昨今新聞の地位が
どんどん落ちてますな〜
インターネットの発展により
情報は世に溢れている。
テレビや
コンピューターの
デスプレイ上に知りたい
情報がどんどん出てくる。
朝日新聞の
謝罪では済まされない偽情報
新聞の紙で見られることも捨てきれない
良さもあるのだが、
こうもインチキではね〜
近い将来新聞は
無くなるんじゃあないかな〜
月の雨いくぶんまるい音をたて
十六夜や雲間を開く月明かり
満月やスーパームーンの現れし
「 月夜 」
(盛唐)杜甫
今夜鄜州月 今夜
鄜州の月
閨中只独看 閨中 只独り
看るならん
遥憐小児女 遥かに憐れむ
小児女の
未解憶長安 未だ長安を憶うを
解せざるを
香霧雲鬟湿 香霧 雲鬟(うんかん)
湿(うるお)い
清輝玉臀寒 清輝 玉臀(ぎょくひ)
寒からん
何時倚虚幌 何れの時か
虚幌に寄りて
双照涙痕乾 双び照らされて
涙痕(るいこん)乾かん
鄜州(ふしゅう)
現在の陝西省にある富県 西安の北の方
そこの羌村に杜甫は家族をあずけて
いた。安禄山の乱後杜甫は長安に
安禄山の賊軍により軟禁されていた。
小児女
当時杜甫には二人の息子と二人の女の子
の幼い子供たちがいたそうです。
「 月の夜 」
(訳詩)はぐれ雲
今宵鄜州(ふしゅう)を照らす月
妻は一人で 部屋の中から
一途にじっと 月を看る
遠く遥かに いたいけな
息子や娘の 思うこと
まだ長安に居る 父のこと
気遣うことさえ 知らぬはず
夜霧に髪は 潤いて
月の光に 細うでの
冷たき妻の 目はおぼろ
いつになったら 垂れさがる
帳(とばり)のそばに たたずんで
妻と二人で 乾いた笑顔を
月に対して 向けられるのか
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