幻塾庵 てんでんこ

大磯の山陰にひっそり佇むてんでんこじむしょ。 てんでんこじむしょのささやかな文学活動を、幻塾庵てんでんこが担っています。
 
2016/08/03 12:25:40|雑記
草獅子

「草獅子」という名の新雑誌が生れるのだって。
タテガミのある身にも無関係ではないのでは?

雑誌「てんでんこ」や「世界文学ゼミ」の志を継ぐものであるに違いない
というので、じむしょは喜びと期待に満ちています。

秋を楽しみに……
 







2016/02/01 16:57:05|雑記
句集と詩集

「ことば」がないかしろにされている、と感じていた昨今、実は私も世間と一緒にぼーっとしていたのだな、ということがよくわかりました。
逆方向への揺り戻し、のような感覚を、強く持ちました。
感想をお伝えできるほどの才量はないのですが、新鮮な驚きと喜びがあったことを申し上げたいと思います。

「天來の獨樂」では、私の日常に親しいたくさんの生命あるものたち(動植物)が詠まれている句にやはり目がゆきます。

  乾びたる蚯蚓のいのち跨ぎ越し

など、どきっとしました。ただ、猫に比べて犬は、少々哀しい存在ですね。

「歌う人」、わかったような気になりかけると、すっとすり抜けてしまうと言えばいいのでしょうか。いくつかの色が浮びます。それらが絵のような形をつくりそうでつくらず、音が聴こえそうなのに旋律にならず、春の空気の中をすー…とどこまでもおちていくような感じです。

文字やことばについて、思うことのたくさんあったひとときでした。
そういえば、「じむしょ」もひらがな、いいですね。それこそ「事務的」ではない感じ。
むにゅむにゅしていて、触りごこちがよさそうです。


 


縁あって「天來の獨樂」と「歌う人」を手にとって下さった方から、このようなお便りが届いたというので、じむしょは朝から感動の嵐。
だからって、いくらなんでも私信を、断わりもなくのっけていいのか? なんて言葉も耳に入らないらしい。

どうかお許しください。
ご連絡いただければ、もちろん削除します。

 







2016/01/22 15:35:45|文芸誌てんでんこ
てんでんこ 第8号

立春まで10日あまり

「てんでんこ」第8号ができました

 







2015/12/20 14:44:00|雑記
歌う人

「てんでんこ」第1号からずっと詩を掲載してこられた平田詩織さんの
第一詩集『う人』(思潮社 定価2800円)が刊行されました。



この詩人の詩を最初に読んでから、丸9年が経っているという、文学塾てんでんこ主宰者にも、計り知れぬ感慨がある模様。
詩集の刊行が計画されてから流れた年月の長さを思うだけで、遥かな思いにとらわれるらしい。結局出ずじまいになると、何度思ったかわからないそうな。
本一冊がいとも簡単にできてしまう今の時代に、これほど念入りに仕上げられるものがあろうとは!

平田詩織さんのホームページにご本人のコメントがあります。

http://matataku.net/note/2015/12.htm



 







2015/12/06 15:10:15|雑記
『天來の獨樂』  大好評
左:毎日新聞読書欄(2015.11.15)

右:読売新聞夕刊(2015.11.30)

てんでんこじむしょも、二人と一匹で浮かれ騒いでいます