27日、二宮町社会福祉協議会第1会議室で二宮町災害ボランティアコーディネーター協議会(略称・二宮町災害VC協議会)設立総会を開催しました。
出席は会員の他、来賓など20名。神奈川新聞やタウンニュースも取材に来てくれました。
設立総会では来賓の挨拶、設立準備までの経過報告、設立趣意書の承認、会則、平成25年度の事業計画、予算案の承認、役員を選任しました。
写真中央は設立準備会代表として慣れないつたない挨拶の私です。
二宮町災害ボランティアコーディネーター協議会設立趣意書(案)
平成7年1月17日の阪神淡路大震災以降、大規模災害に見舞われた被災地には全国から多くの災害ボランティアが駆け付けるようになり、昨年3月11日の東日本大震災には発生後1年間で延べ約100万人を超えるボランティアが被災地(東北3県)の復興に尽力しました。
今や、彼ら無償ボランティアの労力は被災者支援や早期復興のために不可欠であり、その重要性はますます高まりつつあります。
わが町、二宮は神縄・国府津松田断層帯に隣接するとともに、相模湾を震源とする南関東地震や神奈川県西部地震等の発生が懸念されている中で、大規模災害の被災地となる可能性が危惧されております。
そうした大規模災害発生時に、二宮町が他地域から災害ボランティアを受け入れ、支援活動をスムーズに行うためには、被災者や被災地のニーズを正確に把握し、ボランティアの活動調整を行う災害ボランティアコーディネーターが必要であることはもちろん、そうしたコーディネーターが有効に機能するための組織体制の構築が喫緊の課題となっています。
そこで、二宮町社会福祉協議会の指導の下に、二宮町防災安全課及び福祉課との連携を図りながら、このたび「二宮町災害ボランティアコーディネーター協議会」を設立することといたしました。
当会は、災害時における災害ボランティアの活動調整作業(災害ボランティアコーディネート)はもとより、平常時においては災害ボランティアの活動を最大限に活かすことのできる仕組みづくり、コーディネーターの人材育成等に取り組んでまいります。
つきましては、二宮町民の皆様及び各種団体の皆様方に当会の趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
平成24年12月12日
二宮町災害ボランティアコーディネーター協議会
設立準備会代表 田 口 謙 吉