2月16日、老人クラブリーダー新任会長研修会が二宮町町民センターで開かれ平塚市、秦野市、大磯町、二宮町の各老連の単位クラブ会長100名が集まった。
午前中は小島セツ子氏(東京都社会福祉協議会特別研究員)の講演「無縁社会の中の老人クラブの価値と役割」があり午後は各老連の事例発表「夢クラブ活動の役割について」と意見交換があった。
高齢者人口が急増している陰で、「老人クラブ」が近年、減り続けています。ピークだった12年前に比べ昨年までにクラブ数で約1万5千、会員数で約150万人が減ったそうです。クラブ解散の流れに歯止めをかけようと、国も従来は「50人以上」だったクラブの基準を「30人以上」に引き下げるなど、対策に乗り出していますが、(理由は様々だと思いますが)60代を迎えた「団塊の世代」前後の意識が変わり老人クラブに入らなくなって来ているからです。
講演では社会とのつながりの無い単身者の健康状態が特に悪化しやすく孤立、孤独の予防や老人クラブの見守り活動の大切さが事例をもとに話されました。
人口構成の急激な変化に伴って起きる「2020・30年問題」とは(以下、資料から抜粋)
「2020年問題」は団塊世代の高齢化と「多死時代」の到来だ。20年代、団塊世代は後期高齢者になる。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、毎年の死亡数は150万人台に達し、出生数の2倍になる。高齢化率は30%を超す。
「2030年問題」は未婚や離別、死別による単身世帯の急増によって起きる。特に単身化が進むのは、その時期に中高年となる団塊ジュニア前後の男性だ。60代で見ると、05年に10%だった一人暮らしの割合は30年に25%に。女性も50、60代で単身化が進む。男女合わせた全世帯で一人暮らしは4割に迫る。
背景にあるのは未婚率の上昇だ。30年の時点で生涯未婚率は男性は3割に、女性で2割を超えるとされる。1990年生まれの女性の場合、3分の1以上が子を持たず、半数が孫を持たない計算だ。 地方で先行する少子高齢化問題と異なるのは、団塊・団塊ジュニアという人口の塊が高齢化・単身化することだ。極めて多くの中高年の単身者が、都市部にあふれる時代が来る。
医療や介護など従来の仕組みを思い切って見直さなければ、「どの国も経験したことのない高齢者の急増が大都市圏を津波のようにのみ込み、お手上げ状態になりかねない」