アマチュア落語家・壱生の不覚

アマチュアの落語家です。同好の士へ発信したく、ブログを開設しました。
 
2023/09/24 6:00:00|四季を味わう
なるほど・川柳<その12>
我が国には、「川柳」といって、わずか十七文字で、人生の機微や人々の哀歓を分かりやすく詠んだ、読む人を「うーん!なるほど・・・」とうならせるような、素晴らしい文化があります。
何かとギスギスしている、今の世の中・・・
これからは折に触れ、季節の合った古川柳を紹介して、日本人の感性の素晴らしさを味わっていただきたいと思います。

待ちに待ったお彼岸が来て、ようやく涼しくなるでしょう。
そこで、江戸時代の虫売りの川柳を2つご紹介しましょう。

・虫売りは 一荷に秋の 野をかつぎ
・虫売りの むなしく帰る 賑やかさ







2023/09/23 6:00:00|四季を味わう
暑さ寒さも彼岸まで
今日は二十四節気の「秋分」です。
解説によれば「昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。秋分の日は彼岸の中日で、前後3日間を秋彼岸といい、先祖の墓参りの習慣があります」と、ありました。
昔からの有名な言葉に「暑さ寒さも彼岸まで」がありますが、本当に今年の夏は暑かったですね。







2023/09/22 6:00:00|独り言
リストラ灯台。第二の人生
全国の灯台が、次々と姿を消していると、新聞で読みました。
船が夜間に航行する際に、自分の位置を知るのに重要であった灯台も、GPSの発達などで、役目が終わったようです。
これも、時代の流れでやむを得ない事でしょうが、何か寂しさを感じます。
そんな中で、廃止されえ灯台を地元が引き継ぐという例があるようです。
高知県東洋町の甲浦灯台は、地元で土地と灯台を買い取り、公園として整備するそうです。
景色はよい所でしょうから、町おこしになるとよいですね。
鎌倉の江の電の踏切に、代わってくれると、よろしいのですが・・・。







2023/09/21 6:00:00|独り言
撮り鉄に賛否あり
新聞で読みましたが、撮り鉄の過熱で、地域住民が困っているという記事が載っていました。
交通渋滞や無法な駐車、住宅地への乱暴な土地侵入など、地域住民の苦情が後をたたないそうです。
私も少しカメラを悪戯するもので、カメラマンの特殊な気持ちが分かります。
ある時、女性コーラスの発表会の写真撮影を頼まれました。
2階の最前列の廊下に、平然と胡坐をかいて写真を撮りました。
あんな傍若無人なことは、カメラを持っていなくては出来ないと思いました。
ですから、写真の好きな人は、カメラを持つと他人の事はお構いなしになってしまうのです。
この記事の最後に「撮り鉄歓迎」の地域があるとありました。
好アングルの場所に、三脚を立てられる場所と、近くに駐車場を設備して、地域おこしにしているそうです。
これも、それぞれの場所によって、可能な所とそうでない所があるでしょうが、できることなら、ポジティブな発想にして欲しいですね。







2023/09/20 6:00:00|独り言
とっても、心温まる新聞記事
最近、朝の新聞のページをめくるのが憂鬱なんです。
ところが、とっても、暖かい内容の記事で、何回も読み返しました。
大磯港に近い東光院のご住職が、町内で10年ほど空き家になっている民家を手入れして、この10月から多世代食堂「おむすび」が運営されるそうです。
6年前に住職を継いだ大澤さんは、会社員から転職をした古井さんと組み、従来のお寺にない社会活動をして、町中に知られているとのこと。
5年前には「寺をもっと気軽に立ち寄れる場所に」と、客間を改修し、車いす用の昇降機やトイレを設備し、地域のフリースペースとして開放。
1年前からは、ここで月に2回、医療・介護の専門家が待機し、「暮らしの保健室」を開設。
すごいのは、本業の葬儀が高騰化や分業式の事務的な葬儀に疑問を持ち、葬儀社などに関わらずに、大澤さんと古井さんですべてを面倒見て、通夜や葬儀を完結させるそうです。
最近気になるのが「孤食」で、独居の高齢者は、1日中家にいて、誰とも話さず、食事が雑になり、体長を悪化させる人を何人も見てきた。
また、親が仕事中で、夕飯をコンビニで買って済ませる子も少なくないと言う。
「大人も子供も立ち寄れ。一緒にご飯を作ってワイワイ食べ、一緒に片づけて帰れる場所は作れないか」
そんな構想で始めたら、おまけが付いて、高齢者への配食サービスをしたい福祉のメンバーが、キッチンがなくて困っていた。
午前は配食サービスのキッチンに、午後からは食堂にすればよい。
みんなが余った食材を持ち寄り、地元の漁師や農家からも魚や野菜の提供があると言う。
最近、お寺から住人が離れていくことが問題になっていますが、昔は公共施設などなくて、何をするのもお寺が頼りだったと聞いています。
やはり、お寺というものは、地域のコミュニティの場であるのでしょう。
東光院では、リフォームや設備導入に必要な、約500万円の寄付金を募っているそうです。
問い合わせは東光院(0463ー63−0099)







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