チビッコがピアノを習う・・・ 習う事が始まった日から どんなことがスタートするのかと言うと
お稽古事の中で、 お家で練習してくるという準備が最も必要なのは 楽器のお稽古だと思います
先生の所で練習はできません。 練習はお家でしてくるのです。 先生は弾き方 練習の仕方など 教えたり、指示したりしてくれますが それを自宅で自分で取り組み やって来たことを先生にみてもらう そして、いろいろなヒントをもらい また、次の練習にとりくみながら 一つづつ、身に付けて行く ・・・・というのが楽器のお稽古です
楽器のお稽古は 音という見えない存在を扱う世界なのです
音を記号化した楽譜について覚える 音そのものを感覚的に把握し 楽器のポジションを覚え 表現という衝動を自分の中からひきだし 練習によって、熟練し コントロールし、 喜びにしてゆく
繰り返しの練習で自然に実に着く部分もありますが そこに至るまでに 色々な理論や基礎があり 根気の居る事なのです
こう言うと、とても高いハードルのように感じますが じつはこういうことを 音楽の不思議な魔力とともに 展開し、誘ってゆき、身につくまで導くのも こういうお稽古を かつて経験してきた者になら出来る事なのです
基礎は大人になってもづっと重要なものです その基礎は 楽しみながらだけでは身につかない事のように思います
根気と 音楽との出会いで、モチベーションが持続しつづけている事 だれでも、何度もくじけそうになるのが 楽器のお稽古だと思います
くじけた時の乗り越え方 スランプの通貨の仕方・・・・
やはり、 良い音楽に出逢っている事がその力になるのでしょう
つまり・・・ 練習の過程で 機会を見つけ、鑑賞という偉大な体験を積む事 それは、おおきな力の源流を 心の中に植え込む事になると思います |