茅ヶ崎社協の被災地支援ボランティア活動バスパックで南三陸町に行って来ました。7月26日出発の夜行1泊3日(〜28日まで)で1泊は民宿に泊まりました。
私の主目的は3・11の震災直後から独自の地域便を出し続けている茅ヶ崎社協のやり方を学び地域便の参考のためです。
27日の作業は再建された「農魚家レストラン慶明丸」周辺の草取りでした。この日は朝から雨で雷もなったりしてカッパを着ての作業なので集合写真は作業前に撮ました。
レストラン慶明丸経営者の三浦さき子さんは震災で自宅もお店も全てを失って近くの仮設住宅に住んでいます。 震災から1年を過ぎてから(新聞やテレビでも報道されましたが)三陸町のレストラン「慶明丸」が 店の看板として所有していた「浮球」が 米アラスカ沖のミドルトン島の海岸に漂着、 アラスカから航空便で送り届けられました。
三浦さんは地域の人達が訪ねて来た子供達や孫がゆっくり過ごせる場所、仮設の人達が集う場としてまた、何もかも無くしてしまった自分たちのために通ってくれるボランティアが気兼ねなく集まれる場所としてレストラン慶明丸の再建を決意し住宅が建てられない波伝谷(地名・はでんや)の自宅跡地に再建しました。
草取りが終わったあと(広い食堂と言う感じの)レストランの中でお茶しながら休憩させて頂きました。三浦さき子さんの3・11当時の聞きしに勝る震災体験、惨状を話してくれました。