写真ー1 溶融材料 錘の本体とする鉛を溶かします。鉛は海釣の丸錘を使います。 鉛の素材は丸錘以外でも構いません。1号から4号の錘を購入し、太さ・重さ・浮きの浮力とのバランス・竹筒の中での挙動などを実験し、丸錘を使えないことが分かりました。その残材を溶かすものです。失敗の結果です。
写真ー2 溶融釜・・・鰯のアルミ缶詰空き缶 鉛の融点と釜の融点を考慮します。アルミは鉛より融点が高いので缶詰の空き缶を使いました。長円形の鰯の水煮缶詰の空き缶にすすぎ口を形作り、釜としました。
写真ー3、4 下の写真2枚は、湯を注ぎ終わった状態です。 湯の分量を読み違え半分も鋳込めませんでした。追加溶融せざるを得なくなり、注ぎ足しましたが失敗です。 左の10数個分は何とか綺麗な表面ですが、左の殆どは注ぎ足しのため、地金との温度差が大きく偏流硬化しています。 多少の見てくれは悪くても良しとし、アルミ管のピースに鉛を詰め込もうとした結果です。
鉛を溶かした状態の写真は、一人作業のため工程写真が取れませんでした。
湯の量の目検討・・・・溶かすとノロが発生し、溶融物本体の容量が減るようです。40数年前、鋳物の勉強もしたのですが、実技を疎かにしたためばちがあたったようです。 |