「Systems and Methods for Identifying Unauthorized Users of an Electronic Device」(電子機器の不正ユーザーを検出するためのシステムと手法)という特許が2010年8月19日にアメリカ特許庁で公開になりました。(US2010/0207721A1)
早速非営利団体Electronic Frontier Foundation(EFF)が「スパイウェアどころか、(ユーザーを裏切る)“Traitorware”だ」というコメントをだしたとか。
“Traitor”って裏切り者、内通者、反逆者、謀反人、ひきょうなやつ、売国奴
EFFっていう団体は結構有名な草の根運動団体で古くはソニーのベータマックが市場に出た時にソニーを訴えた映画団体に反対してVCR(日本ではVTR)の販売を出来るようにした実績があります。
でもなんかおかしいですよね。 アップルって何でこのような特許をだしたでしょう。
巷の話では“キルスイッチ”なるものがあって、改造したiPhoneを一発で元に戻す機能までが含まれているとか。 でも特許というのは技術を公開することで産業の発達を促すと共にその代償として独占権を得るものなんです。 対抗相手となるアンドロイドはオープンポリシーですからこのような機能は邪魔であってきっと使わないでしょう。 ならばなんでこんな特許を出したんでしょうね。 ちょっとアップルさん何を考えているの?
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