続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/07/05 18:17:00|自作 詩
滴りやとっくんとくとくコップ酒



噴水には水が出ていないとね〜


久しぶりに出ておりました!

水が出ていると人魚の像も嬉しそう

平塚駅南口




もう小学一年生なんですよ〜

どんどんしゃべるようになりました

ますます顔がだれかに似てくるようで〜



相変わらず水遊びが好きなようでして

早く飽きるのを待つのがね〜

しぶとく飽きないですな〜




滴りやとっくんとくとくコップ酒








「 尾瀬への想い 」

        2009.6.4.

             はぐれ雲



上州のはるけし涯(はて)に

白い花の咲き匂う大湿原あり

歩道は長く木にて作られ

人々の流れ絶えるなしと言う


梅雨も近ずく

天垂れる原野に

秘かに濡れる白い花は

水上に浮かぶ月の精


夢の中の神秘の郷は

水流れ鳥の囀る天の愛ずる処

山の端に霞消える頃

白い花は一斉に輝き匂う


雲夢の沢(うんぽうのたく)

    雨の予報も

          夏料理


短夜の

    準備の酒の

          心地良く




















2016/07/04 23:38:00|草枕
梅雨晴れ間天燈とばす鉄路上


追加 台北 十分




「鉄路がメインストリート」

   2016.6.28

             はぐれ雲



街並みは    鉄路の両側

観光客を    なりわいに

鉄輪は     めったに来ない

多分一回    一時間


天燈飛ばすは  鉄路上

ここが一番   便利だと

だれしも思う  メインストリート

鉄輪はほとんど 観光客を運ぶため


鉄路もここは  観光客のため

天にとどけと  メッセージ

どこへ飛ぼうと 没関係

上に揚がれば  天なのさ


禁止行人通行  本来なら入るな鉄路

だがしかしここは メインストリート

みんなで入れば 怖くない

願いを天に   送るため


鉄路の名前   平渓線

むかし運びし  黒いダイヤ

今運ぶのは   夢追う人の群れ群れ

この街の名は  十分(シーフェン)



梅雨晴れ間天燈とばす鉄路上
  






  天燈さん、コメントありがとう!






















2016/07/01 19:17:01|草枕
神隠しに遭いたし九份の納涼(すずみ)





ぞくぞくぞく台北近辺


平渓線の瑞芳駅よりバスで2−30分に

九份の街並みはある。

日本統治時代には金鉱山として発展したが

その後堀り尽され、1971年に閉山

さびれてしまったが、


レトロ調の街並みが見直され

現在は大人気の観光地になっている。


街は海沿いの山間部にあり

吾輩が上ったのは急階段の曲がりくねった

街並みである。

汗だらだらで急階段をのぼって

頂上まで、街並みは平日なのに混雑

この道はメインストリートなのかも


茶芸館やコーヒー店、独特なおみやげや

などが目立つ

途中、海を望むところに出て湾の景色も

好看好看!


宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」

この映画の発想を得たのがこの街だとか


吾輩は漫画やアニメはみないので

「千と千尋の神隠し」のストーリーは

知らないが、神隠しという単語だけには

九份と言う街の雰囲気がぴったりだと

感じたものである。


それはいわゆる

吾輩が神隠しに遭いたい願望を持っている

だけなのかもしれないが



神隠しに遭いたし九份の納涼(すずみ)




いかにも近い昔のいい雰囲気なのである

宵が迫ってくると、酔いもせまってくる

夜景の景も好極了!
















2016/07/01 14:16:00|草枕
ランタンを天にとばして暑気払い





ぞくぞく台北近辺


野柳は台湾北端より少し東側すなわち

太平洋がわとなる

さらに太平洋側を行くと基隆市があり

なおちょっと行くと内陸に平渓線という

今大人気のローカル線が走っている

この線の駅に十分という駅がある

老街むかしながらのなつかしい街並みが

線路沿いに広がっている。


この街は天燈という大きなランタンに

願い事をかいて天へ飛ばす、

いわゆる天燈上げで有名というより

観光客めあての天燈上げだけの町

のようにみえる。



梅雨晴れ間天燈飛ばす平渓線




十分には台湾唯一の炭坑があって

石炭運搬ように平渓を作ったとか

天燈とばしはむかしは旧正月の

行事だったそうだが、現在は一年中

願いを書いて天にとどける

絵馬のような意味合いがあるようだ。


平渓線は十分から瑞芳までのったが

時折見える渓谷、吊り橋、トンネル、

滝、などもあり、

鉄道マニアにはたまらない

散策地のようである。トロッコにも

乗れるそうな。



ランタンを天にとばして暑気払い


















2016/07/01 12:52:03|草枕
くびれ深き野柳の奇岩雷雨過ぐ





吾輩は方向音痴である。

したがって地図だけが頼りなのである。


ぞく台北近辺である


台北市の北の方に北投温泉

さらに北の方に陽明山国家公園があり、

その東の方向の海岸に野柳がある。


台湾はユーラシアプレートとフィリピン

プレートのぶつかり合いにより

隆起したものであるとか

そうしてそのごそのあとに砂岩が

風雨にさらされ、海水に浸食たりして、

ほんでもってなん億年かが経って

野柳の奇岩ができたそうな


論より証拠で奇岩だけは奇である。

あと信じるか信じないかは

興味があるかないかに

かかっているのである。



くびれ深き野柳の奇岩雷雨過ぐ



これらのくびれはあと何年

もつのであろうか?



来る途中では激しい雷雨雷鳴に

遭ったのではあるが〜