同意書取得後の流れについて説明させていただきます。
〇同意書取得後、初めての治療にて
同意書がとれましたら施術開始となります。
初回施術ではまず問診にて利用者様ご本人、ご家族の希望、症状の確認を行います。
初回の問診時間
しっかりした計画書を作成する為にもできるだけ詳細に情報を聞きたいと考えてますが、あまり長い時間ですと負担になると思いますので、初回の問診は長くても15分ぐらいにしておきたいと思います。
初回の施術
次に施術を開始しますが、状態を確認しながら施術を行っていきます。
状態の確認に重点を置くので、マッサージを行うよりも、関節の動き具合を調べたり
することが多いです。
また、ご利用者の方は体力が低下している方が多く、初めから刺激をたくさん与えて
しまうと体に対してかなり負担になることが予想されます。
以上のことから物足りない点もあるかとは思いますが、症状の改善の為にも
ご理解いただけます様、宜しくお願い致します。
施術終了後
施術終了後、施術に対する感想きき、おおまかな目標、計画をたてます。
また、週に何度かお伺いすることになりますので、一週間のスケジュールの確認もさせていただきます。
最後に次回の訪問日時の予定を確認して終りになります。
〇基本的な施術毎の流れ
訪問・・・ご自宅にお伺いいたします。清潔な状態で施術できる様、
手を洗わせていただき、施術用に薄手のタオルをかしていただけるとありがたいです。
バイタルチェック・・・血圧測定、口頭にて今日の気分、体の状態を伺います。
施術・・・基本的に25分ですが、体調によっては負担がかかるので短くさせていただくこともあります。
記録記入・・・施術終了後、施術内容や症状、特記事項を記入致します。
次回訪問日の予定確認・・・次回お伺いする予定の日の確認をし、表に記入しておきます。
退出・・・「立つ鳥跡を濁さず」布団や、物の位置など、できるだけもとの状態で退出する様、努めます。
もちろんご利用者の状態も最後まで確認し、できればご利用者様の笑顔を
確認して退出したいです。
〇申請書の作成、押印、郵送
保険による施術の為、治療費の保険者に負担していただく分の料金を申請書にて請求しなければ全額自己負担となってしまいます。
指定の申請書にて必要事項を記入の上、印鑑を押し、保険者に提出します。
申請書の内容に不備がなければ施術が行われた翌々月にお金が払われます。
〇自己負担分の集金
施術が行われた翌月の上旬に治療費の自己負担分を集金させていただきます。
現在、集金は私が施術で訪問した際に集金させていただくことなっておりますので、ご協力宜しくお願い致します。
〇計画書の作成について
計画書は1ヶ月以内に完成・・・今までの経験では初回に詳細な情報収集することは時間がかかりすぎてご利用者様に負担がかかります。又、施術開始から1ヶ月の間に状態が大きく変化する可能性があり、計画を頻繁に修正しなければいけない可能性がでてきます。以上の理由から初回に取りあえずの目標計画を設定し、1ヶ月の間に詳細な計画をたてていこうと考えております。 1ヶ月以内にご本人ご家族のサインをいただき初回計画書は完成します。完成した計画書は基本的に同意頂いた医師、ケアマネージャーに提示、ご利用者様の許可をいただければ、携わっている関係者の方にもみていただこうと考えております。
・計画作成におけるポイント
居宅で可能な限り自立した日常生活を営むことができるように配慮・・・症状の改善だけでなくADL・・・日常の動作において必要な動きの改善に重点を置いた計画を作成していきます。
希望の反映・・・ご利用者様本人、ご家族の希望を聴き、希望が反映されるように計画書には希望欄を設け、計画実施の際には計画書に同意のサインを頂いた上で計画に添った施術を進めていきます。
課題分析・・・ADL、心の状態、環境等、できるだけ詳細に調査して課題分析を行い、計画作成に反映させたいと思います。
〇継続同意の確認について
健康保険の制度では3か月ごとに同意書を書いて下さったお医者様にマッサージを継続していいかどうか、許可が必要となっております。
この許可は口答での確認でよいということになっておりますので、3か月同意の日の前までに同意書を書いて下さったお医者様の診察を受け、マッサージを継続してよいかどうか確認してください。
〇3ヵ月同意前に計画の修正・・・上記の様に保険マッサージでは3ヶ月ごとに医師の継続同意が必要になってきます。
特に報告書などを提出する義務はございませんが、当治療院では計画書をお医者様及び、ケアマネージャ様に提出致したいと思います。
その為、この3ヶ月同意に間に合うように計画の修正を行い、計画書を作成していきますので3か月同意日の1か月程前から計画について話し合いを行わせていただけます様宜しくお願いいたします。