7月29日、小田原市議会で議会基本条例の制定に向け、素案作りの前に「市民の意見を聞こう。」と市民フォーラムが開催されました。
第1部は三重県知事だった北川正恭(まさやす)さんの基調講演で第2部は「市民との意見交換会」でした。
日 時 : 平成24年 7 月29日(日) 午前10時か〜12時
場 所 : 小田原市役所 7階大会議室 約150名。
北川正恭氏基調講演「 分権時代の議会の役割 」
行政なんてこんなもの議会何てこんなものだという思い込み、固定観念「ドミナントロジック」を転換しなければならない。市議会は大きな力を持っているが今ま否決した議会は全国に一つもなく議決・監視機関ではなく追認機関になってしまっている。
中央集権の時代から地方分権の時代へと移行している。中央集権は、今まで上京して陳情する政治だった。私も知事の時、赤福、松葉ガニを持って行った。それで駄目なのは10万円の金券を用意した。菅菅接待である。年間1億の予算で11億6千万円の交付金を獲得した。中央集権は富の分配が仕事で、東京は最初が96万人だったが1300万人に膨張したが地方は過疎が進み限界集落化が始まった。中央集権は東京が栄えるだけでブラザ合意以来、産業が空洞化し福祉費が毎年、1兆円ずつ増えて行き豊かな社会は年金がパンクする。日本の工業先進国も韓国、中国に追い抜かれた。これからは地方が考える時代になった。地方分権はお金の使い方が見える。執行権者がヒットラーにならないよう議会は監視しなければならない。
1995年 地方分権推進法が出来、2000年地方分権一括法が出来た。ガバナンスが変わった。475の自治法の改正、機関委任事務は撤廃、自治事務が無くなった。
小田原議会は目覚めた議会か居眠り議会か?市議会としての議会報告会をやっているか?議会改革度ランキングが102位から2011年は196位に下がってしまった。
1位の会津若松市でも「議会がいらない。」が66%である。議会改革と言うとすぐ定数削減、議員歳費、政務調査費の削減を上げるが量的削減ではなく質的改革に取り組む時期に来ている。
市長与党なら議会はいらない。名古屋、大阪は変わった。小田原に橋本や河村が出てくるか?それとも議会や市民自らが変える力になるのか?どっちがいいか?
今までは中央依存・・自分たちでこんなものだという思い込みを変える。全国が夕張にならないために良い政治の議会間競争が始まっている。
第2部 市民の皆さんとの意見交換会では反問権、議会報告会、意見交換会等に着いて質問が出たが前置きが長かったり総論や自分の考えの宣伝、質問の意味が不明で市民の側の勉強不足が目立った。北川先生の話はいい話であったが質問が具体性にかけピンボケ質問が多く 聞いていてつまらないという人が多かった。