渋田川の桜
平塚市議会では本会議の質問は『一括質問一括答弁』の
方法を採用しています。
これは議員が全質問をした後、理事者(答弁者)が全質問の
答弁を一括してするという方式です。
傍聴者・市民にとって質問と答弁の間に時間差があり、議会
質問は分かりずらいとの指摘があります。
これに対し、『一問一答方式』は、議員が質問したらすぐに
理事者が答えるという方法です。
国会でのやり取りはこの方法です。
全国の市議会でもこの方式を採用している所が非常に多く
なっています。近隣議会では、藤沢市・厚木市・大磯町がこれを
採用しています。
私の議長時、議会改革ということでこれに取り組みましたが、
『議会活性化検討委員会』で各会派の合意が得られず、
持ち越しになって今に至っています。
昨年4月の市議会選挙後、新議会になり、『平塚自民クラブ』は
これらを含めた議会改革を前向きに取り組むよう正副議長に
申し入れました。
その結果、3月に一定の成果 -- 即ち『一問一答方式』を
取り入れた議会質問を実施してみようという意見が『議会
活性化検討委員会』でまとまり始めました。
『平塚自由クラブ』は6月実施を要望していきます。
『一問一答方式』の長所は、市民に議会質問が分かり易いと
いうこと。
議員は良く勉強し、質問に精通し、理事者は良く自らの仕事に
精進するため、お互いに研鑚しなければいけないという事です。
この方式が実施され議会質問が活発になるよう、今後も
全力で努力します。