続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/04/30 13:28:03|漢詩 訳詩
公園にイベント多し鯉幟






伊勢うどんの店が出来たよ〜

行ってみた


まあまあの味だが本場の伊勢うどん

よりは醤油味がつよい

吾舌が覚えているのは

もちょっとまろやか甘味もある

そんな味だった

娘の言うには伊勢うどんは

いろんな流派があるという

ほ〜そ〜なんか〜


いつかてこねずしもたべてみたいな〜

吾輩は仕事で伊勢には

ほぼ十年近く住んでいた

懐かしいのである。


帰りに総合公園へ寄ったら

平塚緑化まつりをやっていた


天気好!

鯉幟が青空に映えておりました。


植木というよりはどっちかてえ〜と

草花のなえがおおかったかな〜

それに飲食店の屋台

手品などの、、かくしゅイベント


吾輩が買って来たのは

茄子の苗、ししとうの苗、唐辛子の苗

、トマトの苗、パクチーの苗、

総合計500円でした。


それから

娘の家でささやかな大宴会


その後

やっと家に帰って土いじり

我家の庭はいつでも緑化まつり

新緑の雑草に埋まっちゃってて〜

とてもきれいなのでございます!

なんとか植木鉢をかき集めて

買って来た5種の苗は処理しました

料理に使えるようになるのが

楽しみですな〜



公園にイベント多し鯉幟   








 「山亭夏日」

          高駢(こうべん)



緑樹陰濃夏日長  緑樹陰こまやかにして

            夏日長し

楼台倒影入池塘  楼台影さかしまにして

            池塘に入る

水晶簾動微風起  水晶の簾動いて

            微風起こり

満架薔薇一院香  満架の薔薇

            一院香ばし






 「夏の日の山荘」

        (訳詩)はぐれ雲



緑なす樹々 黒々と

夏の日なかの 長きこと

高殿の姿 さかしまに

池の水面に ゆらめいて

水晶のすだれも かすかにゆれて

そよ風のぬけてゆく

棚にあふれる 満開の薔薇の花

その花の香りは 中庭中に漂う


















2016/04/25 23:56:15|自作 詩
初夏の桧林海底に居るがごと







「桧林(かいりん)」

    2016.4.19.

              はぐれ雲


桧(ひのき)の林立 荘厳に

平行して 並び立つ

影は短く 遮られ

薫風そよと 頬よぎる


天空高く 深い森

射しこむ光 束となり

市松模様 鬱蒼と

桧の林立 荘厳に


直ぐな生きざま 伸びに伸び

命も長く 延びに延ぶ


しずかに佇み 天仰ぐ

水面にゆらめく太陽光

吾水底に 仰向けに

神に近ずく 心地なり


のびのびと 鬱蒼と 荘厳に


初夏の桧林海底に居るがごと





先日、俳句の会で吟行に行きました。

御殿場の秩父宮記念公園

入口が森のエントランス

桧林の荘厳さに圧倒されたわけです。



















2016/04/13 21:39:04|漢詩 俳句の参考
壺焼や腕立て伏せを実行中







太鼓の音が聞こえてきます。


今月23,24日、八坂神社の例大祭。

そのための練習をしているのだ。

春の例大祭、毎年やっている。

23日は宵宮

24日はパレード

練習の対象者は小中学生

この音を聞くとまたやってきたか〜っと

季節をそれなりに感じるのである。


我家の庭の花は

紫木蓮、背景の若葉色は白木蓮の新葉

紫と黄緑のコントラストがすばらしい!

もう新緑の季節なのですね〜


白い石楠花も満開です。

白い枝垂れ桃の花もまだ咲いています。

次はどんな花が咲くのでしょうか。





壺焼や腕立て伏せを実行中  









 「 偶題 」


           (明)于謙



薫風何処来  薫風いづれの処

          よりか来たりて

吹我庭前樹  我が庭前の

          樹を吹く

啼鳥愛繁陰  啼鳥

          繁陰を愛し

飛来不飛去  飛び来りて

          飛び去らず






 「 即興詩 」


       
          (訳詩)はぐれ雲



新緑よぎる   初夏の風


わが庭前の   樹を吹きぬ


小鳥また    緑陰を好み


飛び来り    飛び来り


囀り漏れしも  去ろうとせず


















2016/04/09 9:58:52|俳句関連
散り積もる地上の桜雪のごと








花は盛りに、

   月は隈なきをのみ見るものかは。

           徒然草137段



さらに、雨に対(むか)ひて月を恋ひ、

垂れこめて春の行衛(ゆくへ)知らぬも、

なほ、あはれに情深し。


咲きぬべきほどの梢、

散り萎(しを)れたる庭などこそ、

見所多けれ。


、、、、、、なんだとよ〜




吾輩も共感する一人である。

図書館へ行った帰りに、総合公園へ

行ってみた。先日の春の嵐にて

結構散って、花の盛りは過ぎました、が


散り際の風情もいとおかしですか

雪の降るごとくに道路、あたりを

白く染め 

花の盛り以上の美しさなのである。




散り積もる地上の桜雪のごと






まさに

よろづの事も、始め、終り、こそ

をかしけれ。

、、、でございますな〜




















2016/04/07 5:42:58|俳句関連
纏の空を抜けたる雲雀わめいとる






「午前3時49分」


とても静かである


中島みゆきの歌を聞いている

ボリュームをできるだけさげて


「何かの足しにもなれずに生きて

何にもなれずに消えていく」

「石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ

僕と生きてくれ」

命の別名という歌である


ちょっとまえまで酒を飲んでいた

肴は茄子の塩もみピーマンをすこし

まぶして

酒は「大関のものも」


「君が笑ってくれるなら

僕は悪にでもなる〜 君がすさんだ瞳で

強がるのがとても痛い」

空と君とのあいだに という歌である

「こ〜こ〜に〜いるよ〜うつむかないで

空と君とのあいだには今日も

    冷たい雨が降る」


耳をすますと冷蔵庫がかすかに唸って

耳の中は真空のようなエアーポケット

冷蔵庫の唸りが心地よい



のものもをのんでいたちょっとまえは

脳内にほどよい充実の時間帯があって

そんなとき俳句がつぎつぎと浮かんで

きた ないようはばらばらな心象風景



 纏の空を抜けたる雲雀わめいとる



   青空がみえるんだろうな〜



 富山の薬売り風船一つ穴一つ



   紙風船をいつも置いて行ったね



 諸葛菜のおかず買いたる五丈原



   あそこはそうだったよな



 雲梯は苦手だったなチューリップ



   金目公民館の庭にチューリップ

    がきれいに咲いていた

   今日(昨)は句会がありました



 ほろ酔いや李白のみたる春の月



   吾輩の心象風景の中には

    酒と月はすきなときに出てくる




いつのまにか中島みゆきの歌は

静止状態になっておりました

はい これまで