金子修一 平塚市議会議員

 
2016/01/09 8:00:00|政策
『市政報告』を出しました。
明けましておめでとうございます。

今年、最初の『市政報告』を出しました。



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市 政 報 告
.                                   平成28年1月

 昨年4月の市会議員選挙に5期目の当選をいただきました。ご支援を賜り

ました皆様にお礼を申し上げます。

 私の市会議員としての主な活動目標は次の通りです。

(1)市内小・中学校の学力向上

(2)市内中学校給食の実現

(3)家庭ゴミ有料化(ごみ袋購入)・戸別収集・収集作業の民間委託

(4)大神地区・相模小学校移転用地問題の解決

(5)JR相模線の茅ヶ崎駅から平塚駅への延伸

 その他行政への多数の要望・陳述を受け、行政への橋渡しと実現に努め

ています。

 今後も自然豊かな平塚に住んでよかったと思われる“まちづくり”にして

いきたいと考えています。



金 子 修 一
.                     平塚市議会 議員(5期)
                市議会・都市建設常任委員会 委員
                立野町・追分町内会 会長  
                平塚八幡宮 総代
                県立平塚盲学校 学校評議委員
                〒254-0046平塚市立野町34-17
                TEL ・ FAX.34-8300


 







2015/12/09 8:00:00|政策
平塚市・相模小学校移転がなぜ進まないのか?
平塚市障害福祉事業所作品展示即売会(市役所ロビー)〜12月11日まて゛開催


 平塚市田村にある相模小学校が大神地区に移転することは大神地区の総

意で、長い間熱望されてきました。そのため大神地区に市のゴミ焼却場建

設に同小学校の移転を条件に受け入れております。

 その後同地区に移転先候補地を地元ではさがしていました。しかし、

同地区で進めている「ツインシティ大神地区区画整理組合」による大規模

開発地区内に平塚市は決めてしまいました。

 この開発地は9月に組合設立になりましたが、これに異議をとなえる人

たちが多数いるため前途多難な事業となっています。

 そのような中、小学校移転用地内の過半数の地権者が、11月「相模小

学校移転地 地権者の会」が結成されました。これは同地区の市街地開発事

業に更に複雑な問題が発生しました。

 「相模小学校移転 地権者の会」は小学校用地は市に直接売却するという

ことは全員合意をしています。即ち、組合には売却しないということで

す。

 これには2つの理由があります。

@ ゴミ焼却場建設にあたり、市と大神地区との合意で小学校移転条件で

決まりました。

 あくまでも市と話し合いで合意したのに、ここにきて組合に売却すると

いうのは理由がなりたたない。

A 市は学校用地地権者が組合に売却し、それを組合から買い取るという

ことを考えています。

 組合より市が買取るのは20億円です。しかし、地権者が組合に売却す

る時は減歩率約50%となっているので、その差額10億円は組合の開発

事業資金にまわります。

 この資金捻出のためか、市は組合からの買い取りを押し進めたいようで

す。

 相模小学校移転問題の解決は「地権者の会」と市が直接に売買すれば即

解決できます。

 このままでは「地権者の会」も硬直化し前に進みません。

 現在「地権者の会」と市は交渉中ですが、市よりの回答はまだ出されて

いません。

 







2015/11/07 8:00:00|議会
ひらつか議会だより
 11月6日、平塚市議会9月定例会での議員質問が“ひらつか議会だ

より”として全市に配布されました。

 金子修一の質問が掲載されています。

 内容は以下の通りです。


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政策提言と大神地区開発の問題点
.                    金子修一 議員


家庭ごみ有料化と収集の民間委託



 家庭ごみの有料化は全国的に実施されている。有料化を考えているの

か。家庭ごみを各戸の玄関先に置く戸別収集の実施と民間委託を導入し

てはどうか。

環境部長
 

 ごみの有料化はごみ減量意識や資源化率の向上、公平性の確保に効果

があるため、市民理解を得られる説明が必要である。戸別収集はごみ排

出の公平性、自治会の負担軽減、今後の老年人口の増加によるごみ排出

困難者への対応など諸課題の解決、また不適切なごみ排出の抑制に期待

できる。これらの問題解決に向け、市民の利便性の向上や民間活用も含

め、平塚市廃棄物対策審議会の中で具体的に検討を進めていく。


大神土地区画整理事業の問題点



 8月28日に大神地区は市街化が確定した。事業はいつ完成するのか。

誘致企業は確実に進出するのか。学校は計画通り完成するのか。市街地

課税される農地への対策はあるのか。事業が計画通り進まない場合、市

長は責任を取るのか、市長の答弁をお願いしたい。

都市整備部長

 事業完成まで15年間を計画している。進出予定企業は3社で、土地区

画整理組合と契約する予定である。相模小学校の平成30年4月開校は延

期になる。農地の固定資産税は32年度以降の事業の進捗で免除措置の継

続を判断する。事業が計画期間で進まない場合、土地区画整理法により

理事が組合を代表する。



 来年度から課税が上がる農業者への対策はあるか。

都市整備部長

 組合で農業収入に対する補償をする。



 相模小学校の建設はいつまで延期するのか。

学校教育部長

 延期の時期を具体的に言うのは難しい。



 この事業は危惧される部分が相当ある。行政のトップの市長は答弁し

ない。組合理事者が責任を取るが、行政に責任はないのか。

都市整備部長

 市も責任を持って事業を収束させる。


JR相横線の平塚駅延伸



 平成16年から19年まで、JR相模線で橋本駅から平塚駅まで直通の

特別列車が運行された。今後この事業をどう進めるのか。

交通政策担当部長

 平成3年以降、関係団体と連携し、鉄道事業者や関係省庁に要望して

おり、今後も続ける。
 







2015/10/04 8:00:00|政策
平塚市議会・視察報告書を出しました。
平塚市市民活動センターまつりのにぎわい

 
 7月27〜28日、平塚市議会都市建設常任委員会で福知山市と伊丹市

に視察に行きました。その報告書を市議会に提出しましたので掲載しま

す。


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◆視察所見


 
都市建設常任委員会 委員

  金子 修一

 【京都府福知山市】

●防災対策について


 福知山市の災害リスクはH16年、H25年の台風による、同市の中心

を流れる由良川の氾濫、H26年の豪雨災害による内濫が多大な疫害を及

ぼしている。

 平成26年8月豪雨では深夜の急激な豪雨のため、市街地の浸水状況が

把握できず、市民の避難が間に合わなかった。そのことを教訓として「市

民とともにつくる災害に強いまちづくり」を目指している。

 1.情報収集・伝達機能の強化で災害に即応できるまちづくり

 2.自助・共助・公助が活きる災害に強いまちづくり

 3.市民協働の流出抑制による災害に強いまちづくり

 教訓として集中的で激甚な豪雨により、都市排水機能の限界が生じたの

で、市民総体での流出抑制に取り組んでいる。すなわち

 @各戸貯留施設普及促進事業

 A開発許可指導による治水対策

 Bため池の治水対策効果の推進

 C水田貯留事業

 D林地保水力の強化

 に取り組んでいる。

 ハード対策は一定の効果を生むが、自然を相手にするにはハードのみに

頼らないソフト対策が必要。

 平塚市と違い、福知山市は市の中央に一級河川が流れ、たびたび氾濫す

る。本市の金目川の治水対策と規模が違うが、本市でも不意の豪雨に備え

た対策が必要であると感じた。


 【兵庫県伊丹市】

●自転車の安全利用の促進について


 伊丹市は、5 km四方のコンパクトな市域で、起伏が少なく自転車利用

に適した平坦な地形。自転車事故、放置自転車対策として「伊丹市自転車

等の適正な利用計画」を平成27年2月実行した。更に平成27年度「総

合交通計画」を策定し、伊丹市の交通ネットワーク整備の実現を図った。

 放置自転車は市内鉄道駅5駅周辺を中心に常態化している。1日

1000台以上が放置されている。5駅の収容台数は9500台。

 対策1.自転車利用者への啓発

    (1)自転車交通安全教育の充実

    (2)交通安全指導員の設置

    (3)損害賠償保険の加入推奨

   2.ハード整備

    (1)交差点等の改良

    (2)一旦停止を示す法定外の路面表示(ピクトサイン)

    (3)自転車レーン等の整備

   3.規制強化

    (1)警察による指導強化

    (2)押し歩き区間の設定

   4.自転車放置の防止

    (1)駐輪場整備、既存駐輪場の整備

    (2)路上駐輪場、地下(地上)のハイテク施設整備

   5.市民・事業者等との協働による推進

    (1)市、利用者、保護者、学校、事業者、自転車小売業者、鉄

       道事業者、施設設置者の責務の条例を制定。

 また、「伊丹市地域通貨制度」の導入が検討されている。市営自転車駐

輪場の利用、制度加盟店舗での買い物によりポイントを発行。これを利用

することで放置自転車対策と地域活性化の両立を目指す。27年11月導

入予定。

 所感として本市より自転車対策に総合的に取り組みが進んでいる。特に

鉄道事業者を含めた条例の制定は素晴らしい。また、地域通貨制度は本市

に見られない素晴らしい企画であり、本市も取り入れることを要望する。


 







2015/09/27 8:00:00|議会
平塚市議会 9月定例会の質問と答弁 B
夏の思い出(平塚市総合公園)

 

 平塚市議会9月定例会の質問を9月8日に実施しました。

 議会質問の行政側の答弁内容が議会事務局より配布されたので数回

にわたりこれから掲載します。



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標 題  3 JR相模線の平塚駅延伸



 【金子議員】

 JR相模線の茅ヶ崎駅から平塚駅への延伸は、過去実現に向け、平

塚市民の間では大きな議論と期待をもたらした。事実、平成16〜

19年には、橋本駅から平塚駅に直通電車が運行され、平塚駅までの

延伸ができることが実証されている。しかし、平成20年以降、延伸

の話がとだえて久しくなる。平塚市は、その後どのような対策をとっ

てきたのか。また今後はどのようにこの事業を進めていくのか。

 (交通政策担当部長)

 JR相模線の平塚駅延伸については、県内全域の鉄道輸送力の増強

を促進させることにより、混雑の緩和や県民の生活と産業の進展に寄

与することを目的とした神奈川県鉄道輸送力増強促進会議に参加し、

神奈川県知事および県下全域の市町村長、神奈川県商工会議所連合会

会頭などと、平成3年以降、毎年継続してJR東日本などへ要望を行

っているところである。本市では、要望に先立ち平塚商工会議所など

への要望照会を行い、取りまとめたものを同促進会議の全体要望に反

映させている。鉄道事業の整備には多<の時間と費用がかかることか

ら、長期的な視点に立った対応が必要であり、今後とも関係団体と連携

し、−致団結し、一丸となって鉄道事業者や関係省庁に働きかけて

いく。



*** 一問一答による再質問 ***


 【金子議員】

 答弁はそんなような答弁かと思うが、私か思うのは、平成16〜

19年に一生懸命七夕列車を運行して、相模線の延伸というのは平塚

市が相当熱望したわけである。それなのに、なぜ20年以降はしてこ

なかったのか。協議会にいつも出しているというのは我々は分からな

いことで、それを目に見えるような形で進めるのが常識ではないか、

その辺を聞きたい。

 (交通政策担当部長)

 相模線の乗り入れに対する要望だが、外に見える形ということで言

うと、答弁のとおり行政内部だけではなく要望の内容については平塚

商工会議所に照会して意見をすり合わせたうえで県の促進会議に提出

しているというところである。鉄道の整備に関しては先ほどの答弁で

は多くの費用と時間がかかると言つたが、もうーつ、鉄道は複数の市

町村にまたがる広域な交通である。さらに事業費もかかるということ

である。そういうことであるので、現時点においては平塚市が単独で

動くというよりも、県下全域で一致団結して要望していく。それを上

の方に伝えていくということが、実現させるための有効であり、かつ

効果的な行動ではないかと考えている。

 【金子議員】

 そういうのはもう分かっている話である。だから七夕列車も走らせ

たりして、外に向かってどうしたらよいかということをPRしてきた

わけである。それを途中で7年間止めてしまって、放ってしまってあ

ると私は思っている。だからそれをどうするのかということも含めて

聞いている。商工会議所だとかそういうことは分かっている。

 (交通政策担当部長)

 相模線に対する要望をしている中では、事業者であるJRに対して

も要望活動をしている。例年JRから回答をいただいているが、現時

点としては、需要動向を見極めつつ検討する長期的な課題と考えてい

る旨の回答である。そういう現在の状況であるので、現時点では一致

団結した要望活動がまず必要ではないかと考えている。





標 題  4 振り込め詐欺を含む特殊詐欺について


 【金子議員】

 社会的に大問題になっている振り込め詐欺を含む特殊詐欺に対し

て、本市ではどのような対策をしているのか。市内では過去3年間の

特殊詐欺による被害件数、金額はどのようになっているのか。

 また、特殊詐欺は犯罪内容が多様化しているが、どのような事例が

あるのか。本市ではそれに対して今後どのような対策をしていくのか。


○市内での過去3年間の特殊詐欺による被害件数、金額はどうなっ

ているのか。

 (防災危機管理部長)


 平塚警察署で認知している市内の振り込め詐欺を含む特殊詐欺の被

害件数および被害金額は、平成24年が8件、約2220万円、平成

25年が37件、約1億2820万円、平成26年が43件、約1億

8240万円、平成27年が8月までの8か月で12件、約4150

万円となっている。平成25年および平成26年に急激な被害の拡大

があったが、平成27年に入り、今のところ減少傾向がうかがえる。


○特殊詐欺の事例と、それに対してどのような対策をしているの

か。

 (防災危機管理部長)


 まず、市内での特殊詐欺の事例については、振り込め詐欺に分類さ

れるものとして、電話で息子や孫をかたり現金をだまし取るオレオレ

詐欺、郵便やインターネットを利用して身に覚えのない請求をする架

空請求詐欺、低金利での融資をかたり保証金などをだまし取る融資保

証金詐欺、市役所や税務署の職員をかたり医療費や税金などの手続き

を装いお金をだまし取る還付金詐欺が発生している。また、振り込め

詐欺以外のものとしては、架空の有価証券などを購入させる金融商品

等取引名目の詐欺、パチンコ攻略法や競馬必勝情報など、虚偽の情報

提供でお金をだまし取るギャンブル必勝法情報提供名目の詐欺が発生

している。これらへの対策として、平塚警察署の情報をもとに、市民

の登録制メールであるほっとメールひらつかを利用して、特殊詐欺な

どの犯罪情報を速やかに提供することや、市内で振り込め詐欺が疑わ

れる電話が多数掛けられている際には、防災行政用無線での注意喚起

なども行っている。さらに平成27年度からは、新たに市民生活ガイ

ドブックにも振り込め詐欺の注意喚起情報を掲載している。平塚市消

費生活センターでは、詐欺や架空請求などが疑われる相談に対して

は、個人情報を伝えない、万一伝えてしまい相手から連絡があっても

無視する、アドレスや電話番号を変更する、不安があれば警察署に相

談するなどの助言を行っている。また、消費者被害未然防止の出前講

座を公民館の高齢者学級などで開催し、振り込め詐欺をはじめとする

さまざまな消費者被害の事例について、啓発パンフレットや悪徳商法

撃退シールを活用した情報提供を行い、それぞれの対処方法を紹介

し、注意喚起を行っている。なお、相談案件によっては、消費生活セ

ンター相談員が県や国などの関係機関に助言を求め、より適切な消費

者対応に努めている。今後とも平塚警察署、平塚市防犯協会などの関

係団体および庁内関係部署で連携を図り、市民への啓発活動などに力

を入れ、犯罪被害の未然防止に努めていく。



.                            おわり