有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2011/08/08 23:06:18|竹とんぼの面白さ
 富山大会向け・・・・お土産大量生産中
全国大会に臨むときの心意気!!
多くの仲間の皆さんに教わりました。

 目下、忙しくもあり、忙しくもなく、開催の準備に多くの汗を流されているスタッフの皆様へのお土産です。

 巧い竹とんぼが、もうちょい!出来ればと反省の毎日です。







2011/08/06 20:51:08|竹とんぼの面白さ
絆(きずな)坂)・・・鋳放品の完成

個々のピースに分けます。
 
 写真ー1 写真ー2 
 余分な鉛の固まりをニッパで切断し個々のp-巣に分けます。それなりの体裁を見せています。
手前のピースの鉛は空洞が出来、湯が足りないことを如実に表しています。

 写真ー3
 裏面の状態です。湯が適量注がれ、順当に冷やされた底面は平滑です。

 以降は、余分な鉛を削り落し、重量を均一にします。この錘の役目は追々開示しましょう。







2011/08/05 20:49:09|竹とんぼの面白さ
絆(きずな)坂)・・・鋳物の取り出し

鋳物製品の取出しです。おそらく湯の不足部分は空洞があるでしょう。早く確かめたくて、まだ熱いうちに枠を分解しましたが、労働安全面からはレッドカードです。

写真ー1 
 固定していた木枠を外すと、案の定、湯の逃げ道がありました。粘土で孔ふさぎをし忘れた部分からの漏洩です。
 アルミ管ピースは常温のため、鉛の湯が触れた瞬間固まり、写真のようにテンコ盛り(表面張力)になり全体平面に流れてくれませんでした。

 写真ー2
 それでも下面(裏側)の鋳放し表面はそれなりに平面で使い物になりそうです。湯が不足し注ぎ足した部分は空洞が発生しています。

 写真ー3
 型から取り出した錘のピースです。

 写真ー4
 ピースをばらばらにする過程です。
 左の固まりは綺麗な様相を呈していますが、右の固まりは、余分な押し湯の鉛が大量に盛上っています。
削り取るのに苦労しそうです。

 火傷もせずにここまで来たので良しとしましょう。







2011/08/05 9:49:05|竹とんぼの面白さ
 絆(きずな)坂)・・・鉛の溶融・・・鋳込み作業

 写真ー1 溶融材料
 錘の本体とする鉛を溶かします。鉛は海釣の丸錘を使います。
鉛の素材は丸錘以外でも構いません。1号から4号の錘を購入し、太さ・重さ・浮きの浮力とのバランス・竹筒の中での挙動などを実験し、丸錘を使えないことが分かりました。その残材を溶かすものです。失敗の結果です。

 写真ー2 溶融釜・・・鰯のアルミ缶詰空き缶
 鉛の融点と釜の融点を考慮します。アルミは鉛より融点が高いので缶詰の空き缶を使いました。長円形の鰯の水煮缶詰の空き缶にすすぎ口を形作り、釜としました。

 写真ー3、4
 下の写真2枚は、湯を注ぎ終わった状態です。
湯の分量を読み違え半分も鋳込めませんでした。追加溶融せざるを得なくなり、注ぎ足しましたが失敗です。
 左の10数個分は何とか綺麗な表面ですが、左の殆どは注ぎ足しのため、地金との温度差が大きく偏流硬化しています。
 多少の見てくれは悪くても良しとし、アルミ管のピースに鉛を詰め込もうとした結果です。

 鉛を溶かした状態の写真は、一人作業のため工程写真が取れませんでした。

 湯の量の目検討・・・・溶かすとノロが発生し、溶融物本体の容量が減るようです。40数年前、鋳物の勉強もしたのですが、実技を疎かにしたためばちがあたったようです。







2011/08/05 9:38:24|竹とんぼの面白さ
絆(きずな)坂)・・・錘の鋳込み・・・鋳型の準備


昨日はNHK「クローズアップ現代」を見て起きようと思いましたが、そのまま眠り付きました。昼間の羽根作りに精を出し過ぎたのかもしれません。年のせいかも。

 錘を作るのに、アルミ管のピースに鉛を鋳込みます。鉛は160度くらいで溶けますからそれに耐える準備をします。

 アルミ管ピースを板の上に並べ、廻りを角材で押さえます。これだけでは湯が漏れてしまいますから、不必要な隙間を埋め、湯に圧し込み力が働くよう廻りに土手を作ります。

 「湯」・・・溶けた材料のことを鋳物作業では湯と呼びます。

 隙間材、土手材は「石粉粘土」を使ってみました。100円ショップです。名前から見て燃え難そうなので選びました。

 溶融した鉛の湯を一挙に、ただしそっと満遍なく行き渡らせるには、土手を確り作り、隙間のないことを確認します。

 写真ー1 木板の上にアルミ管ピースを並べます。

 写真ー2 石粉粘土で隙間を埋めます。

 写真ー3 土手を作ります。手前は未完成。

 写真ー4 土手が完成しました。