幻塾庵 てんでんこ

大磯の山陰にひっそり佇むてんでんこじむしょ。 てんでんこじむしょのささやかな文学活動を、幻塾庵てんでんこが担っています。
 
2014/04/03 12:53:00|著作
室井光広 著書

プルースト逍遥――世界文学シュンポシオン

五柳書院 2009年7月刊

〈初出〉
「三田文学」2005年夏季号〜2008年夏季号

念願の作家論の一つ。
三十年にわたり単読者としてセンスある出版活動を続ける五柳書院の小川康彦氏との奇跡的知遇も忘れがたい。





ドン・キホーテ讃歌――世界文学練習帖

東海大学出版会 2008年11月刊
『ドン・キホーテ』私註
〈初出「群像」2004年11月号〉
T・S・エリオットの効用〈英潮社「ポッサムに
  贈る13のトリビュート」2003年〉
一方通行路とパサージュ
〈「群像」2003年11月号〉
現代文学とボルヘス〈「ユリイカ」1999年9月号〉
ボルヘスにさわる〈「すばる」1999年9月号〉
創作者としての読者〈岩波文庫別冊『世界文学の
  すすめ』1997年〉
ナチュラリストの死&フィードワーク〈国文社『プリオキュペイションズ』2000年 巻末解説〉
生口か死口か〈岩波書店『21世紀文学の創造』第
  八巻「批評の創造性」2002年〉
東北のドン・キホーテたち

カフカ入門――世界文学依存症

東海大学出版会 2007年11月刊

第一部 カフカ入門
T  千声と一声〈「ユリイカ」2001年3月号〉
U  くるみ割り式〈週刊朝日百科「世界の文
   学」120 2001年11月刊〉
V  見者カフカ〈「文學界」2000年1月号〉

W〜Y 〈ミネルヴァ書房刊 叢書「文学の在り
   処」別巻シリーズ〉

第二部 世界文学依存症
  ――カフカ入門のための十三参り

 
書くことを〈天職〉と確信していたにもかかわらず、職業人としての作家稼業(文学商売)に一線を画した――最も〈語り難い〉作家について、蛮勇をふるってまとめた一冊。
本書の柱となる第二部(300枚)は某文芸誌に発表予定だったが、編集長判断でボツとなった。これを機に、若年時からの(カフカ的?)本願である――商業文芸誌から足を洗う生活の道筋が見えてきた。人間万事塞翁が馬。







2014/04/03 12:05:51|著作
室井光広 共訳書
シェイマス・ヒーニー
プリオキュペイションズ
   ――散文選集1968〜1978

国文社 2000年5月刊

ヒーニー論
「ナチュラリストの死&フィードワーク」収録







2014/04/03 11:54:00|著作
室井光広 著作

キルケゴールとアンデルセン

講談社 2000年9月刊

キルケゴールが初めて書いた本は、
世界最初のアンデルセン論だった!
この驚きから本書は生まれた。
世界的哲学者と童話作家の邂逅を復元する
文学的考古学の試み
(帯の文言より)






カバー写真 土偶・石棒・石斧・土器片
       (奥会津出土縄文遺物)




表紙写真 著者の手のひらの土偶






零の力

講談社 1996年3月刊
〈初出〉
零の力――JLボルヘスをめぐる断章 
          「群像」1988年6月号
木乃伊取り――実践的批評について  
          「群像」1989年2月号
霊の力――エズラ・パウンドを思う 
          「群像」1991年9月号
批評家失格という事――初期小林英雄の可能性 
          「群像」1992年11月号
声とエコーの果て――新三位一体論 
          「群像」1995年4月号

著作家としてデビューを許された
ボルヘス論(群像新人賞)他4篇を収めた
はじめての文芸評論集






 







2014/04/03 11:31:55|著作
室井光広 著書

縄文の記憶

紀伊國屋書店 1996年8月刊

T 縄文の記憶
U 〈おどるでく〉の世界












縄文の響き

奥会津書房 2001年3月刊

縄文巡礼







2014/04/03 11:21:00|著作
室井光広 共著

ポッサムに贈る13のトリビュート
     T・S・エリオット論集

英潮社 2004年10月刊

T・S・エリオットの効用
 ――あるいは蝶番をめぐって









世界文学のすすめ

岩波書店 1997年10月刊

〈伝奇集〉
創作者としての読者
 ――ボルヘス『伝奇集』の世界









読書のすすめ 第7集

岩波書店 2002年5月刊

モトをとる
(岩波文庫別冊15『読書のたのしみ』に再録)