Q80−14XSをFUTABAアンプで回せないことを報告しました。 今回、SPIN99PROを購入しましたのでテストしました。 Q80−11Sで事前テストした結果、特に問題なく(脱調もしません)使用できました。 パワー感はFUTABAアンプと比べ同等の感じ。 モータを14XSに積み替えて確認。11Sと同様に脱調なく回りました。FUTABAアンプでは5000rpm以上では回転がハンチングして回らなかったのが嘘のようにすんなりと回りました。 飛行感は11Sに比べ若干パワーダウン感はありますが、スロットルに対しマイルドになった感じでかえって扱いやすく良い感じでした。 アンプのセッティングで分からなかったのが先ずはブレーキで、SOFT、MEDIUM、HARDの設定で使用すると、最後はプロペラが止まってしまい、ブレーキがかえって利かない。着陸時は最スローでプロペラが止まって降りて来ます。変だなーと思って、着陸後スロットル位置を最スローのままプロペラを手で回すと、電気ブレーキがガッチリ利いています。これらの3設定は移行過程ではブレーキの効き方がSOFT、MEDIUM、HARDですが、最終的には100%ブレーキになるようです。結局MANUALモードでINITIAL Brake、END Bakeでそれぞれ設定するようです。 とりあえず両方とも54%でなんとなくイメージが合いました。着陸時も適度のブレーキでプロペラも回転しながら降りてきました。 次に分からなかったのがINITIAL PointとEND Point。AutoではINITIAL Point(最スロー)は合いますがEND Pointが合わないような? スロットルのサーボパルス幅が1.8msの設定になっていて、良いのかーと思いながら誤魔化し誤魔化し飛ばしましたが、スロットルの中間より上は殆どフルハイと変わりません。スロットルカーブを調整し感覚に合わせようとしましたがスッキリしませんでした。後で調べると、通常FUTABAプロポの場合2.0ms程がフルハイのようで(ATV100%で)初期設定の1.8msだとスロットルの中間より少し上でフルハイになってしまうということでした。アンプは海外からの購入(安いので)だったのでマニュアルが英語であったので十分理解できなかったのもありますが、マニュアル自体の説明が少なすぎ、と思いました。それぞれの設定項目の意味合い、JRとFUTABAでそれぞれスロットル関係のパルス幅をいくつに合わせれば良いのか(実際にオシロで見れば分かるのでしょうが、通常そんなもの持っていないですよね)等、試行錯誤で経験しないと分からないことが多いです。でも、WEB等で調べると、FUTABAのアンプよりは説明がいろいろ見つかりました。電動F3A先駆者のHT氏のWEBページが一番参考になりました。 不思議な現象が一つ。原因は未だつかめていませんが、14XSとメイズリックカーボンペラ21×14ELの組み合わせで演技後半にパワーダウンしました。電池を積み替えて2回目も同じところ、ハーフループからスクエアループの入りまでの間でモータ回転上がらず、回避してスロットルを開けるとパワーは戻っているといった現象。着陸して温度をJETIBOXで確認しても特にこれといった問題は無し。温度も60℃程度でした。 試しにファルコンの21×14Lに換えてみたら、問題なく最後まで演技可能。負荷の違いの影響でしょうか。Q80−11SとFUTABAアンプの組み合わせのときも、ファルコンでは問題なかったのに、メイズリックでは脱調するといったことがありました。メイズリックは負荷が高すぎなのか? レイバードではNEUモータで問題なくメイズリックが使えましたが。 まだまだ分からないことが多いですね。 ちなみに実験の結果、FUTABA18MZでのスロットルは、ATV100%で、イニシャルポイント1.15ms、エンドポイントは2.07ms程度がよろしいようで。
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