幻塾庵 てんでんこ

大磯の山陰にひっそり佇むてんでんこじむしょ。 てんでんこじむしょのささやかな文学活動を、幻塾庵てんでんこが担っています。
 
2014/04/10 11:05:27|てんでんこじむしょ
てんでんこじむしょ 歴代事務長
いつも、いつも、いっしょ







2014/04/09 11:00:28|てんでんこじむしょ
てんでんこじむしょ 歴代事務長
どこかで、ずっと、いっしょ







2014/04/08 14:19:03|文芸誌てんでんこ
てんでんこ 第4号
井口時男は、文学塾てんでんこの主宰者が勝手に兄事して久しい文人であるが、本業の(?)文芸批評の他に「てんでんこ」第2号より掲載の「句帖から」は、当方が長いこと読みたいと願ってきたこの文人の〈私性の言語〉の領野の一端を開示してくれたものとして忘れ難い。

第3号を経て第4号に至り、読者は、まぎれもない〈俳人誕生〉の現場に立ち会うことになるだろう。

文学塾てんでんこという幻の塾においては、時に、テキストを書き写すという反時代
的な練習が課される。当方も、第4号掲載の味わい深い秀句をいくつか私性のノートに書き写した次第だが、ここでは、特に「湯漬けのオペラ役者」たる幻塾主宰者の心境をも代弁してくれると思われたひとくさりを、ゴマすりから遠い墨すりというセレモニーをおこなったうえで、ひき写してみた。







2014/04/08 14:07:13|文芸誌てんでんこ
てんでんこ 第2号
吉田文憲による第2号掲載の連作詩篇「生誕」(「消点」以下8篇)を中心に編まれた『生誕』(思潮社2013年10月)は、第44回高見順賞を受賞しました。
以下、「てんでんこ」第2号に付された作者の(注)を転載します。

*連作中の(2)は、かつて詩集『移動する夜』に収録したものだが、詩集中にうまく場所をもてず、かねてからこの詩篇の連作を書きたいと思っていた。この連作は、その試みである。それは育てつづけてきた「生誕」というモチーフの、自分にとっての大きさをかたっているのかもしれない。







2014/04/04 13:47:00|文芸誌てんでんこ
てんでんこ 第4号
「てんでんこ」第4号ができました

てんでんこ 2014 No.4 目次
 
歌う人……………………………………………………………………波田野 詩織  2
石原吉郎私記――「位置」その他 ………………………………井口 時男 16
よあけのさんぽ…………………………………………………………村松 真理 32
ムーサン・カサイエの歌(最終回)……………………………綱島 啓介 36
海處行けば骨片の浜辺を磯傳ひ …………………………………福田 拓也 52
家路………………………………………………………………………… 長谷川 萌 56
四つの四重奏(後半 二)…………T・S・エリオット/佐藤 亨訳 68
戦後文学と世界文学のあいだ――戦後文学の構造分析(4)
           ……………………………………………田中 和生 86
新旧の句帖から 夏&秋&冬………………………………………井口 時男 98
エセ物語 ……………………………………………………………エセ物語編纂人 108
 
てんでんこらむ    アリギリスの歌 139/顔 55/記述の魔 97/キツオン
          ポルカ 85/極私的なカブトムシの神話3 66/貫く棒
          の如きもの 51/テキスト動物園 31/微妙な立ち位置
          15/仏法僧鳥 54/またたく 106/ヨミカキコリカ107
          読書人心得? 67/わからない 35
 
装丁・表紙銅版画《天伝呼》…………………関 典子