「ツインシティ大神地区区画整理事業の問題点」について市政報告(写真)として平塚市内広範囲に配布しました。 内容は以下のようです。
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市 政 報 告 2014年8月
平塚市 市議会議員 金子 修一
ツインシティ大神区画整理事業の問題点!
落合市長は市内大神地区に大規模な土地開発(事業費220億円以上)
を進めています。これは既にテレビ・新聞で多数報道されています。
新幹線が寒川町倉見に停車(14年から15年先の予定で決定されてい
ません)ということで相模川に橋を架け、倉見と市内大神の2地区を開発
する計画、これを「ツインシティ計画」と呼んでいます。
現在、寒川・倉見地区は新幹線停車が未決定ということで開発は凍結状
態です。
しかし、平塚・大神地区は68.8haの広大な土地の区画整理事業を
進めています。
この開発は組合施行で地権者が土地を提供してそれを売却し、その売却
益と補助金で開発が実施されます。
しかし土地提供がスムーズにいかない場合、市は更に補助金投入を考
えています。
21年12月、この事業に賛成の「ツインシティ大神地区土地区画整理
組合設立準備会(14名)」ができ、この事業に慎重な「ツインシティ大
神地区まちづくりを考える地主の会(47名)」ができました。地権者は
350名。しかし市の認定団体は少数の準備会になりました。
この様な中、市は設立準備会に肩入れをし、平成24年度4,000万
円、平成25年9月に1億2,600万円の補助金を支出、平成26年度予
算に4億8,713万円の予算を付けました。25年9月の補助金支出には
市議会で11名の議員が反対しました。補助金支出が不透明で説明責任も
なされていないという理由からです。
この様な状況の中、先の6月議会でこの開発の同意者が63%、土地面
積52%で法定数字約67%に届いていないことが判明しました。
しかし今年3月には開発事業費220億円以上といわれている施工業者
に鹿島建設(株)横浜支店が決定しました。
準備会の副会長が鹿島建設(株)横浜支店の出身者です。
組合設立後に開発業者を決定するのが通常と思われますが、それ以前に
業者が決定されたことは非常に不透明で理解できません。
6月議会質問で市長は地権者の同意が取れない場合は更に補助金(税
金)を投入すると答弁しました。
市は、この事業に30億円の補助金を付けるということですが「いくら
の予算が必要か」という質問には市長は答弁しませんでした。
すなわち、市民・議会に対し説明責任がなされていません。
市長はこの事業に対し何がなんでも進めたい、即ち、なりふり構わず何
十億円しいう多額な税金を投入しても実施しようとしています。
平塚市大神地区でこのような状況で開発が進められていることを報告し
ます。
この問題を今後も市政報告でお知らせします。
金子 修一
平塚市議会 議員(4期) 第49代市議会 議長 教育民生常任委員会 委員 県立平塚盲学校 学校評議員 立野町・追分町内会 会長 平塚八幡宮 総代 市議会[平塚自民クラブ]
平塚市立野町34−17 TEL.32−3883
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