続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/02/07 19:46:00|自作 漢詩
草萌や触らずにただ半跏思惟






撫子囲碁クラブの新年会

天気好!

普段の行いがいいからかね〜

天気だけがよかったようで


どんどんどんどん

人がかわっておりますね〜

そうしてどんどん強くなっておりますな〜


だいたいなにごとでも同じなのだけど

自分が基準になるのですな〜

主観実感論より証拠か〜

当たり前だけど結果として出るのですな〜


はやいはなしが全敗でしたよ〜

とてもくやしいのですが実力なのです。


けして酒のせいになんかしませんよ

かつて独りでのんでいるような顔をして

優勝したこともあったもんね〜


とにかく天気がよかった

酒がうまかった

とりわけ寿司が上等でうまかった〜


金目川の土手を歩くと

河口の水面のおだやかにして

河豚の腹みたいな植物がよく膨らんで

川辺の鷺はまったく動かず

酔った顔には爽やかな薫りが

漂ってくるのでございます。


土手には若草が萌え出でて

酔いの眼を癒してくれるのでございます!



草萌や触らずにただ半跏思惟  




また地震があったようですね〜

東京タワーの映像が

どうも北朝鮮のミサイルに見えて

しょうがないのですけれど〜


どこからか鳶の笛が聞こえてくる

ようでございます。







「 金目川上鳶鷹飛舞 」


           詩 はぐれ雲



wei que luan tian fei

 葦 雀 乱 天 飛

yuan ying sui feng fei

 鳶 鷹 随 風 飛

qian xi ju qu shui

 浅 渓 掬 取 水

you ran kan da shan

 悠 然 看 大 山
   





葦雀(いじゃく)天を乱して飛び

鳶鷹(えんおう)風に随って舞う

浅渓(せんけい)に水をすくい

悠然(ゆうぜん)として大山をみる



葦雀:よしきり

鳶鷹:とんび

浅渓:あさせ
















2016/02/05 23:21:01|その他
半仙戯ブラックコーヒー飲み干して






橘の小島は色も変らじを

  この浮舟ぞゆくえ知られぬ


有明の月が澄んだ空にかかり、

水面も曇りなく明るかった。


「これが橘の小島でございます」



長編小説はなにしろ

       長いのでございます。


酒を飲みながら読むのはね〜

すぐねむくなってしまうので

           ございます。


里の名を我身に知れば山城の

   宇治のわたりぞいとど住みうき



もうすぐなんでございますがね〜

なかなかすすまないのですな〜


まえのストーリーは

ほとんど忘れちゃいましてね〜





春愁や真っ赤にひかるテールランプ


半仙戯ブラックコーヒー飲み干して





居眠り運転だけは止めましょう〜


















2016/02/05 11:26:00|自作 漢詩
立春の腹の中へは酒と風






立春の腹の中へは酒と風  




酒の名前は七賢といふ






「湘  南  春」
xiang nan chun

       詩 はぐれ雲



湘  南  風  光  郷
xiang nan feng guang xiang

路  傍  花  開  香
lu pang hua kai xiang

南  山  七  賢  酒
nan shan qi xian jiu

陶  酔  金  目  塘
tao zui jin yan tang
     






はい

いまもなお

仙人とはほどとおい

生活をおくっております。


















2016/02/03 14:50:00|漢詩 訳詩
生前もおそらく死後も春近し




今日はどっちかってえと〜

三寒四温の四温の方なのかもしれない!


太陽の出ている時間が多いようだ。

比較的温かい晩冬でごわす。


我家の庭は草紅葉

まったく茶系統の庭である。

草紅葉の中に寒木瓜だけが

紅いのと白いのとぱらぱらぱらと

それ以外は何の色気もないですな〜



日向ぼこのB面すぎてC面か




今日は節分

鬼もいないけれども

福もいないようである



生前もおそらく死後も春近し




待つという心の余裕は

どんな天気であろうとも、

いつの時代であろうとも、

いつの世であろうとも、

生死には無関係に

あったほうがよいのかもしれない。







「学会等待」

          (現代)汪 国真



不要因为一次的失败

就打不起精神


每个成功的人背后

都有苦衷


你看即便像太阳那样辉煌

有时也被浮云遮住了光阴


你的才华不会永远被埋没

除非你自己想把前途葬送


你要学会等待和安排自己

成功其实不需要太多酒精


要当英雄

不妨先当狗熊


怕只怕

对什么都无动于衷


河上没有桥

还可以等待结冰


走过漫长的K夜

便是黎明。






「待つことを覚えるべきだ」


         (訳詩)はぐれ雲



一度くらいの失敗で

元気をなくすことはない


成功の裏には

きっと誰でさえも耐え難い程の

苦渋が有ったはずだ


よしんばそのとき太陽のように

光り輝いていたとしても

浮雲に光を遮られるときもあったはずだ


自分で自分の将来を葬り去らないかぎり

あなたの才能が

永遠に無くなるなんてことはあり得ない


待つことを覚えるべきだ

自分でしたたかに企むことを覚えよう

それらにはそれほど多くの燃料は

いらないはずだ


英雄になりたいのなら

まずはつまらんやつになってやれ


何ごとにもにも心を

動かさなくなってしまうのだけが心配だ


川に橋がかかってなければ

結氷するのを待てばよい


永い闇夜を抜けきればそこには

夜明けの太陽が輝いているはずなのだ




明日は立春ですね〜

暦上の春となります。


そうして 2月8日は旧暦1月1日 

すなわち中国、台湾、では春節

さて、今年の爆買は何なんでしょうか?


面倒だろうからね〜

航空母艦なんかに買い物客を大勢載せて

何でも無制限大量買いに

来てくれればええんだがな〜

ただし

武器だけは積まないできてくれよ〜

 














2016/02/02 18:22:00|自作 漢詩
食べかけたままのおにぎり春隣




夢裏似曽遷海外
ムリ カツテ カイガイ ニ ウツルニ ニタリ

醉中不覚到江南
スイチュウ オボエズ コウナンニ イタル


南岸低気圧が現われたり消えたり

2月2日

ゾロ目の日もそれなりに寒くて

白木蓮の蕾も膨らむのをひかえて

鼠色のまま待機しております。


前のコンビニで買ってきた

明太子のおにぎりが食べかけのまま

海苔も半分かかったままで

テーブルの上においてある。



食べかけたままのおにぎり春隣  



茶碗酒が少しずつ効いてきて

我体内は暖かくなってまいりました。






「木蓮変化白炎」


         詩 はぐれ雲



 丹 沢 千 重 嶺

 大 山 雷 雨 神

 白 雲 遊 天 空

 木 蓮 化 白 炎

 我 也 客 人 楽 春 天





(木蓮 白炎に変わる)

丹沢には千重の嶺があり

大山には 雷と雨の神がいる

白雲は天空に遊び

木蓮は白い炎と化す

我もまた春を楽しむ旅人となる


炎立つ白木蓮の燃えるとき
     我が心にも暖かき日々
  





まだしばらく白木蓮の白炎は

見られそうもないですな〜