「伊藤 ゆたか」の日々の生活、考え方、まちの情報などを、随時お送りいたします。伊藤ゆたかは、市民の目線を失わずに、強いものに取り込まれず、是々非々を貫きます。
 
2011/04/02 18:41:13|その他
血の通った被災者支援を!
被災者の受け入れも、自治体間で格差があるようです。平塚市の対応は、総合公園の体育館に200人受け入れます。ストーブ、毛布、シャワー有り。食事は各自で、というものでした。被災した方々への暖かさが感じられない対応に、今だに受け入れがゼロだそうです。
新聞記事を添付しますが、 平塚市民として恥ずかしくない対応を、皆で考え、市を動かすべきと考えます。


東日本大震災 県外避難者、受け入れ自治体で待遇差…群馬
毎日新聞4月2日 11時31分配信

前橋市の「しきしま老人福祉センター」では被災者が大広間で生活した=2011年3月22日、角田直哉撮影
 福島県を中心に約3400人の避難者を受け入れている群馬県では、自治体によって避難者の待遇に差が生まれている。大震災で観光地の予約キャンセルが相次いだ自治体は、温泉旅館などに無料で被災者を受け入れる一方、都市部の公共施設に避難した場合、3食とも自費の場合も。収入の途絶えた避難者にとって、避難中の出費は重くのしかかる。【角田直哉、庄司哲也】

【東日本大震災 図説集】各地の被災状況、原発の仕組みや避難区域など

 福島第1原発の事故で約7万人が散り散りになった福島県南相馬市。農業を営む今村秀紀さん(70)の自宅は、国が自主避難を要請した30キロ圏からわずか1キロ外だ。今村さんと妻和子さん(70)は地震発生の約1週間後、親類を頼って前橋市内に避難し、前橋市が用意した公共施設「しきしま老人福祉センター」に移った。

 センターは食事が出ず、炊事場もないため、コンビニエンスストアやスーパーで弁当などを買って食いつなぐ日々。地域住民が朝、おにぎりとみそ汁の炊き出しをしてくれるようになってからは、このおにぎりを昼食用に残して節約した。

 そのセンターも3月31日が滞在期限。前橋市は長期滞在が見込まれる被災者に市営住宅に移るよう勧めている。今村さんは「自宅の様子が心配だ」と南相馬市に戻り、和子さんだけが市営住宅に移った。今後は蓄えを取り崩して生活するほかない。それでも和子さんはセンターを去る際、「風呂に入れて、暖房がある部屋で眠ることができた。本当に良くしてもらい、これ以上は甘えられない」と話し、職員に深々と頭を下げた。

 前橋市はこうした避難者の待遇について「市営住宅は1年間、家賃無料で入居できる。市として最大限の支援をしている」と説明する。

 ◇滞在1カ月だけ

 一方、温泉観光地として名高い草津町にも南相馬市から約250人が避難している。町と草津温泉旅館協同組合が話し合い、温泉街のホテルや旅館の宿泊費は朝夕2食付きで無料。宿泊費は国から補填(ほてん)される見通しだ。

 同市原町区の主婦、上林輝子さん(78)が夫進さん(78)と草津町に到着したのは3月25日。同市が用意した観光バスでたどり着いた。体育館のような場所を想像していたが、温泉旅館の個室をあてがわれ驚いたという。温泉につかり、若手落語家が高座に上がる草津名物「温泉らくご」にも出掛けて、久しぶりに腹の底から笑った。夫婦は一時期、福島市内の温泉旅館に逃れたが、そこでの宿泊費は全て自腹だった。

 草津町によると、ホテルや旅館の宿泊予約のキャンセルが相次ぎ、収容能力に余裕があった時に南相馬市から受け入れ要請があった。温泉街の飲食店は、被災者向けに2〜5割引きのサービスも実施している。「生活が落ち着いた時に、リピーターとして足を運んでくれるかもしれない」(旅館経営者)との期待感もある。

 ただし、無料の滞在期間は1カ月だけ。ゴールデンウイークを控え「経営を維持するためには、一般客を増やさなければならない。客が戻れば、避難者には出て行ってもらうしかない」(同)。

◆ 尾瀬の玄関口として有名な人口約5200人の片品村。約900人の被災者を村の財源を使って無償で受け入れている。滞在先はホテル、旅館、ペンションで食事付き。千明(ちぎら)金造村長は「1カ月たったから出て行ってくださいということにはならない」と明言する。

 全国から支援物資や義援金が送られてきており、国費の補填も見込みながらやりくりする方針だ。千明村長は「福島とは尾瀬でつながっている。困った時はお互い様だ」と話す。









2011/03/27 11:55:47|その他
選挙は、まちづくりの手段でしかない。
県知事選挙が始まりました。
神奈川県は、日本の中で特異な県です。
900万県民の中で、三つの政令指定都市の市民を除くと、320万県民しか残りません。

県西部は都会人たちの利便な生活に潤いを与えるために、環境保全地区となる。

平塚市にとっても、ずっと言って来たことだが、里山に暮らす人々の不便な生活の上に、私たちの生活がなりたっています。
県民としては、県西部の声をあげる時です。

県知事選挙が始まりました。
県議選挙、市長選挙、市議会議員選挙が始まります。

候補者にとって、
選挙はまちづくりのための、一つの手段でしかない。
勝つことがゴールではない。
ゴールはどのような市政運営をして、どのようなまちをつくるかだ。

市民にとって、
誰を先頭にどのようなまちをつくるのか、選挙民の4年間のまちづくりを選択するのが選挙だ。










2011/03/01 18:23:38|その他
平塚市議会傍聴記 (友人からのメール)
伊藤 裕 議員様

こんばんわ
総括質問御苦労さまでした。
傍聴させて戴き、伊藤さんの人柄がよく出ていた質問内容だったとの印象でした。
感想です。

1.  市民は平塚市民であることに満足しているか。
職員数は適正か?・再任用職員・正規職員等の給料適正化?に対する質問の答弁は、数値的に具体性が伝わってこない役人たちの自己防衛的な答弁に少なからずがっかりしました。
(天下りの人件費が2日/週で320万円/年が高すぎるのではとの思いがあり注目して答弁を聞いていたのですが言い訳ばかりで失望しました)

2.  子育てするなら平塚でと言えるか。
学区外通学についての質問に対する答弁では、部活での理由はある程度理解できましたが、それ以外の人数が多いもかかわらず
その内容分析が十分把握されていないのか・問題があっても公表したくないのか(いじめ等?)、学校教育部長の答弁は余りにも自分達の立場を守る・都合の悪いことは伏せる様子が見えるようで情けなく感じました。
問題点を公表して改善・解決していこうという教育者としの積極性で求められとのおもいで聞きました。

議員活動はもうしばらく続くでしょうから、健康に留意されて最後まで頑張って戴きたいとも思いです。








2011/02/28 14:31:31|その他
最後の議会質問が終了

 改選期における3月議会において、平塚クラブの3番手として、私にとっての最後の議会質問になりますので、万感の思いを込めて質問致します。
市長は、市議会議員として4期16年間、市長として2期8年間、計24年間もの長きにわたって、このまちのために市民活動の先頭に立ってこられました。初期のキャッチコピーは、「このまちに新しい風を吹かせたい」とのことです。24年前に市議会議員であった伊藤昌治議員は、このまちに新風を求めました。12年前に市議会議員として初当選させて頂いた伊藤裕は、「明日の風を」をキャッチコピーとして、市民の市民による市民のためのまちづくりを目指してきました。市長の求めている新しい風も、私の言っている明日の風も、吹きやむ事のない永遠のテーマであります。
政治家としての役目を終えようとしている今だからこそ、今後の市民生活をどう生きるのか、どう市民活動にかかわって行かれるのか、過去のない現在はなく、現在のない未来はないと言う観点から検証してみたいと思います。

1. 市民は平塚市民であることに満足しているか。
 市長の初心を思い返して見ると、「湘南市構想の見直し」「ガラス張りの市政運営」「市民とパートナーシップの市政」「自然と共生するまち」が挙げられます。まず、それぞれついて8年間の評価をお伺い致します。特に、自然と共生するまちについて、都市経営や都市開発は自然保護ぬきに考えてはいけないとおっしゃっていたことから、都市と自然との共生について伺います。また、ガラス張りの市政運営について、根回しをしないという政治姿勢と、情報公開や説明責任など理解を求めるという行動についての見解をお伺い致します。
 市民の満足度の尺度は、行政サービスが行き届いているか。無駄なく効率的な行政改革が進んでいるか。市民がまちづくりに参画できているか。等があると思います。これらについて、まず総論的に所感を伺っておきます。
 昭和60年より取り組んでいる行政改革について、市民の求める低コストでより質の高い公共サービスが提供されるという視点で、精査されるべきです。ご見解を伺います。
 行政改革大綱・協働経営プラン・財政健全化プラン、様々に出されていますが、求められている事は協働であり、成果主義に基づいた行政システムの改革です。行政職員の意識改革なくして、行政改革はスタートしません。ご見解をお伺い致します。
 市民の目は、今までは議会や議員はけしからんと言っていましたが、最近の選挙を見れば、行政にも厳しい目が向けられるようになりました。特別職・正規職員・再任用職員・嘱託職員・臨時職員の、職員数は適正ですか。給料は適正ですか。期末勤勉手当は適正ですか。その他の手当は適正ですか。今後の目標もあわせてお伺い致します。
 併せて、再任用職員の適材配置についてのご見解と、昨年6月議会において岩田議員への答弁において認められた、二つの天下りポストについて、これを廃止しての民間からの人材登用についてご見解を伺います。
 財政再建について、ばらまきマニフェストによる政権交代や、名古屋の市民税減税による選挙結果などを見ていると、市民の満足がどこに有るのか疑問も湧くが、我国のGDPが中国にぬかれ、42年ぶりに2位の座を明け渡し3位に転落した事からも、経済の成長とともに重要と考えます。本市の成長戦略に関しては、6次産業化やエコノミックガーデニングなどの手法についての可能性について、まずお聞きし、公会計制度が連結決算になり、指標が示されるようになりましたが、平塚市の財政の健全性を、どのように分析されているのか伺います。経常経費が税収を大きく上回っていること。資産が前年度より減少し、行政コストが前年度より増加していることについて、ご見解をお伺い致します。

2. 子育てするなら平塚でと言えるか。
 子育てするなら平塚で。言うは易き言葉です。少子高齢化社会の中で、高齢化率を上げずに、若年人口だけを増やす事はできません。経済を考えれば、生産人口を増やす施策が肝要ですが、まずご見解を伺います。
子育て環境を整えるためには、制度や施設整備だけでは限界があります。小児医療費の無料化につては、議会の修正提案によって近隣市をリードしました。休日夜間診療施設も整備されました。施策の整合性を考えるなら、市民病院の建設に合わせて、小児救急なども検討すべきです。併せて、つどいの広場や子育て支援策の今後について、ファミリーサポート事業の今後について、ご見解を伺います。
 本市には、公立保育園10園、公立幼稚園5園がありますが、廃園、民間委託、指定管理など、幼保の一元化、認定子ども園を含めて今後の展望について、ご見解をお伺い致します。併せて、増え続ける学童保育ニーズの展望についても伺います。
 保護者と懇談すれば、我が子への一番の関心事は学力です。教育改革において、全国学力調査の平塚の児童生徒の結果は、衝撃的な結果でした。学力至上主義をとるつもりはありませんので、平塚の教育は、運動や食育によっての健康な体作りなら、それも大いに結構な話です。平塚の教育はかくあるべきとのビジョンが必要です。ご見解を伺います。
 また、自治基本条例を策定した平塚市は、自分たちのまちは自分たちでつくると言う、市民が主役の自治社会の構築を目指しています。子どもたちのふるさとづくりと言う観点から、学区は大変重要です。現在、小・中学校それぞれにおいて、学区外通学をどのような理由で、どのくらいの人数がしているのでしょうか。今後の展望についても伺います。
20年前5人で一人のお年寄りを支えていました。現在は、3人で一人を支えています。2055年には、一人で一人のお年寄りを支えることになるそうです。支える人を増やすためには、少子化対策が必要ですが、少子化社会の中で、「子育てするなら平塚で」を体現するためには、地域のなかで宝としての子育てに働ける、元気なお年寄りを増やす事だと考えます。ご見解を伺います。これで一回目の質問を終えます。







2010/12/31 20:36:44|その他
伊藤ゆたかの生きる道
今年もありがとうございました。

後、数時間で今年も終わります。
大変なご迷惑やご心配を、おかけした一年になってしまいました。

伊藤ゆたかの明日の風は、どんな風が吹いたのでしょうか?
伊藤ゆたかに吹いた風は、嵐だったかもしれません。
伊藤ゆたかが吹かせた風は、そよ風にもならなかったかもしれません。

今年を総括してみると、NHKの大河ドラマで、
坂本龍馬が大変注目されました。
ノーベル賞を受賞した日本人二人は、クロスカップリングの技術でした。

時代が求めているものが、こんな所にあるように考えます。

伊藤ゆたかの生きる道を、来年以降もこんな所に求めて、
新しい活動を模索したいと思っています。

今年一年のご厚情に感謝し、来年も変わらぬご指導をお願いして、
しめのご挨拶と致します。