hitorigoto

つれづれに ただ つれづれに つれづれに
 
2011/02/26 17:16:35|その他
多喜二祭 宝の山に 星が降る
念願の『第10回多喜二祭』に行ってきました。

去年三浦綾子の『母』を読んで以来、来年は多喜二祭にきっと行こうと決めていました。

本来は小樽に行きたい所ですが…わたくし母は、まだ遠くには行ける程の身分ではないので、初めの一歩は、厚木市民会館にしました。

2月20日は、命日。
この日の前後には、多喜二の係わった場所では毎年、多喜二祭が行われています…。

一番目は多喜二が生まれた秋田
二番目は活動していた小樽
三番目は終焉の地 東京
そして四番目は、神奈川の七沢だそうです。
他にも大阪でもあるようです。


七沢温泉の福元旅館の離れに昭和6年2月から3月の約一ヶ月間、多喜二は特高に追われながらも、恋し愛し失恋し…逗留していたそうですが、七沢の人達は、多喜二が特高に追われている事を知りながらも、長い間誰も口外する事はなかったそうです。
そして約70年が過ぎ…世の中が移り変わり…そろそろ話してもいい時期が来たのではないだろうか?!と
福元館の女将さんは、お話しされたそうです。

去年の11月に改修工事も済んだそうで、今も、福元館の離れはそのまま遺品も残されています。その高台の立地は下に道路があり、何者かが来ればわかるが…下の道からは見過ごしてしまうような所に立っているので…実際裏山に逃げた事もあったそうです。

しかし、七沢の人は温かく見守っていたので、多喜二もごく普通に生活ができたそうです。
下駄をカラコロ鳴らしながらドテラに両手を入れて奴になって歩き、母屋にお湯をもらいに来ては風呂で歌を歌っていたそうです。そこで歌っていた歌は、…


ブラームスの『折ればよかった』

♪折らずに置いてきた 山陰の小百合 人が見つけたら 手をだすだろう
風がなぶったら 露こぼせうものを 折ればよかった 遠慮がすぎた

昨夜も夢に見た 山陰の小百合 星が訪ねたら 宿貸すだろう 
虫がすがったら 頷こうものを 折ればよかった 遠慮がすぎた♪

(ロマンチックで…せつないですが…まさに田口タキさんの事…これも今回♪聴かせて戴きました。)

それくらい安心して疲れた身も失恋の末の傷心も癒されていたのでしょう。

ステージは、…最後に多喜二と弟の三吾さんが二人で行ったコンサートで聴いた曲…

ベートーベンの『バイオリンコンチェルト二長調作品61』
は多喜二と弟は絶望と希望の中…どんな思いで聴いていたのか?と思うと…拭いても拭いても…涙が止まりませんでした。
(いや?!多喜二にも三吾さんにも、信じる『ほこり』があるから絶望はなかったかもしれないですが。もしかしたら永遠の希望かも…。そう ありたい。)

講演者、松澤信祐文教大学名誉教授も1時間以上話しながら最初から最後まで心は泣いている気配でした。
思えば、かわいそうで、たまらなかったんでしょうか…どこまでも続く埋もれた美しいダイヤモンドの鉱脈を見つけながら掘れば掘る程美し過ぎて嬉しくて悲しくて…きっとこの先生は何十年も泣きながら研究していたに違いありません…。


…多喜二も七沢の人達も、『ほこり』を持っていたのでしょうね。

『ほこり』を持って生きている人は、美しくて、悲しくて、 またキラキラと心に響くものなのですね。

埋もれても埋もれても、掘り出され 探し出されてしまうものなのかも知れないです。

いつでも…いつまでも…∞……∞……∞……∞……∞……∞そこには星が降るのかも…


付記:【神奈川七沢多喜二祭の意義】
戦前のファシズムの吹き荒れる時代に福元館が、多喜二を守り続けてくださったことは、現代の神話のような貴重な宝物である。多喜二達の闘いは孤立した閉鎖的なものではなく、名もない多くの民衆によって守られたものであったことを物語っている。このことをさらに多くの人に語り伝えることは、日本の解放運動に大きな意義がある。
…パンフレットより


【多喜二の年譜】
13歳頃、伯父のパン工場を手伝いながら、小樽商業学校に通学…16歳頃、短歌小品などを書き始めた。…18歳頃小樽高等商業学校に入学 志賀直哉を学び校友会誌にバルビュスの翻訳や小説を発表。…21歳拓殖銀行に就職。不幸な境遇の田口タキに出会う。…25歳3・15事件を題材に小説を書く。…26歳『蟹工船』を刊行。同じ年、小説『不在地主』が直接な原因で拓殖銀行を解雇された。…27歳中野区に上京、小説蟹工船などがから不敬罪、治安維持法違反容疑で収容。…28歳七沢温泉に逗留。『オルグ』完成その後、他4作品を書く。…そして29歳2月20日正午頃築地警察署特高に逮捕され…拷問により7時45分に死去。葬儀の参加者も一斉検挙されました。
ロマン・ロラン 、魯迅 からも弔電がよせられました。
…パンフレット年譜より




にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
にほんブログ村











2011/01/24 16:55:55|ふっと、思った事
立石の ひねもす波に 陽の光 …葉山
…天は、海にまだ近く
富士も松の向こうに霞んでみえる

巌の先に太陽が

小波の毎に陽を映し 
まばゆいばかりに輝きを返している

キラキラと海面に映る陽の道は、

まるで自分だけに輝く道をみちびく様に照らしてくれる

余りに眩しすぎるので…他の海面は一段と暗く見えている。

たまには、勘違いしても…いいのかな〜
なんて思ったりして…。

…自分だけ照らしてくれてるような錯覚は…はたして…なんのつもりなんだろう?!
…なんて考えるのは、多分、A型のせい?!


他の人には照らしていませんよ!みたいに見せかけて…ホントはすべてを照らしてる。

自然も単純ではないんだな〜なんて自分勝手に、理由をつけたりしてね。


海辺に落ちた立石は
枯れた巌の草なりに
…今日も潮に吹かれて
陽を浴びて


キラキラ輝る太陽の暖かな光の先の憧憬に
見向きもせず 
背も向けず

ただ此に居るようだ。

…日当たりのよい海辺の茶店の…大きな栗のプリンは、クリーミーな私の好きなモンブランだった。

…満足過ぎた。





にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
にほんブログ村







2011/01/01 8:27:10|その他
明けましておめでとうございま〜す。
明けましておめでとうございます。(*^▽^)/
ここは、茨城県の久慈浜港です。

絵に描いたような水平線の日の出は見えませんでしたが…

大漁旗が風にたなびいています。
風は強く、荒れ狂うように波も高いのですが…
防波堤の上に人が沢山立っているのがみえるでしょうか?!
しかし…
いつまでも雲の上からの日の出を待っていられるのも…

実は、不思議なくらい寒くはないのです。

《うちの初笑い》

”息子の寝言”
『…ここを…真っ直ぐ行って…道が二つに別れたら…僕は…長さが同じ方が…いい…。』


『…僕にまかせるよ!』

今年も訳がわかりません。が、

今年もどうぞよろしくお願いいたします。(*^▽^*)/ m(_ _)m








ブログランキング・にほんブログ村へ







2010/12/25 15:56:07|その他
Merry Christmas 素敵な贈り物
私は、パートで八年間、多分、従順に働いていたのだと思います。

自分なりに、お客様にもスタッフにも、親切丁寧にできるだけ笑って帰って戴けるように楽しくなるように笑顔を心がけながら、限りなく間違いがないようにと働いていたつもり……だったのですが、しかし…それがあだになったんでしょうね。

【情報の管理】…一人
…小さな自治体のさらに出先機関で住民基本台帳と言う住民の個人情報が入っているパソコンがあります。
…住民票や印鑑証明、課税証明(個人の収入がわかります)、評価証明(個人が所有している土地建物の財産がわかります)
これが全て検索発行できます。

【安全対策】
…パートじゃなくても一人で守るには負担が大きいと思います。と言ったが、…答えは、予算がないので一人勤務でやってくれといわれます。

なんのセキュリティもありません。

また弱い立場のパートは、責任をなすりつけられる可能性もあります。(情報を盗んだとか)パートには、なんの保障もありません。

【開館時間】…9時なのに9時に一人出勤設定。
すべての準備をしなくてはなりませんが、これも仕事の内とは見なされません。
例えば開館時間にまにあわなかったら?私はそんな事はありませんでしたが(人間だから間違いやアクシデントもあるはず。早く来ると言って実際に9時に開けられなかった人もいました。)
自分の準備ではなくシャッターやパソコン立ち上げなど…、準備は仕事の内だと思いますが、…答えは、個人的に早く来て開けるのは当たり前だと言う慣習と認識。
責任がなさすぎだと思います。

予算がないからと、パートに対して奴隷の如く責任をドンドン押し付けてくるようになりました。

業務内容がわからない責任者もいます。
賃金格差もあります。
感情的です。

…このままでは、住民としての私達の個人情報が守られるかどうかさえ怪しいものです。

…自分 って言うよりも、次に働く人達や次世代孫子の代にまでこんな理不尽な働き方しかさせてあげられなくなる事だけでも なんとしても ここで断ち切りたかった…今は結果的に、失敗で終わり、何も変わらないとしても…少しは後世に響くものだと信じたい。
具体的にやって見て後悔しようと言う…年甲斐もない最後の思いから覚悟を決めて…

『…考慮是正をしてください。』
という事を言ったら

………………

答えは、
『今年度限りで打ち切り来年度は契約いたしません!』
といわれました。
理由は『不満を持っているからだ。』
とか…(@_@)

多分不満なら辞めればいいじゃないか!と言う感情的な発想からなのでしょう。
それがまかり通るのも・・・なんなんですが…(@_@)


もう少し考えて理解しようとする位はして欲しかったが、考える事すらしていないようだった。

労働基準法も読んではくれてなかった。


…ここでは、まだイノベーションは流行ってはいなかったようだ。(笑)


今まで…全く気づかなかった事だけど…
ふっと振り返ると…そこは…、
…なぁ〜んだ魑魅魍魎の巣窟だったかも知れない事に気がついた。

その中にいると、そこがどこなのか、わからなくなるものだなと感じました。

…もしかしたら私も魍魎になりかけていたのかもしれません。


昨夕の、スポーツニュースを見ていたら、元大関?、
舞乃海が、真央ちゃんのSlump に対して

…現役の時、親方がこんな言葉を言ってくれたってことを紹介してました。

『頂上から見る景色は良いもんだけど、谷底から見る景色もまた良いもんだぞ!』

と。なんだか、おおらかで、でかくて、包容力一杯で、力が湧いてくる言葉だった。

今の私には、尚更ずしっと温かさを感じずにはいられない言葉。

こんな上司がいたらどんなにかよかったんだけど…ね!(*^-’)b

そんなこんなで、知り合いに話すと、気にかけてくれて…
励ますと言うより…精神的に皆、寄り添った言葉や行動をしてくれる。
ホントにありがたいと思った。

片や、世間は温かい。

娘に話したら、
『お母さん!もう働かなくていいんじゃない?!いい事したと思うよ!……でも…お母さん…寝てばかりいそうだね…』と言って目頭を抑えた娘の成長に、逆に感動してしまった。。。(ノ_・。)

人の寄り添う温かな心は、何よりも優しくて、とっても嬉しい贈り物だった。

ありがとうございました。m(._.)m









2010/11/26 21:10:14|その他
『善人なおもて往生をとぐ いはんや悪人をや』…考

TSUTAYA映画ファン賞…投票って言うメールが届いていた。

邦画、洋画一本づつ…該当がなければどちらか片方に投票してもいいと書いてあった…。


で思い出してみた。
…ちょっと前の話しだけれど…

公開終了間際に…
映画『悪人』を観ました。

触れたくないような嫌な題材なのに…人間味溢れる温もりさえ感じるような映画で、2時間半の内2時間は、啜り泣きました。物語も良いけど…監督が何よりも良い。…李相日。


そのずっと前に『告白』も観ました。
これは、冷たい映画だったけど胸が痛かったけど…自分を客観視した。
よくここに気が付いたなと思った物語でした。
作家に敬意…。

その時、読んでいた本は、
五木寛之の『親鸞』
私訳『歎異抄』です。
ひろさちや解説の『歎異抄』も同時に読んでみました。

五木寛之様も、今は『鬱』の時代だと言っていたけど…確かに戦争一つとってもドンパチと言う華やかな表現ではなく、…むしろテロにしても陰湿だ。
と書いていた。

それはさておき…私も、どうもこちらの方へ引き寄せられているよう〜?!な気がします。

と言っても…私自身、この文章を読んでも、わかるように いい加減な人間なので、鬱にはなりようがありませんが…。

元々 父方も母方のお寺も浄土真宗だった事もあっての事なのか…
親鸞も住んでいたと言う茨城に住んでいたからなのか…

親も私も…無宗教とおもいながら育っていたつもりだったけれど…、
脈々と、そのように違和感なく、ごく自然に常識化するかのように親鸞の教えで育てられていたのかもしれません。

最初に観た、『告白』では、あんなにも見る立場によって同じ事が違って見えるものかと驚くばかりでした。

『悪人』は、何を持って悪人とするのかと言う定義を考えざるをえませんでした。

悪人に甲乙は付けられないだろうと思うけれど…
それでも人を殺したら悪人のうわぬり悪人だけれど…、

それよりも、それを嘲笑う人間が悪人でないとは思えなかった。
寄ってたかって取材する報道とか…。

反省なんてする気もなく、悪いことなど何ひとつしてないと思い込んで他人を評価する傲慢な善人にこそ、間違いなく悪人の中の悪人なのではないかと思ったのは…

親鸞の教えを間違った方向に行かないように誤解が無いようにと、唯円が書き残したと言う…
   『歎異抄』
それでも解釈は難しいから一生考えながら生きろと与えられているようなものだと言う気もするけれど…。

を読んでいたからかも…しれません。


…肉は食べても、解体はしていないからと言って 良しとは言えないし。

畑で育てているから人間の食料になるのは当然の事と思い込むのは早合点。

…ほんのちょっと立ち止まって考えてみると…


『悲しいかな、いきとしいけるもの全て…何がしかの命を戴いてしか生きられない。生き物の宿命と宿業を持っていると言う。』

だから、今生きている限り何かの犠牲の上に生かされていることになる。

生きてる事はすでに罪を作りつづけている事。しかし気づかない。…それでも私達は、生きるしかないのだ。

善人なんかじゃない悪人だと自覚して…。

…考えもしなかった事だったが、
…その通だ。


五木寛之『親鸞』の一節に、

『人は誰かの悲しみの上にしか幸せにはなれないのだろうか云々…』
と言う台詞があった。

これも、よくよく考えてみると…涙が出るほど…、
…思いあたることがある。


例えば、
…自分が勝てば必ずそこには負けたひとがいて悲しんでいるひとがいる。

しかしながら…もっと悲しいのは、相手がいなければ勝つ事も負ける事さえも出来ないと言う事だろう。

相手は欝陶しい存在だが…それでは……つまらない。


満員電車で、自分が座れなかったと嘆けば、座れて良かったと思えた人もいたはずだ。

渋滞は自分もそこに参加しているから渋滞をする…

これは違うかな?!
とにかく市井の中で生きている。


善いことをすれば良いことが返ってくるとか悪い事をすれば悪い事が起きる。なんて事も疑問だったが…

多分そんな事は無いんだと思う。

…あんな悪い事をしているからあんな目にあったなんて人は少ないし…あんないい人がなんであんな目にあってしまったのか?!っていう人の方が逆に耳にする事が多いような気がする。

それは、勝手に他人を、悪いと思っているからで、自分の都合よく、みているからかもしれないけど…。



『歎異抄』の一節に…
『善人なおもて往生をとぐ いはんや悪人をや』
という…不思議な文章…教えが出てくる。

『自分で善人だと思っているような偽善者でさえ浄土にいけるのだから自ら自覚して悪人だと言う人が浄土へ行けないわけがない…』
と言う訳が今のところ主流のようだ。

…まてよ?!『罪と罰』にも繋がるのだろうか?

…だからと言って悪人にわざわざなっても良いと言っているのではなく…

…その代わり、その時点で既に悪人なのだから、善人のふりをして今更悪事をはたらいて悪人にならなくてもいいのだ。
…すでに悪人なのに…善人だと思っているから悪人になろうだなんて傲慢な事を考えるのだろう。
と言うことらしい。
これは罪だ。


映画『告白』で、一人の自分以外の人間の行動は都合の良いようにしか見えてない自分に気づく。


観てはいないのだけれど…
映画『カラフル』は噂では、死んだ自分が他人の体で生まれかわり、自分の罪を思い出さなくてはいけない修業をかせられる…。
他人の体は、他人の嫌な面ばかりみえてきて自殺した体…。
結局十人十色ではなくて一人十色?
一人の人間は一色ではなくて、いろいろな面があってカラフル。と言う事らしい。
事を踏まえると。


『悪人』では、人はすべて…すでに悪人同士だが…いろんな面がありその人間がすべて全部が罪なのではなく温かい面、優しい面、人を思いやる面、楽しい面、良いところは、沢山ある。


自分も間違いなく悪人であることを自覚した。
が…どこかで…『まだましだ!』とか思っている自分は、まだまだ善人という悪人だろう。

…しかし、なぜか…一瞬でも、自分は悪人の一員だと自覚したとき…生きる事が安易になった。
…気がする。
…このところ…どうも楽なのだ。
…気楽なのだ。


こんな簡単な事がなんで…できなかったんだろう?!


…気づいた浄土宗の法然
…それを深く掘りさげた浄土真宗をひらいた親鸞
…それをひろめた蓮如

いずれも市井の中で暮らし蓮如以外は辻で話し寺を持たなかったはずだが…後に蓮如が寺を持ったからこそ広める事も出来、何百年も教えを繋げる事ができたのかも知れない。と思った。


長い時を越えて、なにもかも一代では築けないものだ。

つなげてはじめて築かれて行く。


そう思うと、一人の人間の偉業はその一端に過ぎないし…他力そのものだ。

…一人の人間の力だけでは成し遂げる事は不可能な事にも気づかなくてはいけない。


次世代へ安全に生きていける世の中を繋げ渡す事が出来てはじめて生かされていくのかもしれないと思った。


…三作の映画は監督、作家、出演者それぞれ違うけど…三部作のような繋がりがある。

五木寛之氏の言うこんな『鬱』の時代だからだろうか…。

親鸞の本も呼び寄せられるようにたどり着いた…そして考えざるを得なかった。

私達は、なんの為に生きるのか?

今の私の答えは…
ただ…前世代から次世代へ引き渡し繋げて行く事の為だと私は思う。

そしてまた、次の世代が次の世代へ繋げて行けるように教えておく事だけかも知れないと思った。



そして…助演女優賞は、
…満島ひかり様に上げましょう。
…ホントに今時のウザッタイ嫌な女を演じ切っておきながら…両親から見える娘は胸が痛い程に素直で可愛いらしかった。
若いのに素晴らしいと思った。


助演男優賞も、嫌味な金持ちの学生役の岡田将生様にもあげましょう。
自然だった。



映画大賞は、勿論

  『悪人』

に一票を投じましょう。 …