続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/03/13 11:22:00|俳句関連
湯上りのそのまま居間へ花の宿




今朝の新聞


囲碁人工知能が世界のトップ棋士である

韓国のイセドル9段との5番勝負にて

3連勝のストレート勝ち!


これはすごいことなのである。

囲碁だけは人間に勝てないだろうな、と

信じていた吾輩にとっても

衝撃的な時代の転換点なのである!

日本のトッププロの井山裕太棋聖も

言っている。これは人間が人工知能に

越えられたと思われても仕方のない

ことなのであろう。

アルファ碁(グーグル、デープマインド社

が開発したデープラーニングという理論

を取り入れたソフト)には

人間の感性や考え方とは違う手がある。

これは人間の碁へのアプローチを一層

深めるきっかけになるかもしれないと


人工知能が人間の感性を超えた?

っということは、


芸術の世界に於いても、たとえば

詩、絵画、音楽、文学、、、の世界へも


近い将来、

人工知能が源氏物語や枕草子、、を

書くかもしれないね〜


俳句なんかはたちまち乗っ取られて

しまうでしょうな〜

アルファ芭蕉さまアルファ子規さま

新しい俳句のかたちを考えてください


もっともっと詩情にみちた

もっともっと人の心を感動させる

さりげなく諧謔おかしみ個性にみちた

もっともっと癒しと楽しみのある、、、、

そうして

人工知能には及びもつかないような詩を


必要ならば奥の細道をご案内しても

よろしいですよ〜


っというわけで

我家の庭の白木蓮の花は

散り始めて色があせてまいりました。


しか〜し

木瓜の花だけはいつまでも元気に

紅い花を咲かせております。



ウイスキーを垂らすコーヒー朝霞 




ウイスキーは どぼど ほどかな



湯上りのそのまま居間へ花の宿  


















2016/03/08 20:33:00|俳句関連
初鰹すこし厚目に切りしかな






近くの「伊勢屋」てふ魚屋を覗いたら、

「初鰹がはいったよ〜」

うれしくなっちゃって切り身を買って来た


初鰹すこし厚目に切りしかな



鰹の水揚げされる時期は

九州、四国沖では    3〜4月頃

本州南岸沖       4〜6月頃

三陸海岸沖       7〜9月頃


しか〜し、

歳時記によれば夏(初夏)の季語、それは

鰹は黒潮に乗って北上するが、遠州灘を

越えて伊豆半島を回る頃になると、

脂が乗ってくる。これが青葉の茂る

5〜6月頃で、この頃捕れるはしりの鰹を

初鰹と言う。江戸時代には初物好きの

江戸っ子に珍重された。


目には青葉山郭公初鰹



納得! なっとく! っと言うことは?

なぬっつ !

吾輩が今日買って来たのは?????

九州、四国沖で捕れた

単なる只の鰹だったのか〜


脂が乗ってないとな〜

江戸時代に江戸で食えないとな〜

残念無念騙された!



しか〜し

脂の乗りはいまいちだったけど

大関のものもは美味かったよ〜

鰹だって鰹だって美味かったんだよ〜



小田原の俳句教室も

二次会の酒が旨かったよ〜

次回 6月6日

題は筆、現地でもう一句の題が

主宰よりでる筈。





















2016/03/03 10:36:00|俳句関連
五人囃の聞こえるやうな空の色





今日は3月3日 雛祭りの日ですが


新聞を見ると

トランプ氏大勝(共和)、クリントン氏が

大差(民主)、

雛祭りなんて活字はないようである。


強いて言えば、

なでしこ瀬戸際、韓国に痛恨ドロー、

五輪最終予選


無理して言えば、この記事位かな〜

雛祭りとすこしは関係ありそうなのは〜



雛祭 歳時記によれば

三月三日に女児の息災を祈って行われる

行事で、古くは桃の節句、雛遊びなどと

いった。桃の節句はもとは五節句(人日=

一月七日、上巳=三月三日、端午=五月

五日、七夕=七月七日、重陽=九月九日)

の一つ。雛に桃の花を飾り、白酒、菱餅、

あられ、等を供えて祝う。人形(ひとがた

)で身体の穢れを祓い川に流した上巳の日

の祓の行事に、雛遊びの風習が習合した

もので、江戸時代から紙雛にかわって

内裏雛が多く作られ、段飾りにする

ようになった。とある


季語としてはさすがに華やかですね〜

いっぱいありすぎて、

きりもないですね〜  だから省略



草の戸も住み替はる代ぞ雛の家(芭蕉)


ウイスキーに氷を入れて雛祭
(はぐれ雲)



つまみは先日コンビニで買ってきた

ミニ羊羹 

羊羹がやっとやくにたちましたな〜



真っ青な空のもと白木蓮の蕾が

次から次へと白く大きく膨らんで

だがしかし

桃の花はまだ咲きませんな〜

俺のせいではないけれどね〜



五人囃の聞こえるやうな空の色




すばらしい青空の暖かい

白木蓮の白がとてもよく目立つ

雲の見えない青い空なので

ございます。

飛行機雲が一本

どこまでもどこまでも伸びていきます


これもまたよく目立ちますな〜

今日は白の日なのでしょうか?

桃の日なのですがね〜
















2016/02/29 15:40:00|その他
長閑さを一気に呑みし酒仙の徒






夏目漱石の番組を見ていたら


漱石は羊羹がすきだった とかで

吾輩も羊羹が急に食べたくなってしまい

ましてね〜


我家には羊羹はおいていない

ならばとて

ちょっと前のセヴンイレヴンへ

小雨が降っていたが

春雨じゃあ濡れて行こう

っということで〜


寒くない しずかな日である


煉と小倉の二個を買ってきた

どちらも和楽の里というミニ羊羹である


ついでにスーパードライも

スーパードライも久しぶりである

いっときは

ズーット飲んでたんですがね〜

今は大関のものもと金麦がメインでね〜


しずかだからよく聞こえる

ボロボロ慕鳥ボトリ と

出窓を打つ周期的な雨音が


“住みにくいところをどれほどか寛げて

束の間の命を束の間でも住みよくせなば

ならぬ、

ここに詩人と言う天職が出来て、ここに

画家と言う使命が降る。あらゆる芸術の

士は人の世を長閑にし、人の心を

豊かにするが故に尊い。”なんて

漱石さんは草枕の中で言ってましたな〜


そこで吾輩も



長閑さを一気に呑みし酒仙の徒




やっぱりスーパードライはうまい

しかし値ごろ感は金麦の方が

一枚上手かな〜 

吾輩は猫ではない! 犬でもない!


吾輩は天下の年金生活者である!


このミニ羊羹の

ビニール包装のデザインが

いいですな〜 

落ち着きがあり

色のバランスもGoodJob!


それにミニながらの重量感も 

吾掌(たなごころ)

のなかの存在感は一流品ですな〜

スーパードライは空いたけれど

羊羹はまだ🈐の中で弄ばれ眺めている

だけなのでございます。



春うれひ羊羹にあふウイスキー




と言うことで、製氷機に水を入れて

氷を造ってからにしましょうかね〜




















2016/02/28 15:11:00|漢詩 俳句の参考
春動く42点195





陽春


陽気のみちた春。暖かく明るい春。

いままさに陽春ですな〜

ついに我家の白木蓮も咲き始めました。


東京マラソンを見ております。

もちろんテレビでですが

吾輩が心配していたのは、

テロと異常な事件の発生ですが

なんとかいまのところ

のりきっているようで


日本もしばらくは警備大国にならんと

いけませんな〜

とにかく天気だけは

めちゃくちゃいいですな〜



やはらかき白木蓮の開花かな


春動く42点195







「 江南春 」 こうなんのはる

     (晩唐) 杜牧(とぼく)



千里鶯啼緑映紅 せんりうぐいすないて 

      みどりくれないにえいず

水村山郭酒旗風  すいそんさんかく 

           しゅきのかぜ

南朝四百八十寺 なんちょう 

         しひゃくはっしんじ

多少楼台煙雨中  たしょうのろうだい 

           えんうのうち




「 春暁 」しゅんぎょう    

          (盛唐)孟浩然



春眠不覚暁  春眠(しゅんみん) 

         あかつきを覚えず

処処聞啼鳥  処処(しょしょ) 

         ていちょうを聞く

夜来風雨声  やらい 

         風雨の声

花落知多少  花落つること

         知んぬ多少ぞ