群れに

自分たちの縄張りが伝わらないからだ

なんだそうですな〜


なんだ〜 そうですぞ〜

あべちゃんよ〜

タイミングをほどよくずらしてね〜

それが戦略的対応というものですぞ〜


それにしても、よく頑張っているな〜

たのもしいぞ〜




青蛙おのれもペンキぬりたてか

            芥川龍之介











 寒山詩 14、



一為書剣客  一たび書剣の

         客となり

三遇聖明君  三たび聖明の

         君に遇う

東守文不賞  東に守となるも

         文は賞せられず

西征武不勲  西に征しても

         武は勲せられず

学文兼学武  文を学び兼ねて

         武を学ぶ

学武兼学文  武を学び兼ねて

         文を学ぶ

今日既老矣  今日既に

         老いたり

余生不足云  余生云うに

         足らず





 寒山詩 14、

        (訳詩)はぐれ雲



青雲の志を抱き

一たび文武を修めた人となり

三たびも聖明な天子に

仕えることができた


しかし

東方で文官としての政治をするが

功績に対しての賞はなく

西方での武官としての遠征にも

功労としての叙勲はない


学問に精を出すとともに

武芸をも学び

武芸に力を入れるとともに

学問をも学びて


文武両道片輪にならず

鍛錬をしてきたが

私はもう老人になってしまった

これからの余生言うべきことならず




暮れなずむ文武両道冬の虹


















2014/01/27 15:54:01|
春を待つ一羽の鷗砂の上





三島からの帰り

箱根新道をフイットで下る

気分よく運転していたら

急に曲がり角で大型ダンプが現れた!

万事休す ボーン ガーン ドーン

気が付いたら

布団から跳び出した足で

電気スタンドを蹴飛ばしていた

あ〜あ〜 夢でよかったな〜


今日は暖かい日ですな〜

まるで春のようでございます!









「 旅夜書懐 」


          (盛唐)杜甫



細草微風岸  細草 

         微風の岸

危檣独夜舟  危檣(きしょう)

         独夜の舟  

星垂平野濶  星垂れて 

         平野広く

月湧大江流  月湧いて 

         大江流る

名豈文章著  名はあに文章をもて

         著さんや

官応老病休  官はまさに老病にて

         休するなるべし

飄瓢何所似  飄々として

         何の似る処ぞ

天地一沙鷗  天地の

         一沙鷗







「 旅の夜 舟中でのおもい 」


         (訳詩)はぐれ雲



岸辺の草々 そよかぜ吹いて

たかい帆柱 ひとり眠れず


星空の地にたれるところまで

平野のはるかに続く


月光の波にみだれてきらきらと

大河のゆったりと流れゆく



男たるものの名声は

文学なんぞで現すべきか


願うべき政治の官職は老病のため

退かねばならぬことになってしまった


ああ われはいま

広大無辺な天地のあいだを

あてどなくさすらう一羽の鷗




この詩は揚子江を下る船旅の途中での作

五十四歳 流浪の旅の絶望感がみえる。



春を待つ一羽の鷗砂の上