まだ6月だというのにとにかく暑い、おまけに雨が全然降らないときている 山もカラカラ川も水位が下がりっぱなしで、採取狩猟でメニューを仕上げる私としては、まさに死活問題・・・と言ってもどうすることもできず、かっと照り付ける太陽を恨めしく見上げるだけ、本当に人は無力ですね この暑さの影響でしょうか、海の水揚げも振るいません 魚は自分で体温調節ができないので、海水温が変化すると自分に合った海水温度を求めて移動してしまいます 漁師は夏の現象を「夏枯れ」冬は「冬枯れ」と呼びますが、まさに相模湾は夏枯れ状態!例年よりも一か月早い気がします では、夏は魚が獲れない?いいえ夏に旬を迎える魚がいます 例えば、真ゴチ・・コチにも種類はありますが、これが美味しい高級魚 後はスズキですね、これも夏に旬を迎える丸スズキで、平スズキは冬が旬 サバなども脂が乗ってきますが、ゴマサバが先に旬を迎え、マサバは少し遅れて秋の気配を感じるころに旬が訪れます とにかく美味しい高級魚をゲットするのは大変な事ですが、夏は夏のメニューがありますのでご期待には沿えるように努力をしています 写真のエビは「クマエビ」何時もは春だけですが、今年は今でも獲れています 天然ですからサイズはまちまちで量も極わずかですが、実に美味しいエビで私はオードブルの握りずしのネタに・・・目に付けば残らず買いあさっています |