8月27日 開催予定の 伊藤太郎 ヴァイオリン・リサイタルで 演奏予定の楽曲や作曲家の解説をしています
今回は ノルウェーの作曲家 エドヴァルド・グリーグについてです
エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ 1843年6月15日〜1907年9月4日
ノルウェーの民族音楽から着想を得て作曲活動をした国民楽派の作曲家である
グリーグの肖像は旧500クローネ紙幣にも使われた
5人兄弟の第4子として生まれた。父方の曽祖父はノルウェーに帰化したスコットランド人で、一族の苗字はGreig(グレッグ)であった。
1858年から3年半 ライプチヒ音楽院で作曲とピアノを学んだ
1863年からデンマークに居住し、ニルス・ゲーセに学んだ
従兄弟でソプラノ歌手のニーナ・ハーゲルップと結婚した グリーグの歌曲の大半はニーナの為に作曲されたものである。
現在のオスロ(クリスチャニア)のフィルハーモニー協会の指揮者を務め、国民的詩人や民謡収集家との親交が始まる
1877年からハルダンゲル地方に居住し、民族音楽へ傾倒してゆく
1901年ごろから体調が悪化。1905年ノルウェー独立を見届けたあと、64歳で心不全のため亡くなる
代表的な作品 ペールギュント 抒情組曲 2つの悲しき旋律 ホルベアの時代から 抒情小曲集 ヴァイオリン ソナタ 第1番、第2番、第3番 ピアノ協奏曲 ソルヴェイグの歌
8月27日のコンサートでは、ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 作品45(1887年)が演奏される。 |